ギャラドス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ギャラドス [編集]

No.0130 タイプ:みず/ひこう
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)※コイキングのとき「すいすい」
隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)※コイキングのとき「びびり」
体重  :235.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
水/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ギャラドス95125796010081540いかく/じしんかじょう
ウッウ708555859585475うのミサイル
ペリッパー6050100957065440するどいめ/あめふらし/あめうけざら
スワンナ758763876398473するどいめ/はとむね/うるおいボディ

ばつぐん(4倍)でんき
ばつぐん(2倍)いわ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/かくとう/むし/はがね 
いまひとつ(1/4)---
こうかなしじめん

フリーズドライで4倍のダメージを受ける


初代から登場しているみず×ひこう複合。
中速アタッカーとして無駄が少ない種族値と、特性いかくによる物理受け性能が持ち味。
耐性も電気4倍は痛いが半減が多く、単体でも、補完としても優秀で、第四世代以降高い採用率を維持している。
厳選難易度の低さ(通常特性が1つのみ、遺伝技がない、孵化歩数が少ない)から育成もしやすく、初心者から上級者まで扱いやすいポケモンと言える。

一方で、中速かつ4倍弱点という明確な欠点も持ちあわせでんき技を食らうと出落ちしがち。
また一致技に恵まれず、水技は威力100未満、ひこう技に至っては唯一の物理技であったとびはねるを喪失という有様。
物理ひこう技を使うには、ひこうテラスタル+テラバーストに頼ることになる。
そのため最大火力指数は(ギガインパクトを除けば)アクアテールの26190と本当に最低限で、種族値から想像されるイメージより低め。
幸いサブウエポンや、積み技、ちょうはつ等、一致技以外はそれなりに揃っている。
特性のいかくや優秀な耐性も含め、
無理に突っ張るよりも、サイクル戦やクッションといった役割重視のほうが活躍しやすいだろう。

第九世代では4倍弱点持ちということもあり、テラスタルとの相性は良好。
前述の通り物理ひこう技を使う事も出来る。
一方でテラスタルすると優秀な耐性も失うため、切るタイミングは気を付けたい。
その他にはパワーウィップを喪失。対水打点もテラスタル頼みとなった。

総じてテラスタルとの相性は悪くないものの、環境にはテツノツツミアーマーガア等の苦手な相手が多く、
また弱点の少なさからでんきテラスタルもメジャーになっている等、環境との噛み合いが悪い。
水物理ならヘイラッシャマリルリ連撃ウーラオスなどライバルが多く、
この中では想定以上の結果こそ特に出しやすいが、普通だと安定しにくいのもあって現環境ではやや肩身が狭め。

役割破壊特殊型、及び特殊ルール用コイキングの考察はノートにあります。

藍の円盤では念願の炎物理技である、やけっぱちを習得。威力は低いが、草タイプへの新たな有効打を得た。
また、スケイルショットも取得した。



特性考察 [編集]

