テラパゴス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

テラパゴス [編集]

No.1024 タイプ:ノーマル
通常特性:テラスチェンジ(場に出た時テラスタルフォルムにフォルムチェンジする)
テラスタルフォルム特性:テラスシェル(HP満タン時に受ける技のタイプ相性をいまひとつにする)
ステラフォルム特性:ゼロフォーミング(テラスタルした時天候・フィールドを消す)
テラスタルフォルム体重:16.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
ステラフォルム体重:77.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
テラパゴス(ノーマル)906585658560450テラスチェンジ
テラパゴス(テラスタル)959511010511085600テラスシェル
テラパゴス(ステラ)16010511013011085700ゼロフォーミング
禁止級ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
テラパゴス(テラスタル)959511010511085600テラスシェル
アルセウス120120120120120120720マルチタイプ

※仕様上、ノーマルフォルムで戦う事はない。


ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第九世代DLC「藍の円盤」で登場した禁止級伝説。
特性テラスシェルはHP満タン時に受けるダメージをすべていまひとつの相性にするというマルチスケイルの上位互換のような特性を持つ。
特性こそ強力だが、合計種族値600で配分も尖っていないため禁止級としては貧弱。

このポケモンの真価はテラスタルすることで発揮される。タイプはステラで固定。
テラスタルすると更なるフォルムチェンジを行い、合計種族値が700と禁止級の中でもトップクラスの数値に上昇する。
特にHP種族値が大幅に向上して耐久力が上がり(フォルムチェンジ時にHP最大値の上昇分だけ現在HPを回復する)、特攻も130と最低限の数値が確保される。
攻撃は105だが、高威力の技が揃っているので物理型も視野。攻撃>特攻ならテラクラスターも物理技に変わる。
さらにテラパゴス専用の仕様として、ステラタイプのテラスタルによる威力補正を回数制限無く受けられる
このため、実質的に全ての技の威力が1.2倍(ノーマルタイプの技に限っては威力2倍)になっているようなものとなり、数値以上の攻撃性能を発揮する。
感覚的には、ノーマル一致テラスタルに加えてサブウェポンも軒並み強化される、といった具合。
積みアタッカーの天敵であるメタモンのかわりもの及びへんしんを受け付けなくなるという嬉しいオマケもついている。

専用技テラクラスターは普通に撃つ分にはノーマルタイプの技だが、テラスタルした状態で放つとステラタイプとなり、全タイプに等倍がとれる点が特徴。
抜群を取れる機会は少ないが、テラスタルでの耐性変更と交代による受けの両方が意味を成さず、等倍であっても他のポケモンとは一線を画す一貫性の圧力を誇る。
ノーマル技でなくなるため本来のタイプ一致補正は失われるが、ステラによる1.2倍補正は受けられる。

一方で他のノーマル技は取り回しの悪いはかいこうせんを除いて次点が威力80のトライアタックであり、抜けた一致火力を発揮しづらい。
あらゆるサブウェポンを高い威力で使いこなせるのがテラパゴスの魅力であるため、仮想敵はある程度具体的にしたうえで何を覚えさせるかチョイスしたい。
攻撃技が豊富な一方で補助はあまり得意でなく、実用的な技はいくつかの積み技とステルスロック・じゅうりょく・どくどく・ほえるくらい。
ねむる以外の回復手段も持たないので、持ち前の耐久力が尽きる前にどれだけ攻撃を通してダメージを稼げるかが運用上の重要事項となる。

問題点としては、テラスタルしないと他の禁止級伝説ポケモンと渡り合うだけの数値が備わらず、アタッカーをやらせたい場合にはどうしてもこのポケモンにテラスタル権を使わざるを得ないということ。
特に、禁止級の枠数が限られるルールにおいてはエースアタッカーとしての役割を期待されがちであり、戦術を柔軟に切り替えることが難しくなる。
テラクラスターというあらゆる相手に通る技を持っているとはいえ、かくとうタイプの伝説ポケモンと正面から殴り合うような無理までは流石にできない。
テラパゴス自体のやりたいことは読まれきっている以上、単体の性能に頼り切らず、パーティ全体でいかにテラパゴスの性能を押し付ける道筋を作ってやれるかが活躍の鍵となる。

