パルキア - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

パルキア [編集]

No.0484 タイプ:みず/ドラゴン

・通常フォルム
体重  :336.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

・オリジンフォルム
体重  :660.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)

通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない)
専用道具:しらたま(水・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる)
          だいしらたま(水・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる。オリジンフォルムに変化。はたきおとすの威力上昇なし。戦闘中に失ったり奪われたりしない)
パルキアHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
通常フォルム90120100150120100680プレッシャー/テレパシー
オリジンフォルム90100100150120120680プレッシャー/テレパシー
水/竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
パルキア90120100150120100680プレッシャー/テレパシー急所込みの専用技、豊富なサブウェポン
キングドラ759595959585540すいすい/スナイパー/しめりけすいすいによる素早さ上昇
シャリタツ6850601209582475しれいとう/よびみずダブルで独自の動きができる
ウネルミナモ99839112583109590こだいかっせい専用技による晴れパ適性・対晴れパ性能

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)はがね
いまひとつ(1/4)ほのお/みず
こうかなし---

※フリーズドライで4倍のダメージを受ける


第四世代の禁止伝説ポケモンで、みず×ドラゴンの複合タイプを持つ。
専用技あくうせつだんは使い勝手がよく優秀で、ほかの特殊技もハイドロポンプをはじめ強力なものが揃っている。
弱点・耐性ともに少なめだが、みずが1/4で耐久指数も十分高いので、禁止級解禁ルールでトップメタの一角を務めるカイオーガに強い。
同時に複数の禁止級を使えるルールであれば、カイオーガの弱点を全て等倍に抑え、天候も活用できる頼れる相棒にもなる。
ただしねっとうは覚えず、ダブルのみず単体攻撃はハイドロポンプ頼りになる。

素早さは禁止級伝説では高いほうだが、今世代ではザシアンムゲンダイナコライドンミライドンなど、さらに素早く弱点を突ける強力なポケモンも多い。
ザシアンは攻撃が下がったとはいえ、無補正A振り剣王ザシアンのランク+1じゃれつくで、防御特化でも中乱数一発。
何より肝心のカイオーガがこの世代では減少傾向で以前よりメタを見出せなくなったため、それに伴いパルキア自身も大きく評価を落とす結果となってしまっている。

フリーズドライが4倍弱点となる。幸い習得できるポケモンは限られているが、要注意。

+  フリーズドライについて

LAに引き続きオリジンフォルムが登場。攻撃と素早さが入れ替わることで、特殊アタッカーとしてより洗練された能力になる。
持ち物がだいしらたま固定になってしまうが、優秀な一致技をデメリット無しで強化可能。
もっとも、第八世代以降は禁止伝説ポケモンの素早さがかなりインフレしたため、強化されてもなお足りていない感は否めない。
通常フォルムのパルキアに対し、トリックなどでバトル中にだいしらたまを渡すことはできない。
能力値や特性がギラティナのように大きく変わるわけではないため、本wikiでは両形態を1つの育成論に記載する。

第九世代ではひやみず、こごえるかぜ、たきのぼり、トリック、テラバーストを新規習得。
DLCではほえる、ダブルウイング、じゅうりょく、スケイルショットを再習得した。
スケイルショットは数少ない素早さ上昇手段として起用可能。

第9世代ではダイマックスがないため、物理型をノートへ移動。
ただ、スケイルショットなどを再習得したため、活躍次第では元のページに戻すのも検討。

2023/12/8~2023/12/22の期間限定で開催されたレイドバトルで1匹のみ入手可能[1]
性格は「ひかえめ」、テラスタルは「ドラゴン」固定で、特性は隠れ特性の「テレパシー」。個体値は4V確定のランダム。



特性考察 [編集]

