ネッコアラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ネッコアラ [編集]

No.0775 タイプ:ノーマル
特性:ぜったいねむり(常にゆめうつつ状態で他の状態異常とねむけ状態にならない。技などは普通に使える。)
体重:19.9kg (けたぐり・くさむすびの威力40)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ネッコアラ6511565759565480ぜったいねむり

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第七世代で登場した単ノーマルタイプ。種族値は全体的に低水準だが、攻撃が高め。
最大の個性は専用特性・ぜったいねむり。独自の状態異常「ゆめうつつ」に常にかかり続けるというもの。
眠り状態の時のみ使用できる技を使え、眠り状態の時のみ受ける技は常に食らってしまうが、それ以外はほぼ形だけの状態異常。
状態異常にかかっていることには変わりないため、火傷や眠り、毒に麻痺をシャットアウトできる。あくびで流されることもない。

技方面は基本的に攻撃技が中心。ノーマルらしく範囲も広く、状態異常で止まらないアタッカーとして運用できる。
短所は半端な鈍足と耐久の無さで、特に物理耐久はかなり低く一致等倍から致命傷になりかねない。
搦め手には強い一方で真正面からの殴り合いはあまり得意ではない。活躍させるのであれば入念にサポートしてやりたいところ。

第九世代では豊富な攻撃技を獲得。実用的なものだけでもけたぐり、ダストシュート、タネばくだん、アイススピナー、きしかいせい。
ゴーストに無効化されない素早さ低下手段としてがんせきふうじ、自分の素早さを上昇させる新技・くさわけも獲得している。
反面、前世代で技自体がなくなったおんがえしの他、どくどく、とっておきを習得できなくなった。全体的に搦め手が弱体化している。
前作から引き続き習得する一致技はじたばた、ギガインパクト、あばれると少々癖が強め。
威力は落ちるがのしかかりを新規習得しているので、安定択が欲しいのであればこれを使用することになる。
ちなみに眠り状態ではからげんきは強化されない。他の状態異常にかからない以上、のしかかりの下位互換となるので候補外。

碧の仮面では失っていたはたきおとすが復活、いかりのまえばを新規習得した。
藍の円盤ではがむしゃらが復活した他、高威力の一致技としてすてみタックルを新規習得した。



特性考察 [編集]

ぜったいねむり
専用特性。第二特性や隠れ特性は存在しない。状態異常「ゆめうつつ」になることで、他の状態異常とねむけ状態から身を守る。
どくどくを用いた持久戦に強くなる他、物理アタッカーでありながらおにびが効かないのは優秀。
また、攻撃技を誘うことでふいうちも決めやすくなる。
混乱やメロメロなど、ねむけ以外の状態変化はそのまま受ける点に注意。
+  ゆめうつつの仕様