HP調整がやや難しいのも留意。
テラスタルフォルムでHP無振りにすると実数値170と偶数になるが、ステラフォルムに変化した際に実数値235と奇数に変わる。
どちらのフォルムを多用するかによって調整しておきたい。
たべのこしを持たせる場合、テラスタルフォルム時の実数値が16nになる172振りまたは44振りにしておけば、同時にステラフォルム時の実数値が16n+1になり常に回復効率が最大になる。



特性考察 [編集]

テラスチェンジ
場に出た時にテラスタルフォルムになる。実質的に演出の一種。
特性なし状態やかがくへんかガスを含むあらゆる効果をもってしても無効化できないため、テラパゴスがノーマルフォルムのまま戦うことはない。
ただしイリュージョンによりノーマルフォルムのテラパゴスに化けたポケモンはこの特性を持たないため、ノーマルフォルムの姿のまま戦うことになるので偽物だと即バレる。ゾロアークと同時採用する際は留意すること。
テラスシェル
HP満タンの時に受けるタイプ相性がいまひとつになる。この特性により行動が保証されやすい。
マルチスケイルとは、弱点を突かれた際の軽減率で勝る、元から半減のタイプや特性いろめがね持ちに攻撃された場合は効果がない、半減実やじゃくてんほけんが発動しない、1回の連続攻撃技による全てのダメージを減らせるといった差がある。
また、ステラタイプのテラバーストとテラクラスターに対しても発動する。
もともと無効耐性しか持たないノーマルタイプなので、実質的にマルチスケイルの上位互換と言える。
かたやぶりによる貫通は注意。特に禁止級ではかたやぶり性能を持つ技が多いため気を付けること。
また、オーガポンのおもかげやどしと同様に、ステラフォルムになるとこの特性が消えてしまう。
ねむるなどでHPを回復させる場合などは注意。
ゼロフォーミング
テラスタルした時に場の天候、フィールドを消す。
消した後再度天候、フィールドの展開はできるためレックウザのエアロックとは使い勝手が異なる。
天候・フィールド依存の強化を打ち消せる他、エレキフィールドを貼られてしまっている状況で強引にねむるなどの使い方もできる。
味方側の展開した天候・フィールドも消してしまうため、それらをテラパゴスが活用したい場合には邪魔になることもある。
発動機会はテラスタルした時の1回きりなため注意。一度交代して再度場に出したときは発動しない。
また、いくら高耐久とはいえ耐性に乏しい単ノーマルかつ、禁止級の中では遅い部類なので、
この特性があるからと言ってタイマンを制することが出来るかは別問題。特にコライドンは晴れを打ち消しても一致弱点を突かれるので要注意。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
テラクラスター120(180)100解説参照テラスタル時に攻撃>特攻なら物理技となり、ダブルでは相手全体攻撃となる。
テラスタル後は全タイプに等倍がとれるが、仕様によりタイプ不一致となり、
ノーマル等倍の相手だとテラスタル前より威力が下がる点に注意。
なお、テラバーストは覚えない。
トライアタック80(120)100麻痺/火傷/凍り20%タイプ一致技。テラスタル後はタイプ一致補正込みで威力160になる。
テラスタル後のテラクラスターよりわずかに高威力。
はかいこうせん150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致特殊最高火力。威力300でトライアタック2発分に相当する。
反動は手痛いが、問答無用で敵を倒したい場合は一考。
先制技を持たず、先手を取りづらいので一撃で仕留める意義は大きい。
ウェザーボール50(75)/100100天候で威力倍
+タイプ変化
タイプ一致技だが、基本的には天候と併せる形になる。
晴れor雨で威力150。ゼロフォーミングとは相性が悪いので注意。
だいちのちから90100特防↓10%対鋼・電。ノーマルとの相性補完がよい。
ねっさのだいち70100火傷30%追加効果重視。
かえんほうしゃ90100火傷10%対鋼。だいもんじは覚えない。
10まんボルト90100まひ10%対水、飛行。
かみなり11070まひ30%カイオーガ重視。だがゼロフォーミングとの相性が悪い。
