ザングース - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ザングース [編集]

No.0335 タイプ:ノーマル
通常特性:めんえき(どく状態にならない)
隠れ特性:どくぼうそう(どく・もうどくの時、物理技の威力が1.5倍になる)
体重  :40.3kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
毒暴走/根性NHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ザングース7311560606090458めんえき/どくぼうそう
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん
イキリンコ緑/青829651455192417いかく/はりきり/こんじょう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第三世代出身の単ノーマル。高めの攻撃とやや早めの中速帯な素早さ以外は低水準。
専用特性のどくぼうそうこんじょうの毒専用バージョンで、からげんきとのコンボが強烈。
今作では一致こんじょう+からげんきはガチグマイキリンコのみ。
積み技やサブウェポンも揃えており、低耐久なのでサポートは必須だが高い制圧力を発揮可能。

今作ではダストシュート、タネばくだん、しねんのずつき、きしかいせい、つけあがる、ギガインパクトなどを習得。
後続補助向けにローキックも獲得した他、すりかえも覚えていのちがけと両立可能なのは他にハブネークのみ。
また、微妙に物足りないSを補強できるこうそくいどうも習得。低耐久故サポートは必要だが、全抜きも以前より狙いやすくなった。
第八世代でおんがえしが廃止されたが、前述の通り、からげんきを軸にするのであれば影響はない。
失った技は数こそ多いが、実用的なものはじごくづき程度。
Zワザ、ダイマックスの廃止でみきりの信頼性が上がり、どくぼうそうを発動させやすくなった点も嬉しい。
藍の円盤ですてみタックルを再習得。どくぼうそう以外の戦術でもある程度の火力を確保しやすくなった。

なお何故かタマゴ技が削除されたが、アイアンテールと廃止されたかまいたち以外はすべて思い出しかレベルアップ(メタルクローのみ)で習得可能。
この仕様はDLC配信後も修正されていない。



特性考察 [編集]

めんえき
毒・猛毒を防げる。SVでは特性でどくびしを撒けるキラフロルからタスキを守るのに使える。
悪い特性ではないのだが、ザングースは耐久が低くどくぼうそうの存在もありどくどくは撃たれにくい。
また、どくどくだまで自ら毒になればその他の状態異常もまとめて防げる。
どくどくだま以外を持たせる場合は一応候補となる。
どくぼうそう
隠れ特性かつ固有特性。毒・猛毒状態の場合に物理攻撃技の威力が1.5倍となる。
似た効果のこんじょうと違い火傷や麻痺では発動できず、事実上の下位互換。
それでも発動時の火力は相当なもので、一致からげんき(火力指数:57645)や広い技範囲を活かす事ができる。
どくどくだま+まもるorみきりでおにびやでんじはを防いで発動可能。
瞬間的な火力が魅力的なので、基本的にはこちら。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
からげんき70(105)→
140(210)
100状態異常で
威力倍増
タイプ一致技。どくぼうそう・どくどくだまとあわせて。
2倍弱点より、等倍からげんきの方が高威力を出せる。
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。どくぼうそう以外の戦術でのメインウエポン。反動が痛い。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。すてみタックルの反動を嫌う場合に。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。対面性能の向上に。
フェイント30(45)100優先度+2タイプ一致技。タスキ潰しに。他の先制技より速い。
インファイト120100防御・特防↓対いわ・はがね。能力低下のデメリットは小さい。
ほのおのパンチ75100火傷10%対はがね。ハッサムサーフゴーに。
はたきおとす65→97100道具排除
+威力1.5倍
対ゴースト。追加効果が優秀。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。ミミッキュに。
タネばくだん80100-新規習得。対水×地面ピンポイント気味。
なげつける~130100持ち物によるどくどくだまの発動後に投げつけて相手を猛毒に。そのときの威力は30。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。耐久は低いのできあいのタスキと合わせるなら。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80(120)100-通常時はタイプ一致の特殊技。
自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
いのちがけ-100自分瀕死最大180ダメージ(無振り105族まで)。スカーフとあわせて。
しかし、単純に突っ込むだけではムクホークの劣化なので工夫が必要。
変化技タイプ命中解説
みきり-どくぼうそうの発動に。まもるに比べてふういんで妨害されづらい。
みがわり-変化技対策や、どくぼうそうの発動に。
でんじは90通りの良い妨害技。交代先を考慮して。
かなしばり100相手の主力技を防ぐ。耐久が低いので使いづらい。みきりとの併用も。
すりかえ100新規習得。どくどくだまやスカーフとあわせて。
つるぎのまい-攻撃を強化。先制技とあわせて。
こうそくいどう-新規習得。素早さを強化。どくぼうそうと合わせて全抜きを狙う。
はらだいこ-決まれば超火力を出せるがただでさえ低耐久のためお膳立ては必須。
はらだいこ+どくぼうそうが決まれば、A252でんこうせっかでB4ガブリアスを確1という脅威の火力に。
バトンタッチ-新規習得。積み技やみがわりとあわせて。現環境で唯一はらだいこと両立可能。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
からげんき
のしかかり
ギガインパクト
フェイント
更なる火力補強に。
フェイントが威力90の先制技になる。
ほのおのパンチ解説
テラバースト解説
かみなりパンチ解説
タネばくだん解説
れいとうパンチ解説
インファイト
けたぐり
ローキック
かわらわり
解説
どくづき
ダストシュート
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト
つばめがえし
解説
テラバースト
しねんのずつき
解説
テラバースト
シザークロス
解説
テラバースト
いわなだれ
がんせきふうじ
解説
テラバースト
シャドークロー
格闘無効。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

