キュワワー - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

キュワワー [編集]

No.764 タイプ:フェアリー
通常特性:フラワーベール(味方の草タイプのポケモンは能力が下がらなくなり、状態異常にならない)
     ヒーリングシフト(HP回復技の優先度が+3される)
隠れ特性:しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
体重  :0.3kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
フラワーベールHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
キュワワー51529082110100485フラワーベール/ヒーリングシフト/しぜんかいふく
フラージェス78656811215475552フラワーベール/きょうせい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)どく/はがね
いまひとつ(1/2)かくとう/むし/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

第七世代で登場した単フェアリータイプのポケモン。
素早さと特殊耐久がそこそこ高く、ヒーリングシフトにより回復技を先制で放てる点が特徴。
専用技フラワーヒールの他にもてだすけ、おいかぜ、おさきにどうぞといったサポート技を多数覚えるためダブル適性が高い。

ヒーリングシフトは回復効果付きの攻撃技も先制で撃てる。
ただしタイプ一致を含めても最大威力は75なので、単純なアタッカーとして運用するのは難しい。
幸いめいそう、やどりぎのタネ等の優秀な変化技も揃っており、一度嵌ると対策不足の相手であれば完封できるポテンシャルは持つポケモン。
特にパオジアンタケルライコなどのふいうちやじんらいを扱うアタッカーに対して、優先度+3ドレインキッスで有利を取れるのは個性的。

第九世代で、みわくのボイス、はたきおとすを習得した他、おいかぜを再習得。
一方、しんぴのまもり、サイドチェンジを喪失した。



特性考察 [編集]

ヒーリングシフト
専用特性。回復効果のある技を優先度+3で使用できる。
しんそくやこのゆびとまれの他、自身より遅い相手のねこだまし・はやてがえし・ファストガードにも妨害されずに先制可能。
シングル・ダブル問わず強力であり、キュワワーの採用理由にも直結するため基本的にはこれ。
対象は使用した瞬間に回復する技(ドレイン系含む)のみ。やどりぎのタネや味方に使う場合のかふんだんごなどには効果を発揮しない。
攻撃技の場合は他の先制技同様、特性じょおうのいげんテイルアーマービビッドボディやサイコフィールドで無効化される点に注意。味方を対象にする場合は通常通り使える。
対象技(キュワワー習得分のみ)
ギガドレイン、こうごうせい、ドレインキッス、ねむる、フラワーヒール
フラワーベール
味方の草タイプを状態異常及び能力低下から保護する。自身は草テラス必須のためダブル専用。
草タイプとは毒が一貫してしまうため、相方は慎重に選ぶこと。
対象範囲が狭く、ダブルにおいてもヒーリングシフトが優秀なので、採用する場合は構築単位で考慮が必要。
効果自体は強力で、特に積みエースとの相性は抜群。
リーフストームの特攻ダウンや、こんらん状態は防げない。
かたやぶりには相方共々貫通される。
ライバルは圧倒的な特殊耐久力を持つフラージェス。こちらは高めの素早さで補助したい。
しぜんかいふく
隠れ特性。手元に戻すと状態異常が回復する。
決して悪くない特性だが、本人が特殊型なので火傷は怖くなく、ヒーリングシフトなら麻痺の影響も軽減できる。
麻痺による行動停止、毒によるサイクルの崩壊などを恐れる場合は候補に入るか。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ドレインキッス50(75)100HP吸収3/4ヒーリングシフトにより回復を兼ねる先制攻撃技(優先度+3)。
特殊技だが接触技である点に注意。
ギガドレイン75100HP吸収1/2サブウェポン。ヒーリングシフト適用で先制攻撃技化。雨パメタとなる。
草技は妖技と半減範囲が被りやすい。
くさむすび20~120100-カバルドン等の重い相手に。
かふんだんご90100味方HP回復攻撃技兼回復技として利用できるが、ヒーリングシフトの対象外。
アシストパワー20~100-ランク上昇で威力増加。めいそうと合わせて。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
まきつく1590拘束ダメやどりぎやどくどくと組み合わせ、交代を阻止し固定ダメージで削る。
まとわりつくは覚えない。ゴーストタイプに無効だがそもそもタイプ特性で拘束できない。
なげつける-100道具によるかえんだまとの相性が良い。
変化技タイプ命中解説
こうごうせい-自身の回復に。回復量が天候依存なのが懸念事項。ドレインキッスよりも高速・安定回復。
やどりぎのタネ90削りと回復を兼ねる妨害技。ヒーリングシフト適用外。
めいそう-特攻・特防を補強。
まもる-無難な時間稼ぎ。
みがわり-やどりぎとあわせて。
ちょうはつ100相手の変化技対策。
トリック100持ち物妨害。メガストーン・Zクリスタル廃止で通りが良い。
グラスフィールド-フラワーヒールや草技の強化、定数回復強化に。
にほんばれ-天候の書き換えやこうごうせいの回復量増加に。ダブル向け。
ひかりのかべ-自分と味方の特防を強化。リフレクターは覚えない。
アンコール100後続サポートやめいそうを積む隙を作る。
フラワーヒール-ダブル専用。専用技。味方のHPを半分回復。グラスフィールド下では回復量が最大HPの2/3に増加。
ヒーリングシフトの場合でも味方に使う場合はサイコフィールドで無効化されない。
てだすけ-ダブル専用。相方の火力を補強。
おさきにどうぞ-ダブル専用。行動順の操作。
おいかぜ-ダブル向け。4ターン素早さ2倍。
トリックルーム-ダブル向け。5ターン素早さ逆転。ヒーリングシフトなら発動後も回復技を先制で使用可能。
+  その他の技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
まきつく
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
くさむすび
ギガドレイン
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
アシストパワー
テラバースト
解説
とんぼがえり
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
なげつける
テラバースト
解説
テラバースト解説
ドレインキッス
マジカルシャイン
テラバースト
解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

