このページは通常フォームのものです。
リージョンフォームはこちら→ゴローニャ（アローラのすがた）
ゴローニャ [編集]
No.076 タイプ：いわ/じめん 通常特性：いしあたま（攻撃技の反動ダメージを受けない） がんじょう（一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る） 隠れ特性：すながくれ（天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない） 体重 ：300.0kg（けたぐり・くさむすびの威力120）
| ゴローニャ | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ゴローニャ | 80 | 120 | 130 | 55 | 65 | 45 | 495 | いしあたま/がんじょう/すながくれ |
| Aゴローニャ | 80 | 120 | 130 | 55 | 65 | 45 | 495 | じりょく/がんじょう/エレキスキン |
| 重火力岩・地 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |   |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ゴローニャ | 80 | 120 | 130 | 55 | 65 | 45 | 495 | いしあたま/がんじょう/すながくれ | |
| ドサイドン | 115 | 140 | 130 | 55 | 55 | 40 | 535 | ひらいしん/ハードロック/すてみ | |
| ドンファン | 90 | 120 | 120 | 60 | 60 | 50 | 500 | がんじょう/すながくれ | |
初代出身のじめん×いわ複合。
種族値は双方のタイプに相応しく、物理に手厚く特殊は薄い典型的な重火力アタッカー。
一致技の威力・範囲が優秀で攻撃性能はかなりのもの。
一方で耐久面は弱点・耐性双方6つで多弱点・多耐性。
4倍弱点も2つ持ち、特殊耐久の低さもあって苦手な相手はとことん苦手。
がんじょうで行動機会は確保できるが、鈍足なうえに先制技も無く1回動くのが関の山。
いわやじめんは物理方面に優れたポケモンの層が厚いため、同複合のドサイドン等との枠争いでも後手に回りがち。
なお今作では同じいわタイプでがんじょう持ちのキョジオーンやオーガポンが登場したが、複合タイプや性質の違いで差別化は容易。
技方面ではグラスフィールド対策・ダブル用のじめん技として10まんばりきを獲得。
高い防御と相性のよいボディプレスも習得したが、耐性面が不安定で居座り・耐久型に向かないこと、元々攻撃も高めなことから敢えて採用する理由は薄めか。
失った技も数こそ多いが、実用的なものはばかぢから、どくどく程度。
特性考察 [編集]
- いしあたま
- 技の反動ダメージを受けなくなる。ただしもろはのずつきを覚えないため、対応技はすてみタックル・とっしんのみ。
トレース対策にはなるが、採用理由としては消極的すぎる。
がんじょうの汎用性には遠く及ばないため候補外。
- がんじょう
- HPが満タンなら一撃で倒されず、一撃必殺無効。
多弱点・鈍足を補えるため、基本的にこれ。
- すながくれ
- 隠れ特性。砂嵐時に回避率上昇、スリップダメージを無効化。
上手く避けられれば強力だが、事前に天候を変化させる必要がある上、運頼りで安定しない。
砂嵐を活用するパーティで地・岩・鋼以外にテラスタルする場合は頑丈が潰れるため辛うじて候補に入るが、そのようなパーティに頑丈がアイデンティティのひとつであるゴローニャを採用する意義は薄い。
技考察 [編集]
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| じしん | 地 | 100(150) | 100 | -- | タイプ一致主力技。外す理由はない。ダブルバトルでは味方を巻き込むので注意。 | |
| 10まんばりき | 地 | 95(142) | 95 | - | タイプ一致技。グラスフィールドやダブルバトル意識ならこちら。 | |
| じだんだ | 地 | 75/150 (112/225) | 100 | 技失敗で 威力倍 | タイプ一致技。岩技の相性補完に。 | |
| じならし | 地 | 60(90) | 100 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。 無効化される場合があるのと、ダブルでは味方を巻き込むのに注意。 | |
