ヨノワール - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ヨノワール [編集]

No.477 タイプ:ゴースト
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)※ヨマワルの時「ふゆう」
隠れ特性:おみとおし(自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる)
体重  :106.6kg(くさむすび・けたぐりの威力100)
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値備考
ヨノワール451001356513545525プレッシャー/おみとおし
サマヨール40701306013025455プレッシャー/おみとおし
(221)(221)しんかのきせき+耐久全振り
物理霊単HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ヨノワール451001356513545525プレッシャー/おみとおし
ジュペッタ6411565836365455ふみん/おみとおし/のろわれボディ
ハカドッグ72101100509768488すなかき/もふもふ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

防御・特防が高い単ゴースト。ただしHPが低く、総合的な耐久は並より少し上程度。
具体的にはHP振りの場合、概ね同条件のドータクンと同等。回復技も癖が強いものしか覚えず、純粋な受けは成立しない。
単にいたみわけを用いて起点作成を任せるなら、進化前のサマヨールにしんかのきせきを持たせた方が確実性は高い。

ヨノワールを採用する場合、やはり大きく上がった攻撃を活用するのが重要。
それでも高いとは言い難い程度の数値ながら、碧の仮面でポルターガイストが復活。おみとおしと合わせて一致技の不安は薄れた。
先制技のかげうちを始めとしたサブウェポンも豊富で、ゴーストお得意の変化技についても潤沢なラインナップが揃う。
それなりの硬さを備え、起点作成もサイクル戦も狙えるサブアタッカーとしての運用が基本となるだろう。

新規技はほぼ全てのポケモンが覚えるテラバーストの他、ゴーストダイブをここに来て習得。
基本的には威力が高く、溜めも無いポルターガイストが優先されるだろうが、まもる貫通、溜めの隙も潰しやすくなるダブルでは戦術次第で考慮に入る。
再習得した技はきゅうけつ、うらみ程度、失った技もDDラリアットぐらい。鈍足と相性の良いしっぺがえしも覚えるので、そこまで影響は大きくない。

新要素のテラスタルについては、元の耐性も比較的優秀、火力面はそこまで高くは無い上に鈍足なので切る盤面は選ぶ。
主力技・先制技の威力を底上げできるゴースト、耐性が一変するノーマル辺りとの相性が良好。
また、ゴースト以外にテラスタルすることで、のろいを積み技として使うことも可能。
物理方面の積み技を他に覚えないので、居座りつつアタッカーとして運用するのであれば視野に入るだろう。
元が鈍足のため素早さの低下については全く気にならず、むしろトリックルームで先制できる相手が増える。



特性考察 [編集]

おみとおしは相手が持ち物を持っている必要があるが、どちらも戦場に出た時にアナウンスが出る。
基本的に対戦で持ち物を持たせないことは無いので、対面からなら素早さ判断に使える一方でゾロアークで騙すことが出来ない。

