ハカドッグ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ハカドッグ [編集]

No.0972 タイプ:ゴースト
通常特性:すなかき(天気が「すなあらし」の時、素早さが2倍になる・すなあらしのダメージを受けない)※ボチの時は「ものひろい」
隠れ特性:もふもふ(接触技で受けるダメージが半分になるが、ほのおタイプの技のダメージは2倍になる)
体重  :15.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理霊単HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハカドッグ72101100509768488すなかき/もふもふ
ジュペッタ6411565836365455ふみん/おみとおし/のろわれボディ
ヨノワール451001356513545525プレッシャー/おみとおし

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

特性もふもふの場合、ほのお2倍


第九世代で追加された単ゴースト。物理寄りながら全体的には鈍足寄りのバランス型。
種族値の上では微妙だが特性と技が優秀で、独自の役割を担わせることが可能。

準専用技のおはかまいりは、珍しいゴースト物理技。素の威力は低いが味方が倒れる度に50ずつ上昇していく。
通常のシングルであれば最後の1体で出すと威力150(225)、1体倒された時点でも100(150)と優秀な一致技となる。
フルバトル、ダブルバトルでは手持ちが増えるので更に最大火力が上昇してくれる。

一方、純粋なアタッカーとして運用する場合はもう一方の習得者であるイダイトウの壁が厚い。
元々♂には火力指数で劣る上、あちらはてきおうりょくにより更に火力を底上げしてくる。
特性の違いや豊富な変化技を活かし、直接的な破壊力以外の部分で差別化を狙うとよいだろう。

サブウェポンについてはやや貧弱で、特にゴーストを無効化されるノーマルへの有効打はボディプレスのみ。
物理受けとして採用するのであれば優先して採用できるが、そうでないなら無理に火力を出すよりも変化技で対処した方が安定する。

碧の仮面でポルターガイスト、藍の円盤でいたみわけ、がむしゃらを新規習得。貧弱な回復リソースが多少強化された。
ポルターガイストについてはイダイトウが覚えないので差別化にも有用。先発運用の際はこちらを優先すると良い。



特性考察 [編集]