通常特性・隠れ特性ともに両フォルム共通。

プレッシャー
相手から技を受けたとき、その技のPPを1多く減らす。
片方の特性「テレパシー」がダブルバトル専用なので、シングルではこちらを選択。
特性の発動順によって相手の素早さを判定する目的でも使える。
テレパシー
隠れ特性。ダブルバトル専用。味方からの攻撃技を無効化する。変化技は通常通り受ける。
弱点となる周囲全体攻撃技はミストバーストのみだが、ほうでんやじならしなどのデメリットを避けることができる。
かたやぶりには貫通されるので、うっかり相方に選ばないように。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
あくうせつだん100(150)95急所率+1タイプ一致専用技。追加効果も優秀で使いやすい。
LAと違い、オリジンフォルムでも性能は変化しない。
ニ連射時の総火力はりゅうせいぐんを超える。
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。撃ち逃げに適している。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力だが、若干命中に難あり。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。命中安定。
ひやみず50(75)100攻撃↓100%タイプ一致技。タスキや特性潰しを兼ねて。
だいちのちから90100特防↓10%対電気・鋼。攻撃範囲が水と被りがち。飛行や無効特性に注意。
だいもんじ11085火傷10%対氷・鋼。一致技と併せてマリルリ以外に等倍以上。
10まんボルト90100麻痺10%対水・飛行。
かみなり11070麻痺30%雨パに入れる場合や雨パ対策に。カイオーガに役割を持たせたいなら必須。
はどうだん80-必中対氷・鋼。命中安定。
きあいだま12070特防↓10%対氷・鋼。威力重視。
れいとうビーム90100氷10%4倍ピンポイント気味。
こごえるかぜ55(82)95素早さ↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力命中効果解説
スケイルショット25(37)
*2~5
90防御↓
素早さ↑
一致技。能動的にすばやさを上げる唯一の手段。
ヘビーボンバー40~120100体重比依存対フェアリー。通常フォルムの時点で多くのフェアリーに最大威力を出せる。
オリジンフォルムだと妖アルセウス・剣王ザシアン以外に最大だが、攻撃力が落ちる。
ちいさくなる相手に必中&威力2倍。
変化技タイプ命中解説
みがわり-タイプ一致技の範囲が広いので、あると便利。
でんじは90そこそこ早いので、自身の恩恵より後続のサポートに。
ビルドアップ-攻撃防御↑。物理型の火力補強に。
トリックルーム-伝説の中では貴重な始動役。
自身は素早い方なので、ダブルバトルにおける切り返しや、ザシアンなど超高速アタッカー用として。
トリック-新たに修得した技。こだわりメガネやこうこうのしっぽとの組み合わせで。
オリジンフォルムで使用しても失敗するので注意。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ハイパーボイス
のしかかり
解説
だいもんじ
かえんほうしゃ
テラバースト
フェアリー半減。火傷無効。
ハイドロポンプ
なみのり
アクアブレイク
タイプ一致技の強化。電気が抜群になるが氷半減を得る。
かみなり
10まんボルト
テラバースト
麻痺無効。
テラバースト粉技無効。
ふぶき
れいとうビーム
テラバースト
解説
きあいだま
はどうだん
かわらわり
フェアリーが一貫する。
テラバースト対フェアリー。
だいちのちから
じしん
解説
ダブルウイング
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
パワージェム
ストーンエッジ
いわなだれ
解説
シャドークロー
テラバースト
解説
りゅうせいぐん
あくうせつだん
スケイルショット
タイプ一致技の強化。氷が弱点になり、電気と草への耐性を得る。
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。フェアリーが一貫する。
ヘビーボンバー
テラバースト
対フェアリー。ドラゴン含む多くの耐性を得て便利だが読まれやすい。
テラバースト対ドラゴン。
ステラテラバースト素の耐性は微妙だが、水1/4の耐性を維持しつつ全タイプの技を一回ずつ強化。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:だいしらたま/いのちのたま/こだわりスカーフ/こだわりメガネ/きあいのタスキ/半減実(ハバン・ロゼル)/とつげきチョッキ
確定技:あくうせつだんorりゅうせいぐん/ハイドロポンプorなみのり/かみなりor10まんボルト
選択攻撃技:はどうだんorきあいだま/だいもんじ/れいとうビーム/だいちのちから
選択変化技:みがわり/でんじは/トリック
テラスタイプ:水/竜/鋼/ステラ

第四世代から変わらない、パルキアの基本となる型。
攻撃技はとにかく豊富で、タイプ一致技は勿論、れいとうビーム、鋼に強い炎技やはどうだん、雨と相性の良いかみなりまで使える。

性格はおくびょうが基本。高めの素早さと、ハバンのみを持たせて突っ込ませることが多いため、耐久は下げたくない。

フェアリーに対する有効打はほとんどないため、引いた方が無難。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対パルキア [編集]

注意すべき点
ハイドロポンプ・あくうせつだん・だいもんじ・きあいだまなど、強力な特殊技と特筆すべき攻撃範囲が脅威。
Sも100族なので禁止伝説でも足が速い部類に入り、多くのポケモンにとって脅威となる。
LAで獲得したオリジンフォルムは素早さがさらに上昇。持ち物固定と引き換えに一致技の火力も高い。
対策方法
積み技をほとんど有していないので、特殊耐久の高いポケモンなら安定する。一般ポケモンではラッキーハピナスあたりが最有力。
特にラッキーは特殊攻撃を得意としている禁止伝説ポケモンをほとんど受けられるので、一般ポケモンの中では需要が高い。
伝説戦ではザシアンなどのフェアリーも優位に立てる。
きあいのタスキの所持率は低いので、きあいのタスキ持ちで2回殴ることができるポケモンでもOK。
きあいのタスキを持たせたガブリアスなどは大きな圧力をかけられる。

外部リンク [編集]


[1] レイドバトルはバイオレット限定出現だが、オンラインだとスカーレットでも参加・入手可能。
[2] フリーザーの特攻=フリージオの特攻