デデンネ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

デデンネ [編集]

No.0702 タイプ:でんき/フェアリー
通常特性:ほおぶくろ(きのみを使うとHPも最大HPの1/3回復する)
     ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする)
隠れ特性:プラス(特性が「プラス」か「マイナス」の味方が戦闘に出ると特攻が1.5倍になる)
体重  :2.2kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
ほっぺすりすり
サポーター
HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
デデンネ6758578167101431ほおぶくろ/ものひろい/プラス
ライチュウ6090559080110485せいでんき/ひらいしん
パチリス604570459095405にげあし/ものひろい/ちくでん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/どく
いまひとつ(1/2)かくとう/ひこう/むし/でんき/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

でんき×フェアリー複合タイプの第六世代電気ネズミ枠。
カプ・コケコ不在により第九世代では固有タイプ。
種族値は全体的に不安が残るが100族以下の中速帯を抜ける素早さを持つ。
数値上の耐久力は低いものの耐性は半減以下6・抜群2と非常に優秀。

前世代まではあまえる・かいでんぱの両立が可能な数少ないポケモンだったが、第九世代では両立可能なポケモンが増えている。[1]
特にデデンネと同じくサポート気質&いかりのまえばとほっぺすりすりを両立可能なパチリスが主なライバルとなる。ドラゴン耐性等で差別化は可能。

技方面ではこうそくいどう、くさわけ、ドレインキッス、ひかりのかべ、ミストフィールド、がむしゃらを習得。
失った技で有用なものはダブル用のサイドチェンジ程度。
第九世代でもサポート性能は健在だが、新登場のおんみつマントやクリアチャームには注意したい。



特性考察 [編集]

ほおぶくろ
きのみを使うと最大HPの1/3を回復。オボンのみを持たせると58%の回復が可能。
実質HPがおよそ1.6倍と考えるとしんかのきせき以上の性能だが、一撃で落ちたら意味がないので耐久特化や先制あまえる・かいでんぱと合わせて。
特別好相性ではないが、最も使いやすい。
相性の良いリサイクルは過去作限定。
ものひろい
自分以外が消費した道具を拾ってくる。消費されたタイミングで自分が道具を持っていると発動しない。
発動自体が相手に依存し、発動しても有利になるとは限らないのでシングルでは不安定。
ダブルなら相方とのコンボも考えられるが、今度は相手が道具を消費してそれを拾ってきてしまう恐れも。特に第九世代ではブーストエナジーに注意。
トレース対策や特性潰しに使う場合は相手に有用な持ち物を持たせたり投げつけたりしないように。この場合もプラスの方が安全。
プラス
隠れ特性。ダブル用。相方がプラスかマイナスだと特攻1.5倍。自分しかいない場合は無効。
第九世代で他のプラス・マイナス持ちはデンリュウストリンダープラスルマイナンの4体が該当。
彼らとはタイプが被ってしまうが、デデンネは唯一なかまづくりで任意の相方を強化できるのが特徴。
自身も強化されるが、元の数値が低いのであくまでサポート用。
ダブルでトレースされても上記ポケモンが相方でなければ火力を上げずに済む。

↑SV現在、プラスルマイナンはなかまづくりを覚えます


技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
かみなり110(165)70麻痺30%タイプ一致技。高威力・命中難。
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
ほうでん80(120)100麻痺30%タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。ダブルでは周囲全体攻撃。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。地面タイプや無効化特性に注意。
エレキネット55(82)95素早さ↓100%タイプ一致技。専らサポート用。
パラボラチャージ65(97)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果付き。ダブルでは周囲全体攻撃。
マジカルシャイン80(120)100-タイプ一致技。ムーンフォースは覚えない。
ドレインキッス50(75)100HP吸収3/4タイプ一致技。威力は控えめだが回復量は多い。
くさむすび20~120100相手の重さで威力変動対地面。トリトドンカバルドンに。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
ほっぺすりすり20(30)100麻痺100%タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。
でんじはより命中率が高くちょうはつで止まらないが、ゴツゴツメット等に注意。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退可能。無効化されないが低威力。ゴツゴツメット等に注意。
なげつける-100道具消費基本は追加効果目当て。
王者の印で怯みに持ち込む他、味方にきのみを使うことも可能。
いかりのまえば-90-優秀な削り技。一貫性が高く、交代読みで撃ちやすい。ゴツゴツメット等に注意。
がむしゃら-100-相手のHPを自分と同値まで削る。低耐久を活かせるが、タスキは必須。
変化技タイプ命中解説
でんじは90妨害技。ほっぺすりすりと違い、ふいうちやゴツゴツメット等に強い。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。耐久型で。
かいでんぱ100特殊アタッカーを弱体化。耐久型で。
なみだめ-双アタッカーを弱体化。技スぺの節約にはなるが素の耐久は低いため厳しいか。
でんじふゆう-地面技を無効化。先制や交代読みで。プラスマイナス持ちでは唯一第九世代でも覚える。
なかまづくり100味方の強化や相手の弱体化に。ものひろいプラスとあわせて。
てだすけ-ダブル用。味方アタッカーの火力を補助。
ひかりのかべ-5ターンの間、特殊攻撃のダメージを1/2にする。ダブルだと2/3。リフレクターは覚えない。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
かみなり
10まんボルト
パラボラチャージ
一致技の強化。パラボラチャージの回復量も上がる。
くさむすび
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
とんぼがえり
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
なげつける
テラバースト
いたずらごころ無効。
テラバースト解説
マジカルシャイン
ドレインキッス
一致技の強化。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

