サンダー(ガラルのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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サンダー(ガラルのすがた) [編集]

No.145 タイプ:かくとう/ひこう
通常特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる)
体重  :58.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
サンダーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンダー(ガラル)90125908590100580まけんき
サンダー(原種)90908512590100580プレッシャー/せいでんき
闘/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンダー(ガラル)90125908590100580まけんき
ルチャブル7892757463118500かるわざ/じゅうなん/かたやぶり
カラミンゴ8211574756490500きもったま/ちどりあし/きょうえん
まけんき/闘or飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンダー(ガラル)90125908590100580まけんき
タイレーツ65100100706075470カブトアーマー/まけんき
ナゲツケサル10012090406080490レシーバー/まけんき
ウォーグル10012375577580510するどいめ/ちからずく/まけんき
トルネロス(化身)791157012580111580いたずらごころ/まけんき
ボルトロス(化身)791157012580111580いたずらごころ/まけんき

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/ひこう/こおり/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/あく
いまひとつ(1/4)むし
こうかなしじめん

ガラル三鳥:フリーザー(ガラル) | サンダー(ガラル) | ファイヤー(ガラル)


サンダーリージョンフォームガラル三鳥の一匹。かくとう×ひこうに変化。
種族値は概ね原種から物理・特殊の火力が入れ替わった形で、物理アタッカーとして無駄の少ない理想的な配分。
一致技の相性補完が優れており、単タイプ相手ならば一致だけで全てに等倍以上を取れるのが強み。
さらに特性もまけんきに変わり、いかくを牽制できる。

原種が様々な型に対応できる汎用性を持つ一方、こちらは良くも悪くも純粋な物理アタッカーとしての運用が主になる。
原種との差別化は意識する必要はないが、ランクマッチの仕様上、原種との同時編成はできない点に注意。
前世代では原種がトップメタだった煽りを受けて採用機会に恵まれなかったが、四災をはじめとする強力な悪タイプが増えたことで、こちらも採用意義が増している。

第九世代ではダイマックスが廃止。能力低下が頻発しなくなり、まけんきを誘発させづらくなった。
また一致技で攻撃、素早さを補強することも不可能になり、突破力にかなり陰りが見えてしまうことに。
攻撃面の補強はビルドアップ、素早さはこうそくいどう、新規習得のおいかぜ、くさわけで代用可能。
間接的な火力の強化手段として、専用技のらいめいげりも引き続き習得する。
らいめいげりの習得とじわれ無効により「てんねんヘイラッシャに強い物理アタッカー」という新たな立ち位置を得た。
タイプ耐性のおかげでディンルーにも強く出られるなど、独自の役割対象も存在する。

技方面では前述の技以外に、DLCの技マシンではたきおとすを習得。ダブルウイングやじごくづきもDLCで再習得した。
てだすけ、にほんばれ、あまごい、すなあらしも習得し、空いた技スペースでサポートもできるようになった。
一方でブレイズキック、はがねのつばさ、いやなおとを失い、サブウェポンの狭さが更に顕著に。

新要素のテラスタルは、元の耐性が不安定なので殴り合いの際にも使う機会はある。
大抵は一致のどちらかになり火力を更に底上げさせることになるが、テラバーストと組み合わせ範囲を広げることも視野に入る。



特性考察 [編集]