やどりぎめいそう型 [編集]

特性:ヒーリングシフト
性格:ずぶとい
努力値:HB252
持ち物:おおきなねっこ/たべのこし/アッキのみ
確定技:やどりぎのタネ/めいそう/こうごうせい/ドレインキッス(推奨)orギガドレイン

先制回復技+非草タイプのやどりぎのタネ使いという個性を活かす型。
やどりぎのタネに加えアンコール・ちょうはつ等も覚える先制変化技使いのエルフーンがライバルとなる。
あちらとの差別化にめいそうを積み、火力と耐久を上げて戦う。

攻撃技はドレインキッスかギガドレイン。
ヒーリングシフトなら回復効果付きの先制技となる。
素の状態では火力不足だが、めいそうを積めばマジカルシャインに近い威力を出せる。
無補正C12振り+めいそうドレインキッスで無振りサザンドラを確1。
フェアリー技・草技・やどりぎのいずれも通らないサーフゴー竈オーガポンは後続での対処が必要。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:ヒーリングシフト
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HP252 防御or特防252
持ち物:リリバのみ/メンタルハーブ/ラムのみ
確定技:ドレインキッス/フラワーヒール
攻撃技:ギガドレイン/とんぼがえり
変化技:アンコール/トリックルーム/てだすけ/ちょうはつ/やどりぎのタネ/ひかりのかべ/まもる/おいかぜ

素早さ操作と味方の支援を軸としたサポート要員。

ドラパルトの相方として、優先度+3のドレインキッスでじゃくてんほけんを発動させる型が登場している。
この場合、同優先度のねこだましを意識してある程度素早さに振られることが多いほか、味方を削り過ぎないよう特攻が下げられることがある。


相性考察 [編集]

ダブルではヒーリングシフトによって居座る味方のサポートが得意な為、積みアタッカーや弱点保険持ちのポケモンと相性が良い。

  • ガラルファイヤー
    ダブル用の組み合わせ。
    こちらの回復技でぎゃくじょうの複数回の発動を狙える。
    加えて弱点保険とも相性が良い上に、あちらが最速でも優先度付きドレインキッスで能動的な起動が可能。
  • ブリジュラス
    じきゅうりょくの発動回数を稼げる。相性補完もまずまず。

対キュワワー [編集]

注意すべき点
専用特性ヒーリングシフトと専用技フラワーヒールを持ち、回復に長ける。
しんそくをも超える優先度+3からの回復技の発動阻止は困難を極める。
ドレインキッスを先制技として扱える点、やどりぎを覚える点にも注意。
おさきにどうぞ、おいかぜ、トリックルームの3種類の行動順操作も使える。
対策方法
めいそうを積まないと火力は貧弱。そのため先にちょうはつを撃っておくと楽。
積みアタッカーとのコンビが多いのでくろいきり、クリアスモッグも有効。
その後は回復量を上回る高火力で攻める。
フェアリー半減のほのおどくはがねならドレインキッスの吸収量も抑えられる。
モロバレル竈オーガポンなら草技も1/4、やどりぎも無効なため圧倒的有利。

外部リンク [編集]