ジュペッタ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ジュペッタ [編集]

No.0354 タイプ:ゴースト 
通常特性:ふみん(ねむり状態にならない)
     おみとおし(自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる)
隠れ特性:のろわれボディ(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする)
体重  :12.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理霊単HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ジュペッタ6411565836365455ふみん/おみとおし/のろわれボディ
ハカドッグ72101100509768488すなかき/もふもふ
ヨノワール451001356513545525プレッシャー/おみとおし

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

第三世代出身のゴーストタイプ。攻撃が高め、特攻は並で他は低め。
高めの攻撃も現在はコノヨザルアノホラグサに並ばれ、ソウブレイズには抜かれている。
一方でそれらが苦手とする変化技を豊富に備えており、差別化自体は比較的容易な部類。

第八世代においてメガシンカが廃止、今回も復活しておらず、いたずらごころを失うことに。
技方面ではアンコール、とびつくを新規習得、XD限定だったてだすけを再習得。
また、碧の仮面で念願の高威力一致物理技としてポルターガイストを獲得。おみとおしとも相性良好。
積む隙を作れれば、火力を大きく向上させられるつるぎのまい、わるだくみも獲得し、メガシンカの剥奪以外はかなりの強化傾向。
失った技もジュペッタとの相性は微妙なものばかりであり、採用圏内のものもありはするが気になる盤面は少ないだろう。

今作においては、眠り耐性とトリックルームを両立できるのは他にスリーパーマジックミラー持ちのみ。
キノガッサや、特性を貫通してくるリククラゲ相手でも、物理耐久に多少振っておけば比較的安全にトリックルームを張れる。
特にリククラゲはきんしのちからにより、特性を貫通して眠らせてくる。ふみんも一度貫通されるが即起きるので実質無効。
カイリューノーマルテラスタル+しんそくで大暴れしているため、ノーマル無効の耐性も強み。
根本的な性能は相変わらず不足気味だが、環境との相性自体は悪くない。手が空いたら攻撃を活かして負担をかけるサブアタッカーの支援役が基本運用となる。



特性考察 [編集]

ふみん
催眠技による機能停止を防げる。かくとう無効でキノガッサに後出ししやすいのは嬉しい。
眠りで止まらないサポーターとして使うのであればこちら。アタッカーとして使うとライバルの壁が厚い。
特性を貫通されても即起きるため、リククラゲ相手も安心。
おみとおし
ラムのみやこだわりアイテムを見通せるのは変化技を使う上で非常に便利。
ポルターガイストとも相性が良く、相手がパワフルハーブなど消費アイテムを持っている場合は技の不発を防げる。
まもるを採用している場合、相手がこだわりアイテム持ちなのを判別した上で1ターン目に守っておくと何の技をこだわっているか判別出来る。
これにより控えのポケモンで対処しやすくなり、非常に強力。
相手の火力を把握することでみちづれを使うタイミングも見極めやすい。
トレースされるとこちらも持ち物を見抜かれるので注意。
のろわれボディ
隠れ特性。攻撃を受けたとき、一定確率でかなしばり状態にする。
決まれば強力だが、耐久が低く発動機会は稼ぎづらい。他の特性の方がジュペッタを使う上での意義は大きいだろう。
確実に有効打を封じるのであれば、読みが必要になってくるがかなしばり、ふういんの方が確実。
ちなみに敵味方の判定をしないので、ダブルで使うと味方の全体攻撃を封じる危険がある。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ポルターガイスト110(165)90相手道具所持時に
技が成功
タイプ一致技。相手が道具を所持していなければ失敗する。非接触技。
特性おみとおしと非常に相性が良い。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃タイプ一致技。まもる貫通。
おにび等のターン稼ぎにも使えるが、ノーマルへの交代に注意。
シャドークロー70(105)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。低威力だが癖が無い。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに留まらない威力。
ダストシュート12080毒30%等倍だとシャドークローより高威力だが命中不安。
ゴースト技とあわせて全18タイプに等倍以上。
とびつく50100素早さ↓100%低威力だが、攻撃しつつ素早さを下げる。
はたきおとす65/97100道具排除追加効果が優秀。おみとおしとあわせて。
ふいうち70100優先度+1読みが要るがかげうちより高威力の先制技。
特殊技タイプ威力命中効果解説
シャドーボール80(120)100特防↓20%安定した一致技。シャドークローと大差ない威力。
たたりめ50/100
(75/150)
100-状態異常技を使うなら。
10まんボルト90100麻痺10%対水・飛。
かみなり11070麻痺30%威力は高いが命中不安。
サイコキネシス90100特防↓10%格闘タイプへの遂行に。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。
マジカルシャイン80100-対格闘・竜・悪。ダブルでは相手全体攻撃。
しっとのほのお70100同ターン中
能力が上がった
相手に火傷100%
相手全体攻撃。鈍足なので積み技に対して対抗しやすい。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
おにび85サポート用。物理アタッカーの弱体化に。おみとおしでラムのみを見抜けるがこんじょうに注意。
でんじは90サポート用。速攻ポケモンの機能停止に。おみとおしでラムのみを見抜ける。
ちょうはつ100変化技対策。ふいうちやみちづれと相性が良い。
かなしばり100起点作りに。おみとおしでこだわりアイテムを見抜ける。
アンコール100妨害技。かなしばりやみがわり、トリックルームと併せて。
トリック100ハチマキやスカーフ、おみとおしとあわせて。
みちづれ-苦手なアタッカーを道連れに。S調整およびでんじは、またはトリックルームと併せて使いたい。
連続使用で必ず失敗。
トリックルーム-サポート用。鈍足なので自身も活かしやすい。
てだすけ-ダブル用。味方の技威力1.5倍。
まもる-おにび等のターン稼ぎや、こだわりアイテム確認、かなしばりとあわせて。
みがわり-変化技対策や、ふいうち・かなしばりとあわせて。
ふういん-ダブル向き。まもるやトリックルームとあわせて。
つるぎのまい-攻撃を2段階上げる。かげうちの威力を高めて終盤の突破を狙う。
わるだくみ-特攻を2段階上げる。特殊型ならほぼ必須。
めいそう-特攻・特防を補強。ただし、ジュペッタの耐久力で居座るのは難しい。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ギガインパクト
からげんき
はかいこうせん
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
チャージビーム
10まんボルト
かみなり
解説
テラバースト
くさわけ
解説
テラバースト
こごえるかぜ
解説
テラバースト解説
テラバースト
ダストシュート
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト
サイコキネシス
解説
テラバースト
とびつく
解説
テラバースト解説
たたりめ
シャドークロー
シャドーボール
ゴーストダイブ
解説
テラバースト解説
イカサマ
あくのはどう
解説
テラバースト解説
テラバースト
マジカルシャイン
解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