まけんき
隠れ特性はなくこれのみ。相手によって能力を下げられると攻撃が2段階上がる。
主な発動トリガーは相手のいかくだが、あまえるやおきみやげに対して相殺かそれ以上のリターンを得られる側面もある。
シングルとダブルのどちらでも活きやすい優秀な特性だが、ダブルで味方からの能力低下では発動しないため注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。比較的高めの耐久が下がるためアタッカー向け。
らいめいげり90(135)100防御↓100%タイプ一致技。専用技。自身の耐久を維持しつつ相手の防御を下げられる。
かわらわり75(112)100壁破壊タイプ一致技。威力重視ではなく、相手の壁を重く見る場合の選択肢。
ブレイブバード120(180)100反動1/3タイプ一致技。HPが削られるため威力重視の場合に選択。
ドリルくちばし80(120)100-タイプ一致技。追加効果はないが、耐久を維持しながら攻撃できる。
ダブルウイング40(60)*290-タイプ一致技。命中は下がるが、タスキや身代わりの貫通が狙える。
アクロバット55/110
(82/165)
100-タイプ一致技。耐久を維持しつつ高威力も実現したい場合の選択肢。
ただし工夫が必要。
とんぼがえり70100攻撃後交代対超。苦手な相手に一撃与えつつ退く。
じだんだ75/150100-対電。格闘技をサーフゴーにスカされた時にも有効。
じしんやドリルライナーは覚えない。
くさわけ50100素早さ↑100%威力は低いが、攻撃しながら素早さを上げられる。
死に出しで残りHPの少ない相手を狩れればおいしい。
じごくづき80100音技封じDLCで再習得。対エスパー・ゴースト。ストリンダーにも刺さる。
はたきおとす65/97100道具排除DLCで新規習得。対エスパー・ゴースト。追加効果が優秀。
カウンター-100優先度-5タスキと併せて。役割放棄になりがち。
きしかいせい20~200
(30~300)
100-タスキやこらえると併せた反撃用。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ビルドアップ-攻撃と防御↑。耐久維持型で。つるぎのまいは覚えない。
きあいだめ-急所ランク↑↑。積み技感覚で。
こうそくいどう-素早さ↑↑。上から叩ける相手を増やしたいなら。くさわけやおいかぜとは選択。
おいかぜ-4ターンの間味方の素早さを倍化。味方のサポートに。
みがわり-おにびやでんじはの対策に。
ちょうはつ100おにびやでんじはを始めとした変化技対策。
こらえる-きしかいせいと併せて使いたい場合に。
ねごと-眠り対策に。サブウェポン不足を補う手段にも。
ひかりのかべ-特殊耐久を強化。リフレクターは覚えない。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト対鋼。虫と草の半減を残し、フェアリーと火傷にも耐性をつける。
テラバースト電気が一貫する。
テラバースト対飛行。麻痺無効。
くさわけ
テラバースト
粉技無効。飛行と氷が一貫する。
テラバースト対飛・地。特に電気等倍の飛行に対する手段。
耐性が貧弱で、元の弱点をスイッチできる代わりに有利だった格闘に弱くなる。
インファイト
らいめいげり
けたぐり
かわらわり
一致技の強化。対悪重視。
テラバースト対フェアリーなら鋼が優先される。エスパーが一貫する。
じだんだ対電気。但し元の役割対象は捨てることになりやすい。氷が一貫する。
ブレイブバード
ドリルくちばし
アクロバット
ダブルウイング
一致技の強化。対格闘・草重視。
テラバーストどく。飛行技と範囲が被る。
とんぼがえり飛行が一貫する。
テラバースト格闘との相性補完に優れる。
弱点の数は変わらないが、有利だった格闘と地面に弱くなる。
テラバースト格闘との相性補完に優れるが、悪に弱くなる。
テラバースト氷とフェアリーが一貫する。
はたきおとす超や霊に対して強くなるが、フェアリーは一貫する。
いたずらごころに耐性を持つことで、先制のおにびやでんじはを無効化できる。
テラバースト電気以外の弱点を半減に抑え、特にフェアリーには攻守共に強くなる。
ただし強く出れた格闘と地面に弱くなってしまう。
テラバースト格闘や悪への役割を維持しつつドラゴンを射程範囲に入れるなら。
毒に一致技共々止められやすい。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

汎用アタッカー型 [編集]