れいとうビーム90100凍り10%対草・竜。
むしのさざめき90100特防↓10%伝説はエスパーが多いので環境次第か。
パワージェム80100-ホウオウピンポイント。
メテオビーム12090溜め技
特攻↑
溜め技。同じく対ホウオウ
積みながら殴れるが、パワフルハーブ必須。
ラスターカノン80100特防↓10%対フェアリー。
なみのり90100-対炎。
はどうだん80-必中対悪、鋼、ノーマル。
アシストパワー20~100-能力ランクが1上がるごとに威力+20。
あくのはどう80100怯み20%対エスパー・ゴースト。遅いのでひるみは狙いにくい。
マジカルシャイン80100-対ドラゴン、格闘。
エナジーボール90100特防↓10%グラードンカイオーガ
ソーラービームはゼロフォーミングとの相性が悪い。
りゅうのはどう85100-対ドラゴンだが、普通はマジカルシャインで良い。
物理技タイプ威力命中効果解説
すてみタックル120(180)100反動ダメージ1/3タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
同条件トライアタックに比べて約1.29倍の威力を発揮できる。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。性能安定だが、火力不足。
からげんき70/140
(105/210)
100状態異常で
威力倍増
タイプ一致技。状態異常の保険として。
ギガインパクト150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致物理最高火力。
テラスタル時A特化+いのちのたま以上の強化アイテムで
防御特化ハピナスを確1に。
反動は手痛いが、問答無用で敵を倒したい場合は一考。
先制技を持たず、先手を取りづらいので一撃で仕留める意義は大きい。
こうそくスピン50(75)100設置技破壊
拘束解除
素早さ↑
タイプ一致技。行動保証を破壊しつつ素早さ補強。
テラスタル時は補正込みで威力120とダメージもそこそこ出る。
ただし、繰り出した際に相手がゴーストタイプだと素早さを積めない。
ボディプレス80100-Aに振らなくてもそれなりに火力が出る。
からにこもるは覚えるが、てっぺきは覚えない。
サンダーダイブ10095外すと反動威力は高いが、外すと反動が痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
ワイルドボルト90100反動1/4対水飛。カイオーガに。反動が痛い。
かみくだく80100防御↓20%対超、霊。ラウドボーンバドレックス黒馬などに。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎、虫、飛行。命中不安。
いわなだれ7590怯み30%命中安定。ダブルバトル用にも。
しねんのずつき8090怯み20%対格闘として。素早さを上げれば怯みを狙いやすい。
アイアンヘッド80100怯み30%対岩、フェアリー。
アイススピナー80100フィールド除去追加効果が優秀だが、特性と効果が被る。
フレアドライブ120100反動1/3
火傷10%
鋼対策。高威力だが反動が痛い。
じしん100100-鋼対策。伝説戦では通りがよい。
変化技タイプ命中解説
めいそう--特攻・特防を補強。特殊方面を補える。
ロックカット--素早さを一気に補強。
アンコールやちょうはつに注意。
ステルスロック-テラスシェルによる行動保障を活かして。
ほえる-ステルスロックと合わせて。
どくどく90耐久型と相性がよい。
他のポケモンをテラスタルさせた場合のダメージ源としても。
じゅうりょく-専用の構築で。
ねむる-HP・状態異常共に全回復。高耐久と相性の良い唯一の回復技。
この技を活用する為にあえてステラフォルムにならない手も。
ねごと、もしくはカゴのみを併用して採用。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ステラテラクラスターこのテラスタイプで固定。変更は不可能。
テラクラスターがステラタイプとなり全タイプに等倍がとれる。
専用の仕様として、威力補正を回数制限なく受けられる。