スカーフトリック型 [編集]

特性:おみとおし
性格:ようき/おくびょう
努力値:素早さ252 素早さ以外のいずれか252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:トリック
物理技:シャドークローorポルターガイスト/ダストシュート/ふいうち
特殊技:シャドーボール/10まんボルト/サイコキネシス/マジカルシャイン
変化技:みちづれ/のろい/おにび/かなしばり

おみとおしで偵察しつつ、こだわりトリックで相手の行動を封じる。
最速スカーフで素早さ193。最速122族まで抜ける。

ガブリアスのような高速物理アタッカーに先制で鬼火を当てたり、
みちづれで強引に突破したり、こだわった相手をかなしばりで封じたりする事もできる。

努力値をDSベースで振り、物理には鬼火、特殊には努力値で耐えるといった風にするのがおススメ。
ゴーストの耐性、場に出すだけで役に立つ特性、豊富で優秀な変化技で仕事ができる事も多い。
と言っても相手に読まれてしまったら大して力を発揮できないので、やはり上手く読む事が鍵となる。
技構成、努力値振り、相手の持ち物、互いの控えポケモンにもよるが、初手で出した時に
おにび、でんじは、のろい、トリック、シャドークローといった技のどれを選択するかが非常に重要。

おみとおし+トリック/すりかえができるゴーストはほかにヨノワールオーロットがいるが、
ジュペッタは耐久で劣る代わりに素早さと火力で勝る。

物理型 [編集]

特性:おみとおし/ふみん
性格:ようき/いじっぱり
努力値:A252 H252orS252
持ち物:きあいのタスキ/のろいのおふだ/いのちのたま/こだわりハチマキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:かげうち
優先技:ポルターガイスト/つるぎのまい
物理技:ダストシュート/ふいうち/はたきおとす
変化技:みちづれ/トリックルーム/のろい/おにび/かなしばり/トリック

純粋な物理アタッカーに徹する型。
特性おみとおしにより、ポルターガイストを成功させやすい。

例として、のろいのおふだ持ちA特化かげうちでH4ハバタクカミを確1。
習得できる物理技だけでは攻撃範囲が狭いので、変化技でサポートしながら戦う事になる。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:おみとおし
性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 HPまたは素早さ252
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ
確定技:ゴーストダイブ
攻撃技:ふいうち/ダストシュート/はたきおとす/かげうち
変化技:みちづれ/おにび/まもる/みがわり/でんじは/かなしばり/ふういん/トリックルーム/ちょうはつ/アンコール/てだすけ

シングルでは使いにくいゴーストダイブをダブルで使う型。
ダブルでは誰が攻撃対象か分からないうえ、まもるを貫通するため非常に強力。
素早さを調整すれば味方の攻撃をスカせるというメリットも有る。
サポート役としても優秀で、ふういんを使って相手のまもるやトリックルームを封じることも可能。

てだすけを再習得したため、だいばくはつを習得するポケモンと組ませるのも手。

【ダブル】ふういん補助型 [編集]

特性:おみとおし/ふみん
性格:のんき/なまいき
努力値:HP252 防御または特防252
持ち物:きあいのタスキ/メンタルハーブ
確定技:ふういん
優先技:まもる
攻撃技:ふいうち/かげうち/シャドーボール/あくのはどう/はたきおとす
変化技:みちづれ/おにび/みがわり/でんじは/おにび/トリックルーム/かなしばり/トリック/ちょうはつ/アンコール

ふういんを使い、ダブルで多用される重要な技を封じる事を重視した型。
シャドーボールやあくのはどうを封じる事で自身を守る事も可能。
技スペが非常に厳しい為、パーティに合わせた念入りな調整が必要。
相手が物理中心ならおにびを、麻痺に弱ければでんじはを、状況によっては自らトリルを使ってもいい。

まもるはダブルなら大半が覚えているので、よほどの理由がなければ入れたい。
ふういん型は居座り前提なので、ターン稼ぎにも使える。ゴーストなのでフェイントも無効。

同様の構成ができるゴーストにはいたずらごころから変化技を使えるヤミラミが存在。
おみとおしや種族値の差を活かす必要がある。


対ジュペッタ [編集]

注意すべき点
高い攻撃からの一致シャドークロー・かげうちにより対面性能が高い。
変化技も豊富に揃えており、状態異常技やみちづれが厄介。
特性おみとおしでこちらの戦術は見抜かれやすい。
対策方法
耐久面や素早さは低い。
メガシンカを失ったので、ちょうはつがよく効く。
S65より素早い先制技持ちなら、みちづれやかげうちにも先制できる。
耐久指数の割にA種族値が高いのでイカサマも有効。

外部リンク [編集]