ナッシー（アローラのすがた） - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

• ページ
• ノート

ナッシー（アローラのすがた） [編集]

No.0103 タイプ：くさ/ドラゴン
通常特性：おみとおし（自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる）
隠れ特性：しゅうかく（ターンの終了時に1/2の確率で使用した木の実を再取得する。晴れているときは必ず発動する）
体重　　：415.6kg（けたぐり・くさむすびの威力120）

ナッシーのリージョンフォーム。原種から攻撃が上昇、素早さはやや低下。
タイプもくさ×ドラゴンに変化しており、物理・特殊ともに攻撃技が充実している。
鈍足だが両刀型の上にどちらでも一致技の威力が高め。
同じく無効化されるタイプがあるとは言え等倍範囲もエスパーよりは広く、上記の通り技威力の差から攻撃性能は強化寄り。

サブウェポンも威力・範囲共に必要なものは最低限揃っており、おみとおしは相手の型を読みやすくアタッカーとして一貫性が高い。
一方、弱点の数こそ減ったがそれでも6つは多く、特にメジャーなこおりが4倍という点は致命的な欠点となっている。
耐性の数も減少し、1/4の3タイプに受け出す際もサブのこおり技やテラスタルを警戒する必要がある。

第九世代ではくさわけの他、原種の影響でアシストパワー、トリック、めいそう、サイコノイズ等多くのエスパー技を習得。
加えて味方の急所率を上げるドラゴンエールを獲得。
トリックルームと両立できるのはAナッシーのみだが、上位ドラゴンやスナイパーのキングドラは中速以上なので戦略に組み込みづらい。
逆に、パワーウィップ、ばかぢから、アイアンテール、ぶんまわす、じばく等は習得不可能に。
自主退場手段はりゅうせいぐんorリーフストーム+だっしゅつパックに頼ることになった。

また、似たような鈍足特殊アタッカー配分の種族値を持つカミツオロチが登場。
耐久面では差を付けられているので、炎技や物理技、豊富な変化技を活かしたいところ。
なお、低速かつ確定急所に向いた技構成を持つことからダブルでは自身との相性も悪くなく、かんろなミツで睡眠技の支援もして貰える。
一方で同タイプな為耐性の管理が難しくなるのがネック。マジカルシャインやふぶきで壊滅しかねないので対策は必須。

【SVでの入手方法】
パルデア地方ではタマタマを進化させても原種ナッシーになる。これはテラリウムドーム内でも同様。
入手はコーストエリアの野生個体を捕獲する必要がある。剣盾のダイマックスアドベンチャーでは出現しないので、コンペボール入りは第九世代で初解禁となる。

特性考察 [編集]

アナウンスが出る特性と出ない特性1つずつなので、相手が持ち物を消費した後でない限り必然的にどの特性かがバレる。

おみとおし

通常特性。場に出たときに相手の持ち物をアナウンスする。ダブルでは相手両方に有効。
持ち物から相手の型をある程度読めるので動きやすくなる。きのみを使わないならこちら。
トレースされるとこちらの持ち物も相手に知られてしまうため要警戒。

しゅうかく

隠れ特性。毎ターン50％の確率で消費済みのきのみを再生させる。晴れなら確実に発動する。
オボンのみや混乱実等とあわせて耐久型で。
同特性持ちには原種ナッシーやオーロットなどがいるが、耐性の違いなどから差別化はあまり意識しなくていいだろう。

技考察 [編集]