いかく
物理方面に強いタイプと、物理耐久を補強するこの特性は非常に相性がよい。
居座りならりゅうのまいを積みやすくなり、サイクル戦でも活躍を見込める。
せいしんりょくミラーアーマー等いかく耐性のある特性持ちやトレース、スキルスワップには注意。
じしんかじょう
隠れ特性。攻撃技でトドメを刺すたびにAランク+1される、撃破強化の特性。
いかくによる耐久強化を失う点は注意。素の物理耐久はそれほど高くないため、速攻で倒せないと消耗しやすくなる。
前作のダイマックスとの相性が非常に良かった分、今作での採用価値は威嚇と比べると一歩下がるか。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
たきのぼり80(120)100怯み20%主力技。りゅうのまい、でんじはとの相性が良好で命中安定。
威力は少し物足りないが、安定性と追加効果が優秀。
ウェーブタックルとアクアブレイクは覚えない。
かみくだく80100防御↓20%対霊超。イダイトウドラパルトヤバソチャなどのゴーストに。
但し、1発で持っていくにはA特化でハチマキか悪テラスタルが必要。
じしん100100-範囲が水とやや被るが、呼ぶ電気に抜群。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
対草竜。威力自体は低いが、水技やじしんとの相性補完に優れる。
二種類の追加効果もあり、発動したら儲けもの。
ゆきなだれ60/120100優先度-4同上。後攻かつ被弾で威力2倍。りゅうのまいを使用しない場合は発動機会も多い。
今作は素早さのインフレが激しい為相対的に価値が高い。
アイアンヘッド80100怯み30%対フェアリー。りゅうのまいと併せて怯み狙いも可能。アイアンテールは過去作限定。
ストーンエッジ10080急所率+1対飛行。いわなだれは覚えない。
スケイルショット25*2~590防御↓素早さ↑対竜。攻撃しつつS補強もできるがBは下がる。期待値は3発。
やけっぱち75/150100技失敗後2倍対草鋼。アーマーガアハッサムに。変化技とあわせて。
念願の炎物理技。無振りだいもんじよりも威力が出やすい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化、A>Cなら物理技に。通常時は特殊技。
変化技タイプ命中解説
りゅうのまい-微妙な決定力と素早さを補う。いかく型では重要な積み技。
遂行速度を高めるために耐久型で採用されることも。たきのぼりと相性がよい。
ちょうはつ100耐久・サポートポケモンの牽制用。
ほえる-流し技。設置技と併せて。特性ぼうおんに無効。
みがわり-りゅうのまいと併用して舞う。Hに多く振ることで耐久型の攻撃ではみがわりが壊れなくなる。
でんじは90じめんを呼ばないため使いやすいが、天敵のでんきタイプに無効化されるので注意。
まひるみ戦法にも使える。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
たきのぼり
アクアテール
一致補正2倍。こおりを半減しいわは等倍に。
控えめな火力をカバーでき、意地っ張り鉢巻アクアテールでHB特化カバルドンが高乱数1発。
等倍受け出来る役割対象に対しては水テラスを先切りするのも考えられる。
テラバースト一致補正2倍。電気4倍を抑えつつテラバーストを汎用飛行技として使用できる。
格闘や草の対策も得られるが水の耐性を失うのは痛い。
テラバーストを覚えさせないなら採用意義は低め。
じしん
じならし
電気を透かせる。岩・電気を止めて竜の舞を積めると美味しい。元の役割は失うので注意。
やけっぱち火傷を未然に防ぎ、炎・鋼・虫耐性を維持し炎の草テラスタルに対し切り返す。水+炎の攻撃範囲は強力。
主に対特殊意識なのでやるならゴツゴツメット以外が望ましい。
テラバースト地面の耐性を残して水・電気へのカウンター。但し遂行にはテラバーストが必須。
こおりのキバ
ゆきなだれ
テラバースト
くさ。水技との補完に優れるが、耐性が劣悪する。
ストーンエッジ
テラバースト
ひこう、主にサンダーこおりにも。
げきりん
ドラゴンテール
スケイルショット
4倍弱点の電気技を半減できる。炎・水耐性も維持。
ドラゴン技には難があったが、DLCでスケイルショットを得た事で改善。
テラバーストみずひこう。麻痺対策にも。
かみくだく
うっぷんばらし
ややピンポイント気味だがいたずらごころ電磁波を無効にできる。
テラバーストエスパーあく。攻撃面での恩恵はほぼ0。
一方虫の耐性はいかく込みの物理耐久と相性が良い。電気等倍だが岩一貫に注意。
アイアンヘッドげきりんを撃つドラゴンにゴツゴツメットを触らせつつ受け止めるなら。
テラバーストゴツゴツメット以外でげきりんを撃つドラゴンを止めるなら普通にこっち。
ステラテラバースト耐性をそのままに一致水火力などを底上げ。
テラバーストのデメリットはいかくの使い回しでフォロー。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

サイクル基本型 [編集]

特 性:いかく
性 格:いじっぱり
テラス:地面/炎/各テラバースト
努力値:H244 A252をベースに調整
持ち物:ゴツゴツメット/こだわりハチマキ/たつじんのおび
確定技:たきのぼりorアクアテール
選択攻撃技:じしん/ストーンエッジ/こおりのキバorゆきなだれ/アイアンヘッド/かみくだく/やけっぱち/テラバースト(飛行/草/フェアリー/ステラ)
選択変化技:ちょうはつ/でんじは/みがわり

