イルミーゼ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

イルミーゼ [編集]

No.314 タイプ:むし
通常特性:どんかん(メロメロ状態にならない・「ちょうはつ」を受けない)
     いろめがね(相手に半減される技のダメージが2倍になる)
隠れ特性:いたずらごころ(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する)
体重  :17.7kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
悪戯心/虫HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
イルミーゼ654775738585430どんかん/いろめがね/いたずらごころ
バルビート657375478585430はっこう/むしのしらせ/いたずらごころ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/いわ
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第三世代出身の単むしタイプ。対の存在であるバルビートと比較して、こちらは特殊寄り。
種族値は全体的に低水準だが、いたずらごころによる多彩なサポートが持ち味。
とはいえ習得技の大半はほかのいたずらごころ持ちも使用できるもので、微妙な耐性と耐久では差別化が難しい。
バルビートと違いほたるびを覚えず、積み技自体がせいちょうぐらいしか無いので、バトンタッチ要員としても今ひとつ。

現環境のほかのいたずらごころ持ちが覚えない技はあまいかおり、なかよくする、ねがいごと、メロメロの4つ。
なかよくするとメロメロは論外として、あまいかおりはダブルではりきりやふぶきなどの命中サポートに役立つ。
ねがいごとはHPの低さから回復量は少ないが、お膳立てした後の散り際に先制で使うことで後続の消耗を抑えることができるので、積みアタッカーとの相性が良好。

新規習得技は大半が攻撃技。追加効果が優秀な技も多いが、中速低耐久のイルミーゼで生かすのは少々厳しい。
実用的な変化技はトリック程度。技としては優秀だが、同効果のすりかえも含めいたずらごころと両立できるポケモンは多い。
失った技で有用なものはいばる、どくどく、かげぶんしん。搦め手がやや弱体化している。

ほかのいたずらごころとの習得技比較はノートにあります。



特性考察 [編集]

どんかん
メロメロ・ちょうはつを無効化。
サポーターとしてちょうはつによる妨害を防げる点はうれしいが、いたずらごころの行動保障が強力であるため、候補外。
いろめがね
「こうかがいまひとつ」の技のダメージが2倍(半減→等倍、1/4→半減)になる。無効耐性には影響しない。
効果自体は優秀だが、単タイプかつ低種族値、かつ強力な積み技を覚えないイルミーゼでは生かせないので候補外。
いたずらごころ
隠れ特性。自分が使う変化技の優先度が1上昇する。対のバルビートとともに虫タイプでは唯一の所持者。
変化技主体のイルミーゼと相性が良く、基本的にこれで確定。努力値を素早さではなく耐久面に振ることも可能。
あくタイプやサイコフィールド、先制技無効特性に注意。
自身を対象とした変化技は通常通り使えるため、ねがいごとやおいかぜによるサポートには影響しない。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
むしのさざめき90(135)100特防↓10%タイプ一致技。みがわり貫通。
むしのていこう50(75)100特攻↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
まとわりつく20(30)100拘束ダメタイプ一致技。しめつけバンドや妨害技と併せて。
シャドーボール80100特防↓20%対ゴースト。虫技と併せて全18タイプに等倍以上。
エアスラッシュ7595怯み30%でんじはと併せたまひるみ戦術に。
10まんボルト90100麻痺10%対飛行。虫技と併せて全18タイプに等倍以上。
かみなり11070麻痺30%雨下で必中。
マジカルシャイン80100-対竜。ダブルでは相手全体攻撃。
テラバースト80<120>100解説参照テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
とびつく50(75)100素早さ↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。
とんぼがえり70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。後続の無償降臨に。
くさわけ50100素早さ↑とびつくと選択。バトン型ならこちらの方が活きやすい。
でんこうせっか40100優先度+1タスキやがんじょうで耐えた相手などに繰り出すなら。
変化技タイプ命中解説
せいちょう-攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。バトンタッチと併せて。
アンコール100起点作りに。先制アンコールは強力。
でんじは90妨害技。全抜きエース阻止に。
あまえる100妨害技。物理アタッカー対策。
あやしいひかり100妨害技。ローリスクローリターン。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。リフレクターは覚えない。
みがわり-変化技対策や、でんじは・あやしいひかりと併せて。
はねやすめ-回復技。先制でも耐性に影響しない。
つきのひかり-回復技。天候変化に注意。
ねがいごと-回復技。主にサポート用。いたずらごころ持ちでは唯一の習得者。
バトンタッチ-積み技やみがわり、各種ほけん等と併せて。
トリック100メガネやスカーフ、こうこうのしっぽと併せて。
にほんばれ-サポート用。天候始動・上書きに。
つきのひかりとせいちょうが強化されるが、炎技も強化される点に注意。
あまごい-サポート用。天候始動・上書きに。
炎技の威力が半減するが、ぼうふう必中化とつきのひかりの回復量低下に注意。
あまいかおり100相手全体の回避率↓↓。ダブルでの補助に。自身も雨に頼らずかみなりを当てられる。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
マジカルシャインドラゴンあくへの耐性の獲得。
10まんボルト
かみなり
まひ無効。でんじは等で起点化してくる相手に切り返し、アンコールで縛る。
サブウェポンに電気技が多く攻撃面でも相性が悪くないうえ、弱点も少ない。
テラバースト耐性が優秀。先制あまえるがあるので、水タイプの物理アタッカーにはめっぽう強くなる。
ギガドレイン
ソーラービーム
粉技や宿り木を無効。アンコールで上から縛ることで流せるように。炎が一貫する。
テラバースト毒・猛毒無効。格闘耐性も維持。耐久型向き。
テラバーストでんき無効。
シャドーボールノーマル・格闘無効。カイリューのしんそく等の対策に。
バインド技でキャッチされない点も優秀。
テラバースト4タイプへの耐性。そのうち炎は元が弱点なのでスイッチでき、相性は悪くない。
ただしフェアリータイプのアタッカーに弱くなる。
テラバーストエスパー無効、いたずらごころの変化技無効。
イルミーゼより早いいたずらごころ持ちからの挑発を防ぐ。
テラバースト良耐性。炎が一貫する。あまえると併せて。
+  採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

いたずらごころサポート型 [編集]

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BorD252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ゴツゴツメット/きあいのタスキ/こうこうのしっぽ(トリック用)
確定技:アンコール
変化技:あまえる/ひかりのかべ/でんじは/ねがいごと/おいかぜ/つきのひかりorはねやすめ/あやしいひかり/バトンタッチ/トリック
攻撃技:むしのさざめきorむしのていこうorまとわりつく/とんぼがえり

変化技読みで繰り出しアンコールをしたり、でんじはやあまえるなどを撒いていく。
仕事を終えたらねがいごとやバトンタッチで撤退。

攻撃技を1つ入れておかないと、ちょうはつでわるあがきしかできなくなるので注意。
あくタイプ対策となるむしのさざめきは、C無振り/特化問わず無振りサザンドラが確2。
もともと火力には期待できないポケモンなので、撤退用のとんぼがえりが無難だろう。


対ポケモン名 [編集]

注意すべき点
いたずらごころ+おいかぜ、あまえる、アンコール、トリック等の変化技によるサポートや妨害。
いたずらごころ無効のあくタイプは一致むし技で弱点を突かれる。
対策方法
より速いいたずらごころ+ちょうはつが最適だが、能力値は低く、速攻で一致弱点を突いて落とせば被害を抑えられる。
バンギラスならあまえる等の妨害技無効、すなおこしで特殊むし技のダメージを軽減できタスキも潰せる。

外部リンク [編集]