ハギギシリ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ハギギシリ [編集]

No.0779 タイプ:みず/エスパー
通常特性:ビビッドボディ(相手は先制技が出せなくなる)
     がんじょうあご(歯や牙を使った技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ミラクルスキン(相手の変化技の命中する確率が50%より大きい場合、命中率が50%になる)
体重  :19.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理水・超HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハギギシリ6810570707092475ビビッドボディ/がんじょうあご/ミラクルスキン
183553がんじょうあご全振り
ミガルーサ9010273786570478かたやぶり/きれあじ
178554きれあじ全振り
先制技無効特性/超HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハギギシリ6810570707092475ビビッドボディ/がんじょうあご/ミラクルスキン
183553がんじょうあご全振り
リキキリン12090701107060520はんすう/テイルアーマー/そうしょく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/かくとう/エスパー/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第七世代出身、物理アタッカー気質のみず×エスパー複合。
第九世代では似た種族値傾向の同複合としてミガルーサが追加。素早さで上回るが耐久ではHPの差で劣り気味。
もっとも、採用理由は特徴的な特性に依存する部分が大きいので採用機会においては競合しない。
どちらかというと、ライバルとしてはリキキリンの方になるだろう。どちらにせよ複合や習得技の違いで差別化は容易。
ねこだまし無効でトリックルームが使える他、エスパーらしい変化技の多くも似ている。
変化技で差別化するならかなしばり、つるぎのまい、ビルドアップ、いやなおと、ちょうはつ、いたみわけ辺りが有用か。

第九世代ではウェーブタックルを新規習得。反動こそあるが、一致みず技の火力が大きく更新されることに。
サポート向けの技としてはこごえるかぜ、いかりのまえば、ひやみず。
ハイドロポンプも習得したが、同条件の場合、火力指数は物理技で威力次点のアクアテールの方が少しだけ上。
仮想敵の耐久指数によっては採用価値はあるが、単に反動を嫌うだけなら命中も込みでアクアテールで十分だろう。
失った技については、どくどくやこおりのいぶきが該当するがいずれもピンポイント。
積み技は豊富だがバトンタッチは覚えない。

A特化ハギギシリのがんじょうあご+サイコファングの火力指数は32766であり、ようきガブリアスのげきりんに匹敵する火力を叩き出せる。
物理エスパーとしてはチャーレムをも超える(A特化チャーレムのヨガパワー+しねんのずつきの火力指数は29520)。
ハチマキを持てば防御特化ドヒドイデを確1にできるほどの火力。

碧の仮面では対面操作に有用なクイックターンを新規習得した。



特性考察 [編集]

ビビッドボディ
専用特性。じょおうのいげんテイルアーマーも同じ効果。
相手から自分や味方に対する先制技を無効。
ダブルでは一方的に自身や相方の先制技をぶち込んだり、ねこだましに邪魔されず壁やトリルを展開できる。
シングルでもかげうちやふいうち、じんらい等の対策になる。
特に流行のカイリューのしんそくをかわせるのは大きいが、耐久は高くなく、素のSも100未満なので、先制技を封じたところで他の技で上から殴られたり、先制できても結局殴り負けることも多い。
どちらかというと、この特性の存在によって、他の特性を採用する場合でも先制技を打たれにくいというメタ的な効果のほうが大きいか。
トレースされるとこちらも先制技を使えなくなるので注意。
かたやぶりには貫通されるのを忘れずに。また、使用者自身や味方、場を対象とする技は阻止できない。
がんじょうあご
牙を使う技の威力が1.5倍。倍率が高く、適用技も豊富に習得するのでシンプルに火力を補強しやすい。
反面、先制技読みの無償降臨をできなくなり、耐久の低さもあって繰り出しはまず不可能。
本人の種族値が並程度のため、単体での性能を求められやすいシングルではこちらが優先されやすい。
ミラクルスキン
隠れ特性。相手から変化技を受ける場合、命中率が50%まで低下する。
ハギギシリが持つ唯一の変化技対策で差別化は容易だが、どこまで行っても運次第。
トレース対策にはなるが、その目的でもがんじょうあごで十分。
他二つの特性が明確な運用手段を持つこともあり、候補外。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[頑丈顎]
命中効果解説
サイコファング85(127)
[190]
100壁破壊タイプ一致技。がんじょうあご対象技。壁構築に強くなる。ハギギシリの要。
ウェーブタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動に注意。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。たきのぼりよりも威力が高いがアクアテールには劣る。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致技。ビビッドボディなら一方的に先制可能。
クイックターン60(90)100交代タイプ一致技。不利対面からの撤退や交代読みで。
かみくだく80
[120]
100防御↓20%対エスパー。がんじょうあご対象技。
こおりのキバ65
[97]
95凍り10%
怯み10%
対草・ドラゴン。がんじょうあご対象技。
いかりのまえば-90-相手の現在HPを半分にする。サポート型向き。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ5595素早↓100%ダブルでのサポート向け。相手2体に命中。
テラバースト80<120>100備考参照テラスタル時はタイプが変化、攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
トリックルーム-発動時にねこだましで妨害されず、発動後も先制技で崩されない。
アマージョは覚えない。
かなしばり100相手の有効打を封じることができればおいしい。みがわりと合わせて。
みがわり-みがしばコンボや、状態異常対策に。
つるぎのまい-攻撃を強化。アクアジェットと相性がよい。
ビルドアップ-同上。居座りや対面性能を重視するなら。
ちょうはつ100変化技対策。耐久型や、相手のちょうはつ防止に。
ひかりのかべ-サポート用。
リフレクター-サポート用。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト火傷無効。
ウェーブタックル
アクアブレイク
アクアジェット
一致技の強化。
テラバースト麻痺無効。
テラバースト粉技無効。
こおりのキバ
テラバースト
解説
テラバースト解説
どくどくのキバ
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
サイコファング一致技の強化。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
かみくだくがんじょうあご型でもいたずらごころ耐性を獲得できる。
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:ビビッドボディorがんじょうあご
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:たつじんのおび/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:サイコファング
優先技:かみくだく/たきのぼりorアクアブレイクorウェーブタックル
選択技:アクアジェット/こおりのキバ/どくどくのキバ/クイックターン/ちょうはつ/つるぎのまい