起点作り型 [編集]

きあいのタスキ最速ベース [編集]

特性:ものひろい
性格:おくびょう
努力値:HS252ベース
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ほっぺすりすり
優先技:あまえる/かいでんぱ/いかりのまえば/マジカルシャイン
選択技:ボルトチェンジorとんぼがえり/10まんボルト/なかまづくり/なみだめ

ほっぺすりすりで相手の足を止め、あまえる・かいでんぱで相手のステータスを下げる。
電気技や麻痺が無効の相手にはいかりのまえばで削って、後続エースの確定圏内に捉える。
ほっぺすりすりの麻痺といかりのまえばを両方無効化できるのはゴルーグシロデスナロトムのみでほとんどの相手に何かしらの仕事ができる。
ライチュウパチリスも同様の動きができるがタイプの違いや他の習得技等で差別化は容易。

ほおぶくろ耐久振りベース [編集]

特性:ほおぶくろ
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:HB252ベースS調整/HD252ベースS調整
持ち物:オボンのみ
確定技:ほっぺすりすり
優先技:あまえる/かいでんぱ/いかりのまえば
選択技:ボルトチェンジorとんぼがえり/10まんボルト/マジカルシャイン/なかまづくり/なみだめ

耐久振り+オボンほおぶくろの回復によって行動回数を確保する。
振っていない素早さをカバーするため基本的にほっぺすりすりから入って相手を麻痺させ、
そこから1~2回行動して後続が動きやすい盤面を作り、退場するのが理想。
きあいのタスキ型とやることは変わらないが、こちらであればタスキの枠を使わず、回復にさえ成功すれば先制技程度で対策を許さずにもう一手動ける。

耐久力は心もとないが、B特化であれば弱点でも無振りカバルドンのじしんや、ボーマンダなどの不一致じしんくらいなら耐えられる。
S無振りでも麻痺が入ればスカーフ95族まで抜けるため、もう一手撃ってから退場することが可能。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:ほおぶくろorものひろいorプラス
性格:おくびょうorようき
努力値:S252 HorBorCorD252
持ち物:きあいのタスキ/だっしゅつボタン/ひかりのこな/オボンのみ/ふうせん/シュカのみ
攻撃技:ほっぺすりすり/10まんボルトorかみなり/ほうでんorパラボラチャージ/ボルトチェンジorとんぼがえり/じゃれつくorマジカルシャイン/いかりのまえば
変化技:てだすけ/なかまづくり/あまえる/かいでんぱ/でんじは/みがわり/まもる/ひかりのかべ

能力値は心許ないもののダブル用サポート技を豊富に覚える。
激戦区100族をギリギリ抜ける素早さを活かしていかに立ち回るかが肝。
プラス+なかまづくりは相方の強化にも相手の妨害にも使える。
まけんきやかちきを上書きしてあまえる・かいでんぱを入れたり、ひらいしん等を無効化して麻痺撒きが可能。

パラボラチャージは周囲全体攻撃で、与えたダメージの半分を回復できる。
相手によっては大幅な回復量となる。味方のひらいしん等とのコンボにも。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対デデンネ [編集]

注意すべき点
あまえるとかいでんぱを両立できるため物理・特殊の双方に強い。
豊富な変化技を活かしたサポート型が主流だが、ほっぺすりすりやいかりのまえばはちょうはつでも止められない。
対策方法
変化技を重ね掛けされる前に速攻。
みがわりを張ればほとんどの技を防げる。
あまえるやかいでんぱはクリアボディあまのじゃく等でも対策可能。なかまづくりでの書き換えは警戒すること。

外部リンク [編集]


[1] ピカチュウ、ライチュウ、Aライチュウ、サンダース、ミュウ、ドーブル、プラスル、パチリス、ストリンダー、パーモット