サンダー - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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サンダー [編集]

No.145 タイプ:でんき/ひこう
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:せいでんき(接触技を受けたとき、3割の確率で相手をまひ状態にする)
体重  :52.6kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンダー90908512590100580プレッシャー/せいでんき
Gサンダー90125908590100580まけんき
電気/飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンダー90908512590100580プレッシャー/せいでんき
ボルトロス(化身)791157012580111580いたずらごころ/まけんき
ボルトロス(霊獣)791057014580101580ちくでん
スピンロトム506510710510786520ふゆう
オドリドリ(ぱちぱち)757070987093476おどりこ
タイカイデン70706010560125490ふうりょくでんき/ちくでん/かちき

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)--
ばつぐん(2倍)こおり/いわじめん
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/ひこう/むし/はがねでんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)--
こうかなしじめん-

初代出身のでんき×ひこうの準伝説。同複合はフォルム違いを含めてほかに5種類いるが、習得技の違いなどで差別化は容易。
抜群2・半減5・無効1と優秀な耐性に加え、はねやすめにより弱点が完全に変化するため相手を翻弄できる。
種族値も尖った点は少ないが高水準で、型の幅広さと代替が効きづらいタイプにより、様々なパーティに採用し得る高い汎用性を持つ。
実に20年以上に渡り常に環境に存在し続ける、極めて優秀なポケモン。
リージョンフォームも存在するが、種族値シャッフルとタイプ変更により全くの別物。ただし同時にパーティに組み込めない点に注意。

電気・飛行の大技であるかみなり・ぼうふうをタイプ一致で両立できる稀有なポケモン。
どちらも必中になる雨との相性が抜群、かつ自身はぼうふう半減・かみなり等倍で、雨パ適性や対雨パ性能に優れる。
ウェザーボールの会得も雨下における有用性に拍車をかけている。一致技と水技をすべて半減以下にするのはちくでんランターン電気×竜複合竜×鋼複合のみ。
ほかに両立可能なタイカイデンには素早さで劣るものの、耐久と火力、自力であまごいを覚える点で勝っている。

SVでは、相性の良かったダイマックスの廃止はかなりの痛手。
代わりとなるテラスタルは火力補強や攻撃範囲の補完に使えるが、優秀な耐性を捨てることになるので一長一短。
新規含む強力なじめんポケモンの増加やオーガポン(水以外)の登場と電気に強い相手が環境に多く、ここに来て大分大人しくなってしまった。

XD限定だったきんぞくおんを藍の円盤で再習得。エアカッターも再習得したが、ぼうふうを覚えた現状では不要だろう。
一方でライジングボルトが没収された。ウェザーボールはDLCで追加された技マシンで再習得した。
技マシンで復活したチャージビームやほえる、どくどくは覚えられないので注意。



特性考察 [編集]