スタンダードな物理アタッカー。
ミガルーサとは特性や素の素早さ等で差別化できる。

・持ち物考察

火力補強アイテム
さらに火力を追求するなら。広範囲を活かせない点や、耐久が削られる点が痛い。
こだわりスカーフ
先制技を撃たれにくいため、自身より遅い相手に安定して上を取れる。
きあいのタスキ
先制技によるタスキ潰しを受けにくいので、相性がよい。
ラムのみ
麻痺・火傷などの対策に。ミラクルスキンでの状態異常技牽制は不安定なので期待できない。

がんじょうあごの場合たきのぼりとかみくだくが同威力なので、水技切りorアクアジェットのみ採用というのもあり。
かみくだくやこおりのキバは範囲が優秀なので両採用したい場面があり、そこにサイコファングを加えれば攻撃範囲は十分なので、たきのぼりは不要なことが多い。
技構成の例:サイコファング/かみくだく/こおりのキバ/アクアジェット

【ダブル】トリックルーム始動型 [編集]

特性:ビビッドボディ
性格:いじっぱりorゆうかんorのんきorなまいき
努力値:耐久調整 残りA
持ち物:きあいのタスキ/メンタルハーブ/くろいてっきゅう
確定技:トリックルーム
優先技:アクアジェット
攻撃技:サイコファング/ひやみず/いかりのまえば
変化技:あまごい/リフレクター/ひかりのかべ/まもる/ちょうはつ/かなしばり/いやなおと

トリックルーム&先制技無効(特にねこだまし)&先制技持ち。
アタッカーと併せて先発で起用し、トリックルームを張るのが基本的な動き。
その後はPT・状況に応じて、サイコファングでの壁破壊やひやみず、壁張り、あまごいでのサポート、アクアジェットでのタスキ潰しなど。

トリックルーム要員としてはSが高い方なので、Lv50最遅調整では実数値87が下限になる。
トリル下で無振りor4振りハッサムに上をとられて虫技で狩られる。

こおりのいぶきを覚えなくなったため、いかりのつぼ始動型のサンプルを削除。第七世代Wikiを参照。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ハギギシリ [編集]

注意すべき点
がんじょうあごによる安定した火力、ビビッドボディで先制技が無効と優秀な特性を2つ有しており、初見ではどちらかが判別がしづらい。
いずれの場合もサイコファングにより壁構築に強い。
ダブルでは先制技無効特性の存在から、トリックルーム始動からのサポート要員として優秀。
対策方法
ハギギシリより素早いポケモンで弱点を突く。おにびやでんじは、イカサマ、いかくやゴツゴツメットも有効。
ダブルで出てきたらトリックルーム型などの変則戦法の可能性もある。ちょうはつするなら特性いたずらごころ以外のポケモンで。

外部リンク [編集]