すなかき
砂嵐の時に素早さが2倍になり、砂嵐のダメージを受けなくなる。
物足りない素早さを補える。ラス一でおはかまいりによる一掃を狙う場合に。みちづれも先手で使いやすくなる。
特性発動時の素早さは準速で240相当になり、最速スカーフ93族まで追い抜ける。
追い抜きたいラインを定めて、余った努力値は耐久に回すとよい。
ハカドッグ自身がすなあらしを覚えられるのでこうそくいどう感覚で使うこともできるが、バンギラスなどから繋ぐのが無難か。
もふもふ
隠れ特性。接触技のダメージを半減する代わりにほのお技で倍のダメージを受けてしまう。第九世代では固有特性。
物理技の大半は接触技で、弱点かつ先制技のふいうちも軽減できるので、速さより耐久を重視するなら候補。
おにびも覚えるので物理流し目的でも採用できるが、回復技はねむるしか覚えない。
おはかまいりではなくゴーストダイブをメイン技に沿えるのであればこちらの方が活かしやすいか。
なお、あくまで受けるダメージが2倍になるだけで、炎技を受けてもじゃくてんほけんが発動するようになるわけではない。
タールショットの効果や、テラスタルで耐性を変えた場合も効果が重複する。
テラスタイプが炎水岩竜のいずれかならデメリットを相殺できる。逆に草氷虫鋼のいずれかなら実質4倍弱点になるので注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
おはかまいり50(75)~100-タイプ一致の準専用技。ハカドッグの要。
味方が瀕死になった回数×50だけ威力が上昇する。
ちなみに最低威力だとA特化でもC特化シャドーボールより低火力。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。対面性能を強化。止めの一撃に。タマゴ技。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃
まもる貫通
おはかまいりに頼らないなら。シャドークローは覚えない。
隙が発生するので注意。ダブルではまもる貫通が強力。
ポルターガイスト110(165)90相手道具所持時に
技が成功
おはかまいりに頼らないなら。
相手が道具を所持していなければ失敗する。非接触技。
ボディプレス80100防御力で攻撃対悪。霊の通らないノーマルへも。
じゃれつく9090攻撃10%対悪。オーロンゲミカルゲにはこちらのほうが有効。竜にも通る。
じだんだ75/150100技失敗後
威力2倍
ノーマルに攻撃を透かされた後などの奇襲として。
じならし60100素早↓100%S操作技。後続補助に。ダブルでは味方を巻き込む。
サイコファング85100壁破壊闘・毒への遂行に。壁破壊も優秀。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
3色キバすべて覚えるがいずれも補完として微妙。
パーティが重い相手に4倍ピンポイントで採用する。
4倍ピンポイントでハッサムモスノウに。
かみなりのキバ6595麻痺10%
怯み10%
4倍ピンポイントでギャラドスペリッパーに。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
4倍ピンポイントでガブリアスランドロスに。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ナイトヘッド-100固定ダメージ攻撃に振らない場合のダメージ源。ボディプレスの通らない相手に。
バークアウト5595特攻↓100%主にダブル用。追加効果が優秀。
マッドショット5595素早↓100%主にダブル用。単体攻撃なので味方を巻き込まない。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
おにび85物理への牽制。命中不安。
あまえる100相手の攻撃↓↓。物理への牽制。
こわいかお100相手の素早さ↓↓。流し際や後続補助に。
すなあらし-すなかきと併せて素早さ強化に。定数ダメージも有用だが、味方のタスキなどに注意。
トリック100こだわり運用で。相手の耐久型やサポート型を機能停止させる。
かなしばり100弱点技を耐えれば強引に流せる。相手が拘っていれば更に有効。タマゴ技。
みちづれ-場を荒らしてからの最後っ屁や、さいきのいのりを前提として瀕死数稼ぎの下準備に。
ラスト1体同士で発動すると負け判定になることに留意。タマゴ技。
あくび-汎用性の高い流し技。タマゴ技。
ほえる-流し技。優先度-6。先制みちづれ→ほえるで2ターン効果継続にも。みがわり貫通。
おきみやげ100優秀な起点作り技。さいきのいのりを前提として瀕死数稼ぎの下準備にも。タマゴ技。
サイドチェンジ-ダブル用。第九世代では習得者が少なめ。闘弱点と並べる場合などに有用。タマゴ技。
てだすけ-ダブル用。
準専用技「おはかまいり」について
正確には「その戦闘中に味方が瀕死になった回数×50+50の威力」となるゴースト技。
3vs3では150・6vs6では300が上限に思えるが、戦闘中に「さいきのいのり」で復活したポケモンが再び瀕死になった場合でもしっかりカウントされる。
あくまでロマンの域を出ないが、ねごと+さいきのいのりを繰り返せばシングルでも威力300を実現でき、
A特化ハチマキおはかまいりでB特化きよめのしおキョジオーンが確定2になる。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ギガインパクト
からげんき
弱点であるゴーストを無効化できる。
ほのおのキバ
テラバースト
やけど無効。もふもふでも炎等倍。
テラバーストもふもふでも炎等倍。
かみなりのキバ
テラバースト
麻痺無効。
テラバースト粉技無効。もふもふでは非推奨。
こおりのキバ
テラバースト
もふもふでは非推奨。
ボディプレス
テラバースト
現段階では最メジャー。対あくノーマル
弱点であるあくを半減できる上に、霊技と合わせてヒスイゾロアーク以外に等倍以上。
テラバースト解説
じだんだ
じならし
解説
テラバースト解説
サイコファング
テラバースト
コノヨザル
テラバースト対悪。もふもふでは非推奨。
テラバーストもふもふでも炎等倍。砂嵐でDアップ。
おはかまいり
かげうち
ゴーストダイブ
タイプ一致技の威力上昇。おはかまいりの火力が上がる終盤に使えればさらに有用。
テラバーストもふもふでも炎等倍。
かみくだく
バークアウト
弱点であるゴーストを半減できる。ゴーストに刺さるが抜群範囲は霊と被る。
いたずらごころ耐性の獲得。
テラバーストもふもふでは非推奨。
じゃれつく
テラバースト
あくドラゴン
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理流し型 [編集]

特性:もふもふ
性格:わんぱく
努力値:HP252 防御252
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/回復きのみ
確定技:おはかまいり/あまえるorおにび
選択技:ボディプレス/じゃれつく/ほえる/あくび/かげうち/みちづれ/おきみやげ

高速回復技こそ無いものの、やけどorあまえる・もふもふの相乗効果で、物理アタッカーを詰ませることは容易。
物理技の大半が接触技のため、もふもふの恩恵はとても大きい。

また、おはかまいりの威力上昇が強力で、最後に残った場合はそのままアタッカーとして通用するのも特筆すべき点。
格闘技のボディプレスと併せればHゾロアーク以外の全ポケモンに等倍以上で通せる。
特化した防御面はそのままに、等倍確2の火力を手に入れられるため、サブプランとして考慮しておきたい。

アタッカー型 [編集]

特性:もふもふ/すなかき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 素早さorHP252 HS調整
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/こだわりハチマキ
確定技:おはかまいりorポルターガイスト
選択技:かげうち/じゃれつく/じだんだ/ほのおのキバ/サイコファング
変化技:おにび/ほえる/みちづれ/あくび/すなあらし(すなかき)/トリック

終盤のおはかまいりやポルターガイストで高火力を発揮するアタッカー。
すなかきの場合、バンギラスサダイジャなどが起こした砂嵐から繋ぐと抜ける相手を増やせる。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ハカドッグ [編集]

注意すべき点
準専用技おはかまいりにより、終盤に高火力のゴーストアタッカーと化す。
もふもふとおにびで物理全般に強い。
素では鈍足だが、バンギラスサダイジャがセットの場合はすなかきアタッカーとして襲い来る場合も。
対策方法
なるべく序盤のうちに倒して、おはかまいりの火力を発揮させないようにしたい。
基本的に特性はもふもふで特防に振られていないことが多いので、特殊炎技が通りやすい。
おはかまいり以外の火力は平凡なので、ノーマルタイプもしくはノーマルテラスタルがあると終盤でも処理しやすい。

外部リンク [編集]