モルフォン [編集]
No.0049 タイプ：むし/どく 通常特性：りんぷん（技の追加効果を受けない）※コンパン時「ふくがん」 いろめがね（相手に半減される技のダメージが2倍になる） 隠れ特性：ミラクルスキン（相手の変化技の命中する確率が50%より大きい場合、命中率が50%になる）※コンパン時「にげあし」 体重 ：12.5kg（けたぐり・くさむすびの威力40）
| 蝶舞バトン虫 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |   |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| モルフォン | 70 | 65 | 60 | 90 | 75 | 90 | 450 | りんぷん/いろめがね/ミラクルスキン | |
| アメモース | 70 | 60 | 62 | 100 | 82 | 80 | 454 | いかく/きんちょうかん | |
| アブリボン | 60 | 55 | 60 | 95 | 70 | 124 | 464 | みつあつめ/りんぷん/スイートベール | |
| 色眼鏡特殊虫 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| モルフォン | 70 | 65 | 60 | 90 | 75 | 90 | 450 | りんぷん/いろめがね/ミラクルスキン | |
| イルミーゼ | 65 | 47 | 75 | 73 | 85 | 85 | 430 | どんかん/いろめがね/いたずらごころ | |
| メガヤンマ | 86 | 76 | 86 | 116 | 56 | 95 | 515 | かそく/いろめがね/おみとおし | |
初代出身のむし×どく複合。現環境では他にアリアドスのみ。
鈍足物理のあちらに対しこちらは中速で特殊寄り。
素の状態では低い数値をいろめがねとちょうのまいで補強できる。片方のみなら所持者は多いが、両立するのはモルフォンのみ。
また、スキルスワップやバトンタッチでエースアタッカーのサポートも可能。こちらも他にライバルはいるものの、タイプの違いや他の補助技、攻撃性能の高さで差別化は容易。
総じてアタッカーとしてもサポーターとしても個性的で、状況に応じて切り替えもできるのが強み。
ただし種族値自体は物足りないので、パーティ構築やプレイングには細心の注意を払いたい。
元々いろめがねによる一貫性があるため、追加された技で有力なのはアシッドボム程度。
テラバーストとも相性は悪くはないが、耐久が低いモルフォンでテラスタルを切るかどうかはよく考えよう。
失った技で有力だったものはBDSPで再習得していたふきとばし、あさのひざしで代用の効くはねやすめぐらいか。
碧の仮面ではどくどくを再習得。本人の性質との相性は微妙だが、後続補助としての採用価値はある。
藍の円盤ではヘドロウェーブ、サイコノイズ、がむしゃらを習得。
コンパン(複眼型)の考察はノートにあります。
特性考察 [編集]
- りんぷん
- 攻撃技の追加効果を防ぎ、ねこだましやほっぺすりすりなどの妨害技に強くなる。
能力低下も防げるため、ちょうのまいやバトンタッチを使う際の安定感が高い。サポートに特化させるならこちら。
かたやぶり持ちには貫通されるので注意。
- いろめがね
- 攻撃技の一貫性が上がり、一致技の半減されやすさ・サブウェポンの乏しさをカバーできる。
特にむしのさざめきは無効タイプ無し・みがわり貫通と優秀な性能を持ち、この技で等倍範囲を広く取れるのは心強い。
ちょうのまいとの相性も良いが、虫・毒ともに1/4のポケモンは多いので過信は禁物。
- ミラクルスキン
- 隠れ特性。相手から受ける補助技の命中率が50％に下がり、耐久型やサポート型の相手を起点にしやすくなる。
アンコールやちょうはつなど、みがわりでも防げない妨害技を回避できる可能性があるのは魅力的だが、確実性に欠ける。
またかたやぶり持ちの補助技はもちろん、ふきとばしやほえる、あくびといった必中技にも効果が無い。
技考察 [編集]
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| むしのさざめき | 虫 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。みがわり貫通。 | |
| むしのていこう | 虫 | 50(75) | 100 | 相手全体 特攻↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。 | |
| ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10％ | タイプ一致技。威力重視ならこちら。ダブルでは全体攻撃。 | |
| ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。毒状態の発生率を優先するならこちら。 | |
| ベノムショック | 毒 | 65/130 (97/195) | 100 | どく状態 の相手に 威力倍 | タイプ一致技。どくびしなどと併せて。 | |
| アシッドボム | 毒 | 40(60) | 100 | 特防↓↓100％ | タイプ一致技。疑似火力増強。 | |
| サイコキネシス | 超 | 90 | 100 | 特防↓10% | 対格闘・毒。一致技との相性補完に優れる。 | |
| サイコノイズ | 超 | 75 | 100 | 回復封じ100% | みがわり貫通。単発火力より搦め手を重視するなら。 | |
| エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 対岩・地面。一致技と半減範囲が被る。 | |
| ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | HP吸収 | 回復効果付き。ちょうのまいとあわせて。 | |
| エアスラッシュ | 飛 | 75 | 95 | 怯み30% | しびれごなやちょうのまいとの併用でまひるみを狙えるが、稀に外す。 色眼鏡で火力も落ちにくい。 | |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 | |
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
| とびかかる | 虫 | 80(120) | 100 | 攻撃↓100% | タイプ一致技。追加効果狙い。 | |
| とびつく | 虫 | 50(75) | 100 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果狙い。 | |
| とんぼがえり | 虫 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。非バトン型で候補に。 | |
| がむしゃら | 無 | - | 100 | - | タスキとの相性が良好。 | |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | | ||
| ちょうのまい | 虫 | - | 特攻・特防・素早さ補強。抜き性能の向上に。 | | ||
| こうそくいどう | 超 | - | バトン用。 | | ||
| バトンタッチ | 無 | - | ちょうのまいやみがわりとあわせて。 | | ||
| ねむりごな | 草 | 75 | 催眠技。草やぼうじんには無効。 | | ||
| しびれごな | 草 | 75 | 妨害技。草や電気、ぼうじんには無効。 | | ||
| どくどく | 毒 | 必中 | 耐久型対策。自身のタイプにより必中。毒や鋼には無効。 | | ||
| どくびし | 毒 | - | どくどくと選択。ベノムショックとの相性はこちらの方が良い。 | | ||
| かなしばり | 無 | 100 | 妨害技。みがわりとあわせて。 | | ||
| みがわり | 無 | - | 補助技対策や、バトンタッチとあわせて。 | | ||
| あさのひざし | 無 | - | 回復技。ちょうのまいとあわせて。天候変化に注意。 | | ||
| スキルスワップ | 超 | - | サポート用。ダブルでいろめがねを渡して相方を強化。 | | ||
| いかりのこな | 虫 | - | サポート用。ダブルで相方を守る。 | | ||
テラスタル考察 [編集]
| タイプ | 主な技 | 解説 | |
|---|---|---|---|
| 毒 | ヘドロウェーブ ヘドロばくだん | タイプ一致技の強化に。 むし複合により増えていた弱点が減り受けやすくなっているものの、元の耐久自体が低いので過信は禁物。 | |
| 虫 | むしのさざめき | タイプ一致技の強化に。いろめがねにより広い等倍範囲を持つため強化目的での使用は悪くない。 | |
| 地 | テラバースト | テラバーストが虫・毒技との相性補完に優れる。 いろめがねをもってしても両方半減以下のブロロロームとヒードランに。 | |
| 草 | エナジーボール ギガドレイン | 粉技と宿り木無効。 テラスタル前から飛行や炎が一貫する。 | |
| 炎 | テラバースト | 炎耐性、火傷無効。テラバーストは虫・毒技との相性補完に優れる。 いろめがねをもってしても両方半減以下のアーマーガア、4倍を狙えるハッサムなどに。 | |
