フリージオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

フリージオ [編集]

No.0615 タイプ:こおり
特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない)
体重:148.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
特殊単氷HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
フリージオ80505095135105515ふゆう
グレイシア65601101309565525ゆきがくれ/アイスボディ
高速特殊氷HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
フリージオ80505095135105515ふゆう
Aキュウコン73677581100109505ゆきがくれ/ゆきふらし
ユキメノコ7080708070110480ゆきがくれ/のろわれボディ
氷/高特防HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
フリージオ80505095135105515ふゆう
レジアイス805010010020050580クリアボディ/アイスボディ
モスノウ7065601259065475りんぷん/こおりのりんぷん
200(585)こおりのりんぷん無振り

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/いわ/はがね
いまひとつ(1/2)こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ふゆう」により、じめん無効


第五世代出身の単こおり。特防と素早さが高い一方で物理方面は低水準という尖った種族値の持ち主。
物理技には弱いが、ふゆうにより地面に強く出られるのが特徴。同特性の氷は他にフロストロトムのみで、種族値・タイプ・技の違いから差別化は容易。
高速ぜったいれいど使いとしてはAキュウコンに代わり新たにパオジアンが登場したが、物理アタッカー気質なのでこちらも差別化は特に必要ない。

第九世代では霰が廃止、代わりに登場した雪はこおりタイプの防御が1.5倍になる効果がある。
それでも物理耐久は並程度ながら、再習得したオーロラベールを張る程度の余裕はできたか。
さむいギャグを習得したヤドキングから繋ぐなどして採用の余地はあるだろう。

新技ではひやみず程度。威力不足かつ本人との相性も微妙だが、後続補助や交代読みで撃てば多少のサポートになる。
その他タマゴ技でこおりのいぶきとだいばくはつ、碧の仮面ではつららばりを習得。いずれも相手に撃つには微妙だが、ダブルで味方の特性やアイテムを発動するトリガーとしては使い道があるか。

仕様面ではダイマックスが廃止。ソーラービームの使い勝手が落ちたものの、ぜったいれいどの通りが良くなった。
新要素のテラスタルは攻撃性能や耐性を改善でき、アタッカーとしても特殊受けとしても安定感が増す。
ただし、雪の物理耐久上昇は受けられなくなるので出落ちの危険もあり、ぜったいれいどの命中率も下がるため、フリージオに切るべきかどうかは慎重に考える必要がある。



特性考察 [編集]

ふゆう
第2特性や隠れ特性はなく、これのみ。
地面技を受けなくなるが、フィールドの効果を受けられなくなる。
電気タイプにテラスタルすると実質弱点無しになる。
かたやぶりには貫通されるので注意。