特性:まけんき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252 or HAS調整
持ち物:いのちのたま/オボンのみ/ラムのみ/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん
確定技:らいめいげりorインファイト/ブレイブバードorダブルウイング
攻撃技:とんぼがえり/じだんだ/くさわけ/からげんき/カウンター/はたきおとす/テラバースト(炎・電気)
変化技:ちょうはつ/こうそくいどう/ねごと

種族値に沿ったアタッカー。
一致技は範囲・威力・命中と全てにおいて申し分ない。
ただしインファイトやブレイブバードを採用する場合、せっかくの低くない耐久が削れてしまうので注意。

こだわり型 [編集]

特性:まけんき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252 D4
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ
確定技:インファイトorらいめいげり/ブレイブバード
優先技:とんぼがえり/じだんだ/はたきおとすorじごくづき
攻撃技:テラバースト/からげんき
変化技:ねごと

こだわりハチマキやこだわりスカーフで火力または素早さを補強し殴る型。
どちらの持ち物とも相性がいい能力値。
攻めに重点を置いた型なので、メイン技や高威力のインファイトとブレイブバードを優先したい。
ただしかくとう技については、次ターン以降のダメージを伸ばしつつ耐久も維持できるらいめいげりも悪くない。
苦手な相手から逃げられるとんぼがえりも優先的に採用したいところ。
メイン技が通じにくいでんきに対抗できるじだんだが有力候補。

一致技と優先技以外はピンポイントなので、催眠対策のねごとも候補に入る。

ビルドアタッカー型 [編集]

特性:まけんき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:S252 耐久調整 残りA
持ち物:オボンの実/混乱実/たべのこし
確定技:ビルドアップ/らいめいげり/ドリルくちばしorダブルウイングorアクロバット
攻撃技:じだんだ/くさわけ/からげんき/はたきおとすorじごくづき
変化技:ちょうはつ/こうそくいどう

積んで殴るアタッカー。
一致技は耐久を削らないらいめいげりやドリルくちばしが優先される。
回復技であるはねやすめやドレインパンチを覚えないのが惜しい。


相性考察 [編集]

  • ヒートロトム
    Gサンダーのエスパー以外の弱点を全て半減。
    タイプの補完だけでなく攻撃面での補完も優秀で、互いの苦手な相手に強め。
  • バンギラス
    フェアリーが一貫するものの、エスパー無効、飛行半減。こちらは地面、格闘、草、虫が半減以下で受けられる。
    一貫するフェアリーには鋼タイプなどで対策したい。
    Gサンダーが高い抜き性能を持つのに対し、バンギラスは対面性能が高い。攻めの補完としても良好。
    砂嵐のせいでタスキを持てなくなる点に注意。
  • ジバコイル
    Gサンダーの弱点が全て半減以下。Gサンダーはほのお以外のジバコイルの弱点を半減以下に抑える。

対サンダー(ガラルのすがた) [編集]

注意すべき点
一致技の抜群範囲が広いうえ、攻撃と素早さが高いため、並の耐久では受けるのは困難。
物理アタッカーへの普遍的な対策であるいかくも通じず、逆に強化してしまう。
専用技のらいめいげりにより、格闘が等倍のポケモンでも押し切られる場合がある。
対策方法
いかく以外の一般的な物理アタッカー対策となるおにびやでんじはが有効。
耐久は平均以上だが、インファイトやブレイブバードを使う場合は脆くなる。弱点も多いため早めに処理したいところ。
格闘タイプのサブウェポン候補に挙がりやすい岩技がげんしのちからしかないので、飛行タイプでも安心して攻められる。
らいめいげりの追加効果はおんみつマントで無効化できる。
何の因果か、原種サンダーにはガラル側の一致技がどちらも半減、原種の一致技はどちらもガラル側の弱点であり、天敵となっている。
格闘・飛行がどちらも半減以下のポケモン
Aライチュウ、通常ロトムデデンネストリンダーサーフゴー電気×飛行複合

外部リンク [編集]