| ストーンエッジ | 岩 | 100(150) | 80 | 急所率+1 | タイプ一致メイン技。命中率に難があるので、ロックブラストと選択で。 | |
| いわなだれ | 岩 | 75(112) | 90 | 怯み30% | タイプ一致技。命中重視。怯みは狙いにくい。 | |
| ロックブラスト | 岩 | 25(37)*2～5 | 90 | -- | きあいのタスキ貫通の連続技。ストーンエッジより命中が高くダメージ期待値は劣る。 | |
| がんせきふうじ | 岩 | 60(90) | 95 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。じめん技と異なり無効化されない。 | |
| ヘビーボンバー | 鋼 | 40～120 | 100 | 相手との 体重比依存 | フェアリーへの対策技。 | |
| ジャイロボール | 鋼 | ～150 | 100 | 相手との 素早さ比依存 | のろい、アームハンマーと併せて。遅い相手にはあまり効かない。 | |
| ハードプレス | 鋼 | ～100 | 100 | - | 最大威力が少し低く、癖もあるが、相手を選ばない。 | |
| アームハンマー | 闘 | 100 | 90 | 素早さ↓ | 連打し易いが命中不安で地面と範囲が被る。ばかぢからは過去作限定技。 | |
| ボディプレス | 闘 | 80 | 100 | - | 自分の防御の数値を参照してダメージ計算。デメリットのない格闘技。 | |
| ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10% | 対4倍ピンポイント。A特化でH252振りハッサムが中乱数1発。 | |
| かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 対4倍ピンポイント。 | |
| だいばくはつ | 無 | 250 | 100 | -- | 自主退場や最後っ屁に。ドサイドンとの差別化要素。 | |
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
| だいもんじ | 炎 | 110 | 85 | 火傷10% | アーマーガア等への役割破壊用。 少しCに努力値を割くか、火力補強アイテムを持たせる必要がある。 | |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 | |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | | ||
| ロックカット | 岩 | -- | 最速なら1回で140族まで追い抜ける。準速なら125族と同速。 | | ||
| のろい | 無 | - | 攻撃と防御を強化しつつ、ジャイロボールの威力も上げられるが居座りは厳しい。 | | ||
| ステルスロック | 岩 | -- | 比較的安定して撒ける。がんじょう＋だいばくはつができる中では火力は高め。 | | ||
| まもる | 無 | -- | がんじょう潰しのねこだまし対策などに。 | | ||
| ワイドガード | 岩 | - | ダブル用。こちらへの全体攻撃技を防ぐ。 | | ||
テラスタル考察 [編集]
| タイプ | 主な技 | 解説 | |
|---|---|---|---|
| 無 | だいばくはつ テラバースト | 奇襲用。だいばくはつの威力底上げに。 | |
| 炎 | ほのおのパンチ | 火傷無効に多くの耐性を得られるが、水と地面が一貫する。 | |
| 水 | テラバースト | 水氷鋼半減。弱点は少ないが草は一貫する。 | |
| 電 | かみなりパンチ | 4倍弱点の水と草のダメージを等倍に抑える上に麻痺無効を得るが、地面が一貫する。 | |
| 草 | テラバースト | 耐性をがらりと変えられるが、氷は一貫する。粉技無効。 | |
| 氷 | テラバースト | 解説 | |
| 闘 | アームハンマー かわらわり ボディプレス | 解説 | |
| 毒 | テラバースト | 毒無効と４倍弱点である草を半減できるが、地面が一貫する。 | |
| 地 | じしん じならし じだんだ | タイプ一致技の強化。４倍弱点は無くなるが、水と草と氷が一貫する。 | |