どくぼうそうアタッカー型 [編集]

特性:どくぼうそう
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252 H4orD4
持ち物:どくどくだま
確定技:からげんき
優先技:みがわりorみきり
攻撃技:でんこうせっかorフェイント/インファイト/ほのおのパンチ/はたきおとす/タネばくだん/シャドークロー/はやてがえし
変化技:つるぎのまいorはらだいこ/こうそくいどう

みがわりorみきりでどくどくだまを発動させ、どくぼうそうからのからげんきで攻める。
以前からあるザングースの基本型だが、からげんき以外の技の採用率は環境により異なる。

からげんき威力140×タイプ一致1.5倍×どくぼうそう1.5倍=315。無補正A振りで指数52605。A特化なら指数57645。
弱点は突けないが、無補正A振りでも無振りガブリアスを乱1(68.8%)、A特化なら確1にするほどの火力により安易な後出しを許さない。

耐久が低いので、ザングースより素早いポケモン全般に弱い。
逆にザングースの方が素早さが上なら滅法強いので、変化技をみがわりにしておくと動きやすい場面が多い。
みきりだとどくどくだまを発動させても次ターンの攻撃で落ちるが、みきり読みの変化技or交代を更に読んでみがわりを残せれば大きなアドバンテージになる。

半端なすばやさをおいかぜ等でカバーすると動きやすい。
全抜きも充分視野に入る火力と攻撃範囲を持っているので、サポートする価値はある。
その場合は性格をいじっぱりにして更に火力を上げる選択肢もある。

はらだいこを覚えるが、まともに攻撃を受けつつ積むのは壁サポート込みでも厳しいものがある。
味方のアンコールサポートで相手の動きを縛ったり、交代読みでの使用前提が現実的か。

+  サポートについて補足

スカーフすりかえいのちがけ型 [編集]

性格:ようき
特性:めんえき
努力値:H252 S調整 残りABD
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:すりかえ/いのちがけ
攻撃技:のしかかり/インファイト/がんせきふうじorこごえるかぜ
変化技:かなしばり/でんじは

初手いのちがけで1:1交換するか、すりかえ+いのちがけでの妨害を図る。
H252振り時のHPは180で、無振り105族のHPに相当。
補正有り244振りでも準速スカーフガブリアスまで抜けるため、仮想敵に合わせて調整。

ハブネークとは素早さやかなしばりで差別化。
へびにらみもでんじはで代用可能。

はらだいこバトン型 [編集]

特性:どくぼうそうorめんえき
性格:ようき/いじっぱり
努力値:H252 耐久調整 残りS
持ち物:オボンのみ/こだわりスカーフ/クリアチャーム/カムラのみ
確定技:はらだいこ/バトンタッチ
攻撃技:でんこうせっかorフェイント/インファイト/ギガインパクト/のしかかり
変化技:すりかえ/でんじは/ちょうはつ/かなしばり/みきり

はらだいことバトンタッチを合わせて後続を激強化する型。
HP252振りで実数値180となり、ちょうどオボンのみを発動させられる。
そうでない場合はH244振りで定数ダメージに備えたい。

しかし、耐性や耐久種族値に難があるため、決めるのには工夫がいる。
ちょうはつやかなしばりで妨害要員を封じたり、すりかえでスカーフを押し付けてから使うべきか。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対ザングース [編集]

注意すべき点
特性どくぼうそうにより高い火力を発揮できる。
どくぼうそうで強化されたタイプ一致からげんきの威力は、こだわりハチマキ持ちオノノクスのげきりんに匹敵する。
相性有利な耐久型もサブウェポンやつるぎのまいで突破される恐れがある。
ザングースより素早い速攻低耐久アタッカーは先制技で痛手を負わされる。
第九世代からバトン戦法も可能となったので油断出来ない。
対策方法
持ち物はどくどくだまでほぼ固定なため、きあいのタスキやこだわりスカーフを考慮する必要性は薄い。
ザングースより素で素早いポケモンや、こだわりスカーフ持ちで早急に倒してしまうのが最も安定する。
耐久力は低めなので、一致等倍の高火力技で落とせる。

外部リンク [編集]