場に出たときに発動する特性と発動しない特性が1つずつのため、繰り出した時点で特性はバレる。

プレッシャー
相手のPPを1多く減らす。
はねやすめと合わせて粘ることでPPの少ない有効打を潰せるほか、相手によっては登場時のアナウンスによりS判定ができる。
しかし、せいでんきが優秀かつサンダーの仮想敵に刺さるため、採用率はやや低め。
特殊受け型など、非接触技を仮想敵とするなら。
せいでんき
隠れ特性。接触技を受けると3割の確率で麻痺させる。地面タイプも麻痺させられるが、電気タイプやじゅうなんなどには無効。
サンダーの仮想敵には接触技をメインとする相手も多く、繰り出すだけで麻痺を入れられる可能性があり、噛み合いが良い。
物理受けはもちろん、アタッカー型や特殊受け型でも採用されることがある。
発動率が3割と低めなので狙って発動させるのは難しいが、物理への繰り出しや、はねやすめで粘っているだけで発動チャンスがあるのは強み。
一方で弱点のこおりいわは直接攻撃でない技が多く、特殊アタッカーもほぼ非接触。仮想敵によっては無駄になる可能性も高い。
有用な特性ではあるが、一択ではないのでパーティーに合わせて選択したい。
また、こちらがみがわり状態の場合は発動しないことも覚えておこう。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト90(135)100麻痺10%一致技。アタッカー型、耐久型のどちらでも代表的な主力技。
威力と命中がバランス良く高い。
かみなり110(165)70麻痺30%一致技。高威力で麻痺率も高い電気技。命中不安だが雨下で必中。
ほうでん80(120)100麻痺30%一致技。10まんボルトよりも威力は落ちるが麻痺率が高い。耐久型などで。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代一致技。サイクル戦向きの技。こだわりアイテムとの相性もよい。
地面タイプや特性、まもるなどに無効化されると交代できないので注意。
ぼうふう110(165)70混乱30%一致技。高威力の特殊飛行技。雨下で必中、晴れで命中50%。
ほかの特殊飛行技は低火力のエアカッターのみ。エアスラッシュは覚えない。
ねっぷう9590火傷10%対氷・鋼。他の電気伝説は覚えない。雨下では威力が半減する。
ウェザーボール50/100
<150>
100天候で威力倍
+タイプ変化
かみなりやぼうふうと同じく雨との相性が良い。
雨なら地面や岩や炎に、雪なら地面やドラゴンに、晴れなら草や氷や鋼などに対抗できる。
げんしのちから60100全能力↑10%威力が低いので基本的に4倍狙い。C特化でH振りヒートロトムを確2。
テラバースト80<120>100-テラスタイプに応じたサブウェポンとして。
ひこうテラスならタイプ一致技として使える。
物理技タイプ威力命中効果解説
とんぼがえり70100自分交代交代技。ボルトチェンジとは選択。接触技。
威力は低いがタイプや特性で無効化されない。
変化技タイプ命中解説
はねやすめ-プレッシャーやでんじは等との相性がよい再生技。レベル技。PPが減少した点に注意。
でんじは90高速ポケモンの脚を奪う変化技。ほうでんやせいでんきよりも確実性が高い。
電気、地面タイプや無効特性に注意。
みがわり-プレッシャーやでんじは等との相性がいいが、せいでんきとは相性が悪い。
みきり-ダブルバトルでの基本技。まもるよりふういんされにくい。
ひかりのかべ-特殊ダメージを軽減。特殊ドラゴンを呼びやすいため、負担軽減などに有効。
リフレクターは過去作限定。
かいでんぱ100特殊を受けるときに。地面にも有効だが、電気無効特性には効かない。
あまのじゃくまけんき等には逆効果。味方のまけんきかちきは発動できない。
きんぞくおん85特殊受けの突破や流しに。命中不安。音技なのでのどスプレーとのコンボも可能。
ラッキーハピナスクレセリア等を強行突破できる。DLCで再習得。
おいかぜ-4ターンの間味方の素早さを倍化。味方のサポートに。
あまごい-かみなりやぼうふうの必中化のほか、ウェザーボールの水タイプ化にも。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
10まんボルト
かみなり
ボルトチェンジ
ほうでん
メインウェポンを強化しつつ耐性をはねやすめ時と同様にスイッチ。
麻痺無効も継続し、フィールド効果を得られるようにもなる。
但し、地面への受け出しができなくなる点には注意。
ぼうふう
テラバースト
メインウェポンの強化。電気と合わせて通りも良い。但し耐性は劣化する。
テラス時ははねやすめでタイプがそのままなので元タイプより弱点を晒しやすい。
雨パ以外で命中不安を鑑みて、テラス前提で立ち回るならテラバーストでも良い。
ねっぷう
ウェザーボール(晴)
はがねこおり。岩が一貫するが、草・虫の半減が残り、水も一致電気技で呼びづらい。
ウェザーボール(雨)
テラバースト
対水で氷技にも備えられるが、読まれやすい点に注意。
水+氷の組み合わせも両方半減するが、フリーズドライは一貫する。
テラバーストで雨パ以外でも水技が使える。
ウェザーボール(雪)
テラバースト
じめんドラゴン。攻撃面の相性補完に優れる。
耐性は貧弱で、岩が一貫する。雨パなら炎は実質等倍。
テラバーストフェアリーいわこおり。弱点も両方半減に。雨パなら炎も実質等倍。
耐性も半分以上維持可能だが、役割上特に重要な地面・格闘は弱点になる点に注意。
テラバースト水への安定感が増し、岩と地面に弱点を突ける。
また、粉技無効なのでキノガッサ対策としても有用。
弱点が大幅に増え、氷が一貫する。雨パなら炎は実質等倍。
かみなり耐性も得るが、ぼうふうが弱点になる点に注意。
テラバースト対岩・悪。弱点を突きやすいので、アタッカー型向け。
バンギラスにも強くなれる。
テラバースト一致技を両半減する電気に有効で、相手のボルトチェンジもカットできる。
岩を半減できるが、氷が一貫するので注意。
テラバースト対悪・ドラゴン。格闘耐性も継続。
とんぼがえり
テラバースト
草・格闘耐性を維持し地面も半減。雨パなら炎も実質等倍。
元が電気なので飛行は呼びづらいが、岩が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。
+  採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー/せいでんき
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 S252or調整
持ち物:いのちのたま/するどいくちばし/じゃくてんほけん/こだわりメガネ/こだわりスカーフ
確定技:ぼうふう/10まんボルトorかみなり/ねっぷう
攻撃技:ボルトチェンジ/げんしのちから/テラバースト/ウェザーボール
変化技:でんじは/じゅうでん/みがわり/はねやすめ/あまごい/かいでんぱ/きんぞくおん