| 飛 | テラバースト | 地面を無効化できるが、氷が一貫する。 | |
| 超 | テラバースト | 解説 | |
| 虫 | テラバースト | 解説 | |
| 岩 | ストーンエッジ いわなだれ ロックブラスト | タイプ一致。すなあらしの恩恵を受けれる上に、４倍弱点が無くなる。 | |
| 霊 | テラバースト | 解説 | |
| 竜 | テラバースト | ４倍弱点の水と草を半減にできるが、氷が一貫する。 | |
| 悪 | なげつける テラバースト | 解説 | |
| 鋼 | ヘビーボンバー ジャイロボール アイアンヘッド | ４倍弱点が無くなるとともに数多くの耐性を得られるが、地面と格闘が一貫する。 | |
| 妖 | テラバースト | 解説 | |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 一致技以外の補正は1.2倍だが、だいばくはつを併用した際に融通が利きやすい。 | |
型考察 [編集]
基本型 [編集]
特性：がんじょう
性格：いじっぱりorようき
努力値：攻撃252 HP252or素早さ252
持ち物：チイラのみ/ラムのみ/じゃくてんほけん/イバンのみ/いかさまダイス/ノーマルジュエル
確定技：じしん/ストーンエッジorロックブラスト
選択技：ボディプレスorアームハンマー/ほのおのパンチ/テラバースト/だいばくはつ/じたばた/ステルスロック
がんじょうによってできる限られた行動回数でダメージを稼ぐシンプルな型。
一致技＋かくとう技で全ポケモンに等倍以上。
弱点の多さとがんじょうによりじゃくてんほけんと相性が良いが、単に発動させて殴るだけだとドサイドンの劣化気味。
先制技を持たないこともあり、行動回数の増加に一役買うイバンのみは相性が良い。
あちらに無いじたばた、だいばくはつ等で差別化したい。
ロックカット型 [編集]
特性：がんじょう
性格：いじっぱりorようき/やんちゃorむじゃき
努力値：攻撃252 素早さ調整 残り耐久
持ち物：ラムのみ/チイラのみ/じゃくてんほけん/ノーマルジュエル
確定技：ロックカット/じしん/ストーンエッジ
選択技：ロックブラスト/だいばくはつ/じたばた/だいもんじ
がんじょうを盾にロックカットで素早さを上げて抜きにかかる。
1回で準速の場合120族抜き、最速なら140族抜き。
火力が不足気味なため性格はいじっぱりにしたいところだが、いじっぱりASゴローニャはようきASドサイドンに火力・素早さともに劣る。
優位点としてがんじょうによる安定性はあるものの、より強く差別化を意識するならS上昇補正の性格を推奨。
じゃくてんほけんを持たせる場合はCも2段階上昇するため、役割破壊としてだいもんじを搭載する価値もある。
特殊方面についてはがんじょう頼りになりがちなので、D下降補正の性格もあり。
ステロ撒き型 [編集]
特性：がんじょう
性格：ようき
努力値：AS252
持ち物：でんきだまorレッドカード
確定技：ステルスロック/だいばくはつ/なげつけるorがんせきふうじ
選択技：ほえる/じしん/ロックブラスト
でんきだま＋なげつける、もしくはがんせきふうじでタスキ潰しとS操作を行い、次ターンにステルスロックで場作りする型。
耐久をがんじょうに一任することで努力値をASに全振りでき、アタッカーとしてもある程度機能する。
Aゴローニャとは耐性により対でんきに優れる点で差別化可能。
ボルトチェンジの一貫を切れるだけでなく、でんきだま＋なげつけるを使う上で麻痺無効のでんきを呼ばない点が特に相性が良い。
場作りを終えたらだいばくはつで退場、もしくはほえるで昆布戦法に移る。
最速＋麻痺で最速140族抜き。がんせきふうじの場合は91族（霊獣ランドロス）+2。
元のSが低いため確実に抜くならでんきだま＋なげつけるに分があるが、がんせきふうじなら持ち物が自由で、レッドカード＋がんじょうのコンボを狙える。
先発で確実に起点を作るなら前者、アタッカー寄りで受け出し運用も想定するなら後者が良い。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ポケモン名 [編集]
- 注意すべき点
- がんじょうで確実に一発耐えて、ステロ撒きやロックカットからの全抜きを狙ってくる。
高威力広範囲の一致技はもちろん、散り際のだいばくはつも非常に強力。
- 対策方法
- 耐性は弱点6、うち2つが4倍と劣悪。
すいりゅうれんだやタネマシンガン等の連続技、かたやぶり持ちならがんじょうを貫通できる。