プレッシャー
相手のPPを1多く減らす。うらみを再習得しており、高速再生のPP低下と相まってPPを枯らせる。
とはいえ基本的にはおみとおしの方が汎用性が高く、ポルターガイストとの相性も良い。
おみとおし
隠れ特性。場に出るだけで情報アドバンテージを得られる。特に先発で出すと効果的。
相手によっては持ち物で型が割れ、特にこだわり系アイテムに対して有利な読みあいに持ち込みやすい。
まもるを採用している場合、相手がこだわりアイテム持ちなのを判別した上で1ターン目に守っておくと何の技をこだわっているか判別出来る。
これにより控えのポケモンで対処しやすくなり、非常に強力。
ダブルバトルでは2体の持ち物を同時に見抜けるため尚更。
ポルターガイストとの相性も良好だが、消費された場合の有効打が無い場合は結局引くことになりがち。トリックで一方的に押し付けることはできる。
トレースされるとこちらの持ち物もバレる。一致技が通らないポリゴン2は特に注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ポルターガイスト110(165)90相手道具
所持時に
技が成功
タイプ一致技。おみとおしと好相性。
高性能だが、ブーストエナジー等の持ち物消費を見逃さないよう気を付けたい。
鈍足なのでわざを選択してからの持ち物消費にも注意。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃タイプ一致技。まもる貫通。
おにびやのろいのターン稼ぎにも使えるが、ノーマルへの交代に注意。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。鈍足を補える。
トリックルームを活用しないなら入れておきたい。
じしん100100-定番のサブウェポン。霊技とのシナジーは無いが広範囲に刺さる。
かわらわり75100壁破壊ゴーストとの補完に優れる。威力は低いが壁構築に強くなる。
ほのおのパンチ75100火傷10%4倍狙いでハッサムや草/鋼に。
れいとうパンチ75100凍り10%4倍狙いでランドロスカイリューに。
かみなりパンチ75100麻痺10%4倍狙いでギャラドスペリッパーに。
いわなだれ7590怯み30%4倍狙いでウルガモスモスノウに。トリックルーム下なら怯みを狙える。
きゅうけつ80100HP吸収対悪。通りは悪いが、HP種族値の低さから回復の恩恵も大きい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ナイトヘッド-100-タイプ一致技。攻撃力に依存しない削り技。サポートに徹するなら候補。
テラバースト80<120>100解説参照テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
ゴーストタイプにすれば、貴重な無条件安定技となる。
変化技タイプ命中解説
まもる-おにび等のターン稼ぎや、こだわりアイテム持ちで放つ技を確認するなど役立つ。
おにび85物理アタッカー対策。おみとおしでラムのみを見抜ける。
のろい-ダメージ源。まもる・みがわり貫通かつ必中。テラスタルで積み技としても。
トリック100こだわりハチマキやこうこうのしっぽとあわせて。おみとおしと相性が良い。
かなしばり100こだわりトリックとあわせて。
トリックルーム-サポート用だが、自身も鈍足のためそのまま活かせる。
おきみやげ100サポート後の退場、起点作りに。
ちょうはつ100遅いので使いづらいが、耐久型対策などにあれば便利。
みちづれ-トリックルームとあわせて。連続使用で必ず失敗する。
いたみわけ-削り技兼回復技。低めのHPと相性がよい。今作では遺伝で覚えられる。
くろいきり-積み技対策になるが技スペが厳しい。
じゅうりょく-サポート用。ポルターガイストの命中カバー、じしんの一貫性の向上に役立つ。
てだすけ-ダブル用。味方の補助に。だいばくはつ持ちと組ませたい。
ふういん-ダブル向き。まもるやトリックルームとあわせて。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバーストゴースト弱点を無効に。
ほのおのパンチ対草虫氷鋼。4倍狙いで。火傷対策。
テラバースト解説
かみなりパンチ対水飛。麻痺無効の恩恵は薄い。
テラバースト解説
れいとうパンチ対草地飛竜。4倍狙いで。耐性は悪い。
かわらわり霊との補完に優れる。悪半減。
テラバースト解説
じしん高威力の使いやすいサブウェポン。
テラバースト解説
テラバースト解説
きゅうけつ解説
いわなだれ解説
ポルターガイスト
シャドーパンチ
かげうち
テラバースト
メインウェポンの威力上昇。テラバーストが最も安定している。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト対悪。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:おみとおし
性格:ゆうかんorいじっぱり
努力値:A252 H252or耐久調整
持ち物:たつじんのおび/オボンのみ/たべのこし/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん/こだわりハチマキ
確定技:かげうち
優先技:ポルターガイスト
攻撃技:じしん/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/いわなだれ/かわらわり
変化技:トリックルーム/おにび/いたみわけ/かなしばり/トリック(ハチマキ)

火力不足なため、基本的にAは全振り推奨。
サブウェポンは揃っているので相手の弱点をつきやすく、サブからのかげうちで並以下の耐久ならば落とすことが可能。
大抵の攻撃はHに振るだけでも耐える。とつげきチョッキやオボンのみなどを持たせれば確定数をずらすことができる。
耐久性を活かして弱点保険もあり。

新技ポルターガイストは念願の高威力タイプ一致技であり、おみとおしとの相性も非常に良い。
相手の持ち物を事前に確認することで、攻撃前に持ち物を消費されて失敗する心配がほぼなくなる。

トリックルームサポート型 [編集]

特性:おみとおし
性格:のんきorなまいき
努力値:H252 BD調整
持ち物:メンタルハーブ/ラムのみ
確定技:トリックルーム
優先技:のろいorおきみやげ
攻撃技:ポルターガイスト/かげうち/じしん/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/いわなだれ
変化技:おにび/かなしばり/ちょうはつ/くろいきり/みちづれ

高耐久を活かしてトリックルームを発動し、のろいやおきみやげで退場しつつ後続の起点を作る型。
サマヨールとは持ち物の自由度、デスカーンとは特性おみとおしや特殊耐久の高さで差別化したい。
現環境ではちょうはつ持ちも増加傾向にあるため、事故を防ぐメンタルハーブの有用性は高い。

耐久型 [編集]

特性:プレッシャーorおみとおし
性格:わんぱくorしんちょう
努力値:H252 BD調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ/カゴのみ
優先技:いたみわけorねむる
攻撃技:ナイトヘッド/かげうち/じしん/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/いわなだれ
変化技:おにび/のろい/かなしばり/ちょうはつ/くろいきり/みちづれ/みがわり/まもる

サマヨール程ではないが、高い耐久力を活かした型。

耐久型でも攻撃技を1つ位採用する余地はあり、確実に削れるナイトヘッドや、いたみわけからのかげうちで仕留める手段がある。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ヨノワール [編集]

注意すべき点
おみとおしでこちらの狙いを見抜きつつ、ポルターガイストやトリックを決めてくる。
耐久が高めで攻撃もまずまず。鈍足もかげうちやトリルで補え、ゴーストならではの補助技も豊富。
対策方法
鈍足なのでまずはちょうはつ。いたずらごころオーロンゲならトリックルームでも平気。

外部リンク [編集]