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。反動は痛いが高威力で使いやすい。
あばれる120(180)100行動固定タイプ一致技。行動固定が痛い。特性で混乱は防げない。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。威力は高くないがクセがない。
あくびとの競合を無視すれば追加効果も優秀。
じたばた~200(300)100-タイプ一致技。物理相手ならタスキと合わせて最大火力を狙いやすい。
ウッドハンマー120100反動1/3対岩。反動が痛い。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対岩・鋼。高威力だが攻撃が下がる。インファイトは覚えない。
じしんと比べて等倍に抑えられやすいが、悪には有効。
けたぐり20~120100相手の体重依存威力は100kg以上で威力100、200kg以上で120。攻撃低下を嫌う場合に。
ローキック65100素早↓100%対岩・鋼。追加効果が優秀。
じしん100100-対岩・鋼。相性補完に最適。ダブルでは周囲全体攻撃。
じだんだ75/150100技失敗で威力倍同上。ダブルでの単体攻撃用に。10まんばりきは覚えない。
じならし60100素早↓100%対岩・鋼。威力は低いが追加効果が優秀。
じゃれつく9090攻撃↓10%格闘・ドラゴン・悪に抜群で範囲は広い。無効タイプ無し。
アイススピナー80100フィールド破壊念願のこおり技。じしんを主力にする場合に。
いわなだれ7590怯み30%炎・飛行・虫複合に。怯みは狙いにくい。無効タイプ無し。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。無効タイプなし。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。後続の無償降臨を狙いやすい。
アクロバット55/110100-オボンのみやきあいのタスキ等の消費アイテムとあわせて。
ふいうち70100優先度+1対ゴースト。高火力の先制技。変化技を撃たれにくいので好相性。
はたきおとす65/97100道具排除対ゴースト。追加効果が優秀。
なげつける-100道具消費持ち物で効果が変化。特性のおかげでかえんだまも持たせやすい。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。急所なら高火力。
ダストシュート12080毒30%対フェアリー。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。対物理受けに。ゴーストには無効。
がむしゃら-100-優秀な削り技。ふいうちや鈍足と相性がいい。ゴーストに無効。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
うたう55起点作りに。からぶりほけんとの併用も可能。
つるぎのまい-攻撃を強化。状態異常には強いが、全抜きは狙いにくい。
ビルドアップ-攻撃・防御を補強。耐久も上げられるが、遂行速度は下がる。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。交代読みで。
あくび-流し技。起点作りに。
ねごと-特性により常に使える。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
あばれる
のしかかり
ギガインパクト
タイプ一致補正が2倍に。ただしすてみタックル、のしかかり以外は癖があるため扱いにくい。
テラバースト火傷は元から特性により無効。
テラバースト解説
テラバースト解説
ウッドハンマー
くさわけ
タネばくだん
粉技無効だが、元から特性で無効化できる。耐性が悪いので優先度は低め。
アイススピナー
テラバースト
解説
ばかぢから
けたぐり
ローキック
かわらわり
テラバースト
技に癖あり。耐性もあまり良くないため優先度は低い。
ダストシュート
テラバースト
格闘半減で技威力は高いがややピンポイント気味か。毒状態は元から特性により無効。
じしん
じならし
じだんだ
鋼を意識するなら。
アクロバット
テラバースト
格闘半減。道具を消費していれば火力も出る。
しねんのずつき
テラバースト
格闘半減。ゴーストには弱くなる。
とんぼがえり
テラバースト
とんぼ返りの火力上げ。起点作りをするなら。
いわなだれ
がんせきふうじ
テラバースト
解説
シャドークロー
テラバースト
格闘無効。エスパー同様ゴーストに弱くなるが、対面からはまず撃たれないので相性自体はいい。
ただしたたりめで致命傷を受けかねないので注意。
テラバースト解説
ふいうち
なげつける
テラバースト
格闘が一貫するが、ゴーストを意識するなら。ただし汎用技はテラバーストかふいうち程度。
いたずらごころ耐性の獲得。
アイアンヘッド
テラバースト
解説
じゃれつく
テラバースト
ゴースト弱点を等倍に、強力な物理が多い格闘・ドラゴンを半減にできる。
キノガッサにも。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり
努力値:HAベース 耐久・素早さ調整
持ち物:オボンのみ/こだわりハチマキ/たつじんのおび/とつげきチョッキ
確定技:あばれるorのしかかり
選択技:じゃれつく/じしん/ふいうちorはたきおとす/ウッドハンマー/とんぼがえり/アイススピナー/けたぐり/がんせきふうじ
変化技:あくび/つるぎのまい

スタンダードな物理アタッカー型。豊富な技を活かして戦う。
シンプルながら、状態異常耐性により安定した性能を発揮できる。
アタッカーとの撃ち合いになりやすいため、ふいうちの優先度が高い。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ネッコアラ [編集]

注意すべき点
特性により状態異常が効かない。搦め手で戦うポケモンにとっては厳しい相手。
あくびや麻痺撒きでの起点作りも阻止されてしまうため、パーティ単位で打撃を受けるケースも。
高めの攻撃と豊富なサブウェポンを持ち、物理アタッカーとしても優秀。
対策方法
高火力の物理技で上から叩く。格闘タイプなら一致弱点を突け、ふいうちも半減で受けられるが、じゃれつくには注意。
おにびは効かないが、いかくは有効。接触技が多いのでゴツゴツメットやさめはだでも削れる。

外部リンク [編集]