物理流し型と仮想敵はほぼ同じだが、HとAに振ることで火力と後出し性能を両立した型。
一方でHBに特化しないため受け出し時の被ダメージは物理流し型より大きく、消耗が激しい。
「交代読みの攻撃で早期にダメージレースを制する構築」に向いているため、広範囲に攻撃できるよう攻撃技は3つ以上欲しい。

ストーンエッジは水技と範囲が被り気味だが、非接触で等倍範囲が優秀。
ゴツゴツメットを持たせると物理への対面性能とサイクル戦性能を両立することができるが、
より後続への負担を考えるならこだわりハチマキやたつじんのおびが有効。

DLC後編でやけっぱちを習得したため、だいもんじを採用する理由がなくなった。

素早さ調整について
HAを大きく削って火力・繰り出し性能を下げると本末転倒なため、Sは調整程度が望ましい。
S4振りFCロトムなどを抜ける52振りや、多く振っても準速バンギラス抜きの100振り程度が妥当か。
特にそれらを意識しないならS無振りやHAに振った努力値の余り(12)だけでよい。

りゅうのまい型 [編集]

特性:いかく(推奨)orじしんかじょう
性格:ようきorいじっぱり
努力値:S252をベースにHA調整
持ち物:ラムのみ/ソクノのみ/いのちのたま/オボンのみ/混乱実
確定技:りゅうのまい
優先技:たきのぼりorアクアテール
選択攻撃技:こおりのキバ/じしん/ストーンエッジ/アイアンヘッド/かみくだく/やけっぱち/テラバースト(飛行/草/フェアリー)
選択変化技:みがわり/ちょうはつ

第4世代から存在する、りゅうのまいを積んで攻めるアタッカー型。
隙は大きいので、味方のサポートやいかく、みがわりなどでの起点作りが重要。

物理流し型 [編集]

特性:いかく
性格:わんぱく
努力値:HP244 防御252
持ち物:ゴツゴツメット(推奨)/オボンのみ/たべのこしなど
確定技:たきのぼりorアクアテール
選択攻撃技:こおりのキバorゆきなだれ/じしん/ストーンエッジ/テラバースト
選択変化技:でんじは/ちょうはつ/ほえる/ねむる/ねごと

いかくと優秀なタイプを生かした物理流し型。地面の一貫を切れる点も強み。


対ギャラドス [編集]

注意すべき点
優秀な耐性といかくによる繰り出し性能。水・氷・地面・岩などの攻撃技とりゅうのまい・ちょうはつなど。
耐久もアタッカーとしては高水準で、半端な火力のでんき技程度なら耐えうる。
対策方法
現時点ではパワーウィップを使えないので、ウォッシュロトムやちょすいヌオー、よびみずトリトドン等高耐久の水ポケモンで抑えられる。
いかく+りゅうのまいについては、くろいきり持ちの物理受けや特性てんねんのポケモンなどが対策として有効。
  • テツノカイナ
    B振りにする事でじしんを2回耐えるので、受け出した後電気技で仕留める事もできる。
    但しワイルドボルトの場合、じしん2耐えの後だと相打ち、逆に相手が地面テラスを切られた瞬間に終わるので注意。
  • ポリゴン2
    トレースでの威嚇コピー、トリル、電気技、イカサマ。対面、もしくはいかく持ちかつこちらがトレースなら後出しでもまず負ける事がない。
    こちらは無振りアナライズほうでんで通常ギャラドスを高乱数1。
    ※ただしアナライズの場合、交代際に被弾したり竜舞を積まれたりすると受けがかなり厳しくなる。
  • ギャラドス
    目には目、歯には歯、ギャラドスにはギャラドスをという考えも有り。
    飛行テラバーストもいかく込みで2回耐える事が可能。
    いかくさえ無ければHB無振り相手にA特化ストーンエッジで低乱数1、ゴツゴツメットのダメージや帯が加われば1発で倒せるので覚えておこう。

外部リンク [編集]