型考察 [編集]

素早さ積み型 [編集]

特性:テラスシェル→ゼロフォーミング
持ち物:オボンのみ/マゴのみなど混乱実/ラムのみ/たつじんのおび/おんみつマント/いのちのたま/あつぞこブーツ/ノーマルジュエル
    とつげきチョッキ(こうそくスピン限定)

特性を盾にロックカット、もしくはこうそくスピンを積む型。
相手がちょうはつをしてきたり、ゴーストタイプに交代するなどを想定して使いやすい方を選びたい。

初手はテラスタルフォルムで行動し、攻撃時にステラフォルムとして動く。
ステラフォルムの方が数値的な耐久力に優れるとはいえ、テラスシェルによる半減の方が実質的な耐久力で勝る。

ジガルデと同様、テラスタルフォルム時にHPを減らされても、フォルムチェンジでステラフォルム時相当までHPを回復させる事が出来る。

最速ロックカットで最速スカーフ130族と同速。
ただしブーストテツノツツミハバタクカミは抜けない。

特殊ベース [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252ベースで調整
確定技:ロックカットorこうそくスピン
優先技:テラクラスター(推奨)orトライアタックorはかいこうせん(両立可)
攻撃技:だいちのちからorねっさのだいち/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン/パワージェム/はどうだん/ラスターカノン/あくのはどう/なみのり/エナジーボール

超広範囲で等倍が取れるテラクラスターはほぼ確定。
残り2枠は一致高火力のトライアタックや、補完のいい地面わざが有力候補か。
サブウェポンは多いのでパーティや仮想敵に合わせて調整。

テラクラスターが等倍になるおかげで、ノーマル技を更に2つ習得させても技範囲に困る事が無い。

ひかえめCS252振り、持ち物ラムのみで扱った感想だが、終盤のテラクラスターは無効化されない点で強力だった。
ステルスロックからのほえる戦法で敵全体を削った上での連発は受けが成立せず、終盤の掃除要員として際立った。
連打する事の多さからメトロノームでの火力補強もアリと思った。

+  型サンプル

物理ベース [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252ベースで調整
確定技:ロックカットorこうそくスピン/すてみタックル
優先技:テラクラスター/フレアドライブ/じしん
攻撃技:サンダーダイブ/アイススピナー/ストーンエッジorいわなだれ/かみくだく/しねんのずつき/アイアンヘッド/からげんき/ギガインパクト

すてみタックルを中心に、特殊受けへ奇襲を仕掛ける型。
火力や技範囲は特殊ベースにも負けてない。

テラクラスターは物理技に変化する仕様があるため、此方の型でも有用。
サブウェポンはノーマル耐性のある相手への対抗用や、4倍弱点狙いで採用する。

ステラフォルム時の高HPが自滅のリスクを和らげてくれるが、反動技を扱う以上、相手の攻撃をまともに受けてては身が持たない。
相手の先手を取った上で一撃で倒せるようにしたい。

めいそう型 [編集]

特性:テラスシェル→ゼロフォーミング
性格:すぶとい/おだやか/ひかえめ
努力値:B252orD252 HP調整
持ち物:オボンのみ/マゴのみなど混乱実/カゴのみ/たべのこし/おんみつマント/メンタルハーブ
確定技:めいそう
優先技:テラクラスターorトライアタック
攻撃技:/だいちのちからorねっさのだいち/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン/パワージェム/はどうだん/ラスターカノン/あくのはどう/なみのり/エナジーボール/ボディプレス
変化技:ねむる/まもる/どくどく

持ち前の耐久力を生かしてめいそうを積む型。
ステラフォルムになるとHPが非常に高くなるため、耐久特化でなければBD振りにした方が努力値効率が良い。

ピクシーラウドボーンのようなてんねん相手にはどくどくやねっさのだいちで状態異常を狙いたい。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:テラスシェル→ゼロフォーミング
性格:おくびょう/ようき
努力値:S252 C252orA252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:テラクラスター
優先技:あくのはどうorかみくだく
特殊技:トライアタックorはかいこうせん/だいちのちからorねっさのだいち/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン/パワージェム/はどうだん/ラスターカノン/なみのり/エナジーボール
物理技:すてみタックルorギガインパクト/フレアドライブ/じしん/サンダーダイブ/アイススピナー/ストーンエッジorいわなだれ/しねんのずつき/アイアンヘッド/からげんき

此方は初手からスピードを発揮して相手を追い詰める型。
最速スカーフにする事でバドレックス黒馬にも先手を取れる。
ステラフォルムのテラクラスターは一貫性が抜群なので、終盤のフィニッシャーに向いている。

テラスタルフォルムのテラスシェルもまた有用なので、初手からテラスタルを切る必要は無い。
相手の控えにゴーストタイプが居ない場合や、既に相手がテラスタルを切っている場合は味方にテラスタルをまわしてもそこそこ動かせる。