物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
ウッドハンマー	草	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技。高威力、反動が痛い。
タネばくだん	草	80(120)	100	-	タイプ一致技。性能安定。
グラススライダー	草	55(82)	100	GF時優先度+1	タイプ一致技。条件付きだが唯一の先制技。
ドラゴンハンマー	竜	90(135)	100		タイプ一致技。性能安定。
げきりん	竜	120(180)	100	行動固定	高威力だが行動固定が痛い。
ワイドブレイカー	竜	60(90)	100	攻撃↓100%	威力は低いが追加効果が優秀。
じしん	地	100	100	-	対炎・毒・鋼。一致技との相性補完に優れる。
けたぐり	闘	20~120	100	-	威力不安定。
アイアンヘッド	鋼	80	100	怯み30%	対氷、フェアリー。
特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
リーフストーム	草	130(195)	90	特攻↓↓	タイプ一致技。連発には向かない。撃ち逃げ・両刀向き。
エナジーボール	草	90(135)	100	特防↓10%	タイプ一致技。性能安定。
ソーラービーム	草	120(180)	100	溜め技	タイプ一致技。晴れ下で有用だが天候変化に注意。
ギガドレイン	草	75(112)	100	HP吸収1/2	タイプ一致技。耐久型で。
りゅうのはどう	竜	85(127)	100	-	タイプ一致技。性能安定。
りゅうせいぐん	竜	130(195)	90	特攻↓↓	タイプ一致技。連発には向かない。撃ち逃げ・両刀向き。
かえんほうしゃ	炎	90	100	火傷10%	対草・虫・鋼。一致技との相性補完に優れる。
サイコキネシス	超	90	100	特防↓10%	対毒。等倍りゅうせいぐんの方が高威力。
ヘドロばくだん	毒	90	100	毒30%	対草・フェアリー。交代読みで。
げんしのちから	岩	60	100	全能力↑10%	対炎・虫・飛行。4倍狙いで。
テラバースト	無	80<120>	100	-	テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技	タイプ		命中	解説
やどりぎのタネ	草		90	妨害技だが、弱点多数のため粘りにくい。
ねむりごな	草		75	妨害技。おみとおしでラム・カゴを見抜ける。
さいみんじゅつ	超		60	ねむりごなと選択。命中率で劣るが、草やぼうじんにも有効。
しびれごな	草		75	サポート用。自身で抜ける相手は少ない。
トリックルーム	超		-	サポート用。自身でアタッカーも可能。
ひかりのかべ	超		-	サポート用。味方の特殊耐久を強化。
リフレクター	超		-	サポート用。味方の物理耐久を強化。
つるぎのまい	無		-	攻撃を強化。物理型で。
のろい	霊		-	攻撃・防御を補強。トリックルームと相性がよい。
みがわり	無		-	変化技対策。オボンのみ＋しゅうかくで回復可能。
まもる	無		-	しゅうかくのターン稼ぎに。
こうごうせい	草		-	回復技。晴れ下なら効果増大。つきのひかりも同様。
ねむる	超		-	回復技。状態異常も回復可能。カゴのみとあわせて。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	テラバースト	解説
炎	かえんほうしゃ	炎技強化。耐性変更。
水	テラバースト	解説
電	テラバースト	解説
草	テラバースト	タイプ一致。
氷	テラバースト	解説
闘	テラバースト けたぐり かわらわり	解説
毒	ヘドロばくだん	解説
地	じしん	解説
飛	テラバースト	解説
超	サイコキネシス サイコショック サイコノイズ	解説
虫	テラバースト	解説
岩	げんしのちから	解説
霊	テラバースト	解説
竜	りゅうせいぐん りゅうのはどう げきりん ドラゴンハンマー	タイプ一致。
悪	はたきおとす	解説
鋼	アイアンヘッド	元の弱点を全て半減。
妖	テラバースト	解説
ステラ	テラバースト	タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊型 [編集]

特性：おみとおし/しゅうかく
性格：ひかえめ/れいせい
努力値：HC252
持ち物：いのちのたま/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/オボンのみ/ヤチェのみ
確定技：りゅうせいぐん/リーフストームorエナジーボール
優先技：かえんほうしゃ/トリックルーム(れいせい)
特殊技：ヘドロばくだん
物理技：じしん
変化技：ねむりごな/トリック

高い特攻で攻めるアタッカー。地面・電気・草・水に繰り出せるが氷技に注意。
他の草タイプはほとんど覚えないかえんほうしゃは優先度が高い。ねむりごなが効かない草によく効く。

れいせいは物理技採用時だけでなくトリックルーム始動役も兼ねる場合に。

とつげきチョッキは水・電気・草に役割を持つために。

物理型 [編集]

特性：おみとおし/しゅうかく
性格：いじっぱり/ゆうかん
努力値：HA252
持ち物：いのちのたま/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/オボンのみ/ヤチェのみ
確定技：ドラゴンハンマーorげきりん/ウッドハンマーorタネばくだん
優先技：じしん/トリックルーム(ゆうかん)
選択技：けたぐり/アイアンヘッド/かえんほうしゃ
変化技：ねむりごな/つるぎのまいorのろい/トリック

原種よりAが高いので物理型も有用。
特殊型と違い攻撃により火力が落ちないのが利点。
一方でいかくやおにびに弱く、ウッドハンマーの反動も痛い。
じしんがあるので対電気性能が高いが、電気タイプにサブとして持たれやすい
氷技（れいとうパンチ、テラバースト（氷））には十分な注意が必要。

技スペースは微妙だが相手を眠らせた隙に積んでいくこともできる。
技威力はC特化リーフストーム・りゅうせいぐん>A特化ウッドハンマー・げきりん>C特化エナジーボール。

【ダブル】トリル始動型 [編集]

特性：おみとおし
性格：ゆうかん/れいせい
努力値：H252 BD調整 残りAorC
持ち物：きあいのタスキ/ヤチェのみ/オボンのみ/メンタルハーブ/いのちのたま/だっしゅつパック
確定技：トリックルーム
特殊技：リーフストームorエナジーボール/りゅうせいぐん/かえんほうしゃ
物理技:タネばくだん/ドラゴンハンマー/ワイドブレイカー
変化技：ねむりごな/ドラゴンエール

おみとおしもあるため先発適性は充分であるが、氷4倍を含めややメジャーな弱点が厳しい。
確実に一撃耐えるためのきあいのタスキやヤチェのみも有用である。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。

対ナッシー（アローラのすがた） [編集]

注意すべき点

攻撃・特攻ともに高水準で型が読みづらい。高火力の一致技に加え、サブ技も多数。
豊富な変化技も厄介。草おなじみの粉技や回復技、原種名残りのエスパー技も所持。
おみとおしでこちらの行動を予測しつつ、トリックルームでペースを乱してくる。

対策方法

耐性は脆く、相性上は不利な水で対面した場合でもれいとうビームで致命傷を与えられる。高火力のドラゴン技等も効果的。
鈍足なので上を取るのも容易。トリックルームにはちょうはつや先制技で対処可能。

外部リンク [編集]

• ナッシー（アローラのすがた） - ポケモン百科事典