| 水 | テラバースト | 良耐性。弱点の炎を半減にし、高火力技の多い水技も半減にする。 | |
| 闘 | テラバースト | テラバーストは一致技をいろめがねでも半減にされる鋼タイプに。特にダイノーズによく刺さる。 | |
| 鋼 | テラバースト | 炎が一貫するが、弱点だった岩や飛行を始め様々なタイプに耐性を持てる。 | |
| 霊 | テラバースト | ノーマル・かくとう技と交代禁止状態を無効。先制技への対策に。 | |
| 悪 | テラバースト | いたずらごころによる変化技妨害を無効。また、エスパー弱点も無効にできる。 | |
| 氷 | テラバースト | テラバーストによる4倍弱点狙いで。雪で防御が1.5倍。 | |
| 岩 | テラバースト | 砂嵐で特防1.5倍。元が弱点だった飛行や炎を半減できる。 | |
| 竜 | テラバースト | 炎半減、その他いくつかのタイプに耐性。フェアリーは呼びにくい。 | |
| 電 | テラバースト | まひ無効。テラバーストは4倍相手ピンポイント。 | |
| 無 | テラバースト はかいこうせん | ゴースト無効。格闘技は元から呼びにくいが、活かせる機会は少ない。 | |
| 飛 | エアスラッシュ | 地面無効。 | |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。 | |
| 使用率・採用率の低いテラスタル |
型考察 [編集]
ちょうのまいアタッカー型 [編集]
特性：いろめがね
性格：ひかえめorおくびょう
努力値：CS252ベース
持ち物：きあいのタスキ
確定技：ちょうのまい
優先技：むしのさざめき/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ
攻撃技：サイコキネシスorサイコノイズ/エアスラッシュ/エナジーボールorギガドレイン
補助技：ねむりごな/みがわり/かなしばり/あさのひざし/バトンタッチ
味方のサポートやねむりごなで起点を作り、ちょうのまいを積んで攻撃する。
初習得した第五世代から基本的に変わらないが、ねむりごなの通りが悪くなっている点には注意。
一致技だけで等倍範囲は賄えているので、サブウェポンはルカリオやサーフゴーなどと戦う際の候補となる。
最速で積んだ時のSは234。準速サザンドラ＠スカーフなどを抜ける。
無補正C振り・Cランク+1で確1を狙える相手もいるので抜いておいて損は無い。
いろめがねにより一致技の一貫性は高いものの、等倍で確1を取るにはCランク+1では足りない。
弱点を突けない相手に対しては複数回積むか、バトンで後続に託すといった工夫が必要。
【ダブル】いろめがねスキルスワップ型 [編集]
特性：いろめがね
性格：おくびょう
努力値：S252 HorC252
持ち物：きあいのタスキ/メンタルハーブ
確定技：スキルスワップ
選択技：ヘドロばくだん/むしのさざめき/アシッドボム/ねむりごな/かなしばり/いかりのこな/まもる
ダブルで強力な攻撃技を持つアタッカーにいろめがねを渡し、突破力を上げる。
いろめがねとスキルスワップを両立するのはモルフォンとヨルノズクのみ。タイプの違いやいかりのこなで差別化できる。
自身は変化技を先手で使いたいのでSは最速。
相方はスキルスワップを受けたターンに攻撃できるようSを調整する。
てだすけと異なり優先度0なので速攻アタッカーとは組ませにくい。
元々強い特性や、スキルスワップが効かない一部特性等も相性が悪い。
逆に天候・フィールド始動特性やいかくは再発動させられるので好相性。
その上で、タイプで無効化されにくい強力な相手全体攻撃技を持つポケモンが理想。
禁伝も含めるとカイオーガが定番の並び。いろめがね＋スキルスワップのコンボの前では、耐性受けや天候上書きといった対策も通用しない。
ルンパッパもむしのさざめきで削ってカイオーガのしおふきの圏内に入れることができる。
対モルフォン [編集]
- 注意すべき点
- やや高めのCSをちょうのまいで更に補強できる。いろめがねもあるので積まれると受け出しが難しい。
ちょうのまい＋バトンタッチやいろめがね＋スキルスワップでエースをサポートしたり、
ねむりごなやかなしばりでこちらを妨害したりと、強力な補助技を絡めた戦法に長ける。
- 対策方法
- 素の能力は低いため、補助技を多用される前に速攻して落とす。虫や毒が1/4以下のポケモンなら尚良い。
ルカリオやサーフゴーならいろめがね込みでも一致技を半減以下にでき、先制技でタスキやちょうのまいも対策可能。
ねこだましやちょうはつでの妨害も有効だが、前者はりんぷん持ちに効かず、後者はミラクルスキン持ちに回避される事があるので注意。