特殊型の利点
ステラフォルムを切らなくてもテラクラスターを特殊技として扱えるので、等倍相手なら物理型以上の火力を発揮できる。
すてみタックルではHPが減っていない状態だと反動ダメージがあるため、折角のテラスシェルとアンチシナジー。
物理型の利点
無補正A252振りかみくだくなら、テラスタルフォルムのままでもB4振り黒馬バドレックスを確1にできる。
無補正C252ふりあくのはどうだと、D4振り黒馬バドレックスが中乱数1(43.8%)なのでステラフォルムを切る必要がある。
また、ストーンエッジでHP252振りホウオウが乱数1発。

こだわり火力型 [編集]

特性:テラスシェル→ゼロフォーミング
性格:ひかえめ/いじっぱり
努力値:H252 C252orA252
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりメガネ
確定技:テラクラスター
特殊技:トライアタック/だいちのちからorねっさのだいち/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン/パワージェム/はどうだん/ラスターカノン/なみのり/エナジーボール
物理技:すてみタックル/フレアドライブ/じしん/サンダーダイブ/アイススピナー/ストーンエッジorいわなだれ/しねんのずつき/アイアンヘッド/からげんき

此方は初手から高火力テラクラスターを発揮する型。
主にテラスタルを使ったポケモンに対する切り返しとして扱いやすい。

素早さを補強できない都合上、耐久調整をなるべく施したい。

ステロ撒き型 [編集]

特性:テラスシェル
性格:すぶとい/おだやか
努力値:H252 B252orD252
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/ラムのみ/おんみつマント/メンタルハーブ
確定技:ステルスロック
優先技:テラクラスター/ほえる/どくどく
攻撃技:だいちのちからorねっさのだいち/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルトorかみなり/マジカルシャイン/パワージェム/はどうだん/ラスターカノン/あくのはどう/なみのり/エナジーボール/ボディプレス
変化技:まもる

初手ステルスロックで味方のサポートに回る型。
アルセウスに比べて火力は低いが、テラスシェルで1ターン目の行動機会は保証されている。

基本ステラフォルムにならないので、攻撃技は一致テラクラスターで十分。
耐久力が高い相手にはどくどくとほえるで起点にさせない様に動く。


相性考察 [編集]

キュワワー
ダブル向け。先制回復技でテラスシェルの再始動を狙える。
それ以外にも格闘の弱点を突くこともでき、各種素早さ操作も使用可能。

対テラパゴス [編集]

注意すべき点
特性テラスシェルにより一撃で落とすことは困難。技範囲も広く、ステルスロックなどで妨害を行ってくる。
テラスタルすると種族値が大幅に上昇し、特にHP160、BD110は禁止級の中でも非常に高水準。
加えてステラタイプのテラクラスターは全タイプに等倍となり、半減を許さない強力な技。
ステラ時のテラクラスターでテラスタル相手に確定で抜群を取ってくるため、迂闊なテラスタルは厳禁である。
また、ノーマル技はステラ補正で威力2倍。ゼロフォーミングで天候やフィールドに頼った戦法を崩壊させてくる。
対策方法
ステルスロック、ねこだましでテラスシェルを潰してしまうのが手っ取り早い。
もしくはかたやぶり効果を持つ特性、技などで貫通してしまうのもあり。
ザシアンザマゼンタなど、天候やフィールドに頼らない禁止級であれば押し勝てる。
テラスタルするとテラクラスターで抜群を取られてしまうため、極力テラスタルに頼らず火力を出したい。
また素のタイプはノーマル単タイプから変更はできないため、一貫する格闘技を撃つのも安定している。
禁止級の中ではC130と火力が控えめなので、ホウオウなど特防の高い禁止級で相手をするのもよい。
ただし、習得する技の範囲がかなり広い上にそれら全てが威力1.2倍で撃たれるため、サブウェポンによる役割破壊には要注意。
A105とはいえ、物理型が襲い来る場合も警戒しなくてはならない。
こちらが天候を主軸としたパーティの場合は、トルネロスなど手動でにほんばれやあまごいを使えるポケモンを用意したい。
ゼロフォーミングで天候を消されても安心。

外部リンク [編集]