第八世代から台頭してきたアタッカー型。
電気技はどれも一長一短。
安定を求めるなら10まんボルト。
かみなりは高威力だが命中不安。雨下ではぼうふう共々必中になり強力な一方、ねっぷうが使いにくくなるデメリットも。
ボルトチェンジは便利だが威力不足で、アタッカー運用するなら他の電気技と同時採用したい。スカーフの場合は優先度が高い。

物理受け型 [編集]

特性:せいでんき(推奨)/プレッシャー
性格:ずぶとい(推奨)/おくびょう
努力値:H204(たべのこし時H220) B252をベースにS調整
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/ぼうじんゴーグル
確定技:10まんボルトorほうでんorボルトチェンジ(両立可)/はねやすめ
優先技:ねっぷう
攻撃技:ぼうふう
変化技:でんじは/じゅうでん/みがわり

優秀なタイプ構成と恵まれた種族値により、非常に繰り出しやすい。
概要にある通り、はねやすめの回復と耐性変動で自身より遅い相手を悩ませることができる。

特性はせいでんき推奨。
役割上、物理に繰り出すことが多くなるため、サイクル戦の過程で麻痺にできれば優位に立てる。
特にゴツゴツメットを持つ場合は接触技に極めて強くなるが、非接触技やぼうごパット、パンチグローブ持ちには無効。
確実に麻痺を入れたいならでんじはも採用しよう。

素のCが高く、多少努力値を回すことで火力を出しやすい。仮想敵に応じて調整してもいいだろう。

素早さ調整時の耐久力比較(ステータスは実数値で表記)

調整例素早さHP防御物理耐久指数
S4振り12119715029550
最速バンギラス抜き12519714628762
最速65族抜き12919714127777
最速70族抜き13519713526595
準速85族抜き13819713226004

特殊受け型 [編集]

特性:プレッシャー/せいでんき
性格:おだやか
努力値:H252 D252をベースにCS調整
持ち物:オボンのみ/半分回復実/たべのこし/ラムのみ/タラプのみ
確定技:10まんボルトorほうでん/はねやすめ
優先技:でんじはorかいでんぱ
攻撃技:ねっぷう/ボルトチェンジ/ぼうふう
変化技:じゅうでん/みがわり

叩き台。特殊を受けるならばかいでんぱの優先度は高い。


相性考察 [編集]

弱点を両方半減する鋼タイプとの相性が良い。サンダーは鋼の弱点のうち地面が無効で、格闘を半減する。


対サンダー [編集]

注意すべき点
電気・飛行という攻防両面に優れたタイプを持ち、安定して高い種族値を持つ。
耐性を活かした物理受けとして使われることが多いが、特攻も高水準でアタッカーとしても脅威。
特に雨化では必中・高威力の特殊飛行・電気技を放ってくる。
素早さも低くなく、麻痺させるわざが豊富に揃うため、耐久型同士の戦いでは先手を取られることが多い。
特性プレッシャーで大技を耐えられつつPPを削られる場合もあるため、最初のターンからよく考えて行動する必要がある。
対策方法
火力面、素早さ面の積み技に乏しい。テツノツツミパオジアンなど強力な氷タイプの一致技であればほぼ負けない。
テツノツツミはいのちのたま持ちれいとうビームでH振りサンダーを確1。
パオジアンは無補正A振りつららおとし@いのちのたまで防御特化サンダーを87.5%の乱数1発。物理受けサンダーが多いのでこれぐらいは欲しい。
また電気タイプに対する有効打はねっぷう、テラバースト程度なので、ハラバリーでアシッドボム+パラボラチャージをするのもよい。
ぼうふうの追加効果はおんみつマントを持たせれば防げる。
それ以外だと原種のガチグマ(D振り推奨)やヒスイヌメルゴンバンギラスなども良い。

外部リンク [編集]