技候補 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ぜったいれいど-30一撃必殺低火力相手に試行回数を稼ぐ。氷タイプとがんじょうには無効。
テラスタルなどでタイプが氷以外になると命中が20に下がる。
フリーズドライ70(105)100凍り10%一致技。威力は低いが水タイプにも抜群。サブ感覚で他技と両立もあり。
ふぶき110(165)70凍り10%一致技。高威力だが命中不安。雪とあわせて。
れいとうビーム90(135)100凍り10%一致技。性能安定。
こおりのいぶき60(90)90急所100%一致技。確定急所により実質威力135。
命中不安だがひかりのかべや積み技に強い。タマゴ技。
こごえるかぜ55(82)95素早↓100%一致技。流し先に刺す。ぜったいれいどと選択。ダブルでは相手全体攻撃。
みずのはどう60100混乱20%対炎。威力は低い。
ひやみず50100相手攻撃↓100%対炎。威力は低いが追加効果が優秀。
ソーラービーム120100溜め攻撃対水。晴れがほぼ必須なため晴れパ以外では採用しづらい。
ラスターカノン80100特防↓10%氷・岩・フェアリーに抜群だが、汎用性は低い。
げんしのちから60100全能力↑10%対炎・氷。威力を考えるとリザードン等の4倍ピンポイント。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
物理技タイプ威力命中効果解説
こおりのつぶて40(60)100優先度+1タイプ一致技。先制技。タスキ潰しに。
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。ダブル向け。攻撃手段として使うには自身の能力と噛み合いが悪い。
Aが低いことを逆手に取り、味方のじきゅうりょく+弱点保険などの発動補助に。
アイススピナー80(120)100(80)フィールド破壊タイプ一致技。フィールドに頼る相手に。
こうそくスピン50100設置技破壊
拘束解除
素早さ↑
素早さの上昇も設置技の除去効果も優秀。
キョジオーン等相手でもステロ除去しつつ解放される。
しめつける1585拘束ダメ有利対面でとけるを積み要塞化を狙える。
しめつけバンドや、味方のどくどくとあわせるのも〇。
だいばくはつ250100自分瀕死サポート後の退場に。タマゴ技。
変化技タイプ命中解説
じこさいせい-特殊受けならほぼ必須の回復技。最大PPが8に減少した。
くろいきり-能力ランクリセット。対オニゴーリや積みエース、バトンパの起点回避に。
しろいきり-相手からの能力ランク低下を防ぐ。挑発は覚えず、ダブルでは味方全体を守れるため採用圏内。
みがわり-交代読みや変化技読みなどで。
ひかりのかべ-サポート用。特殊に対して圧倒的に強くなる。
リフレクター-サポート用。物理に対して並程度に強くなる。自身の強化のみで良い場合はとけるやてっぺきでも可。
オーロラベール-天候が雪の時のみ使えるサポート技。両壁を展開し後続支援や居座りに。タマゴ技。
ゆきげしき-ふぶきはあまり採用しないが、自身のB上昇と後続サポートに。他天候の妨害にも。
とける-特殊と対面時に積める。じこさいせいと合わせて要塞化も。てっぺきよりPPが多い。
あやしいひかり100妨害技。不利対面の誤魔化しに。素早いので使いやすいが自傷率は3割と心許ない。

テラスタル考察 [編集]

こおり以外にするとぜったいれいどの命中が下がり、雪の防御強化を得られなくなる。

タイプ主な技解説
テラバースト格闘が一貫するうえ、耐性はゴーストのみ。
また高威力技が行動不能や自滅技と扱いにくいため非推奨。
テラバースト火傷無効。岩が一貫する。
テラバースト炎対策。フリーズドライで水対策も可。
テラバーストふゆう持ち共通の強みである弱点なし耐性化。受け重視なら。
ソーラービーム
テラバースト
ふゆうと合わせてリククラゲに強く出れる。
ふぶき
れいとうビーム
フリーズドライ
一致補正2倍。
テラバースト対岩・鋼。ステロ半減も。
テラバースト氷と合わせて鋼に受けられるため攻撃向きではない。
弱点の地面はふゆうで透かせる。
物理エスパーは多くないため受け重視なら候補となるが、サイコショックに注意。
テラバースト対炎岩鋼。
テラバースト岩が一貫する。
テラバースト対格闘。
テラバースト炎と岩が一貫する。
げんしのちから
テラバースト
地面無効、呼ぶ水と草はフリーズドライで返り討ちにできる。
苦手な氷・炎を一致げんしのちからで潰せる。
テラバースト呼びやすい格闘技に加えノーマル技も透かせる。しんそくカイリューに一矢報いられる。
テラバースト炎半減。元々氷技は撃たれないがドラゴンの相手はしにくくなる。
テラバーストいたずらごころ+ちょうはつ等を防げるのはありがたい。格闘が一貫する。
ラスターカノン炎と格闘が一貫するが耐性に優れる。地面はふゆうで無効。
テラバースト竜・悪・闘に強くなる。ただし攻防共に鋼に弱いまま。

型考察 [編集]

特殊受け型 [編集]

特性:ふゆう
性格:おくびょう(推奨)orおだやか
努力値:HS252ベースCD調整
持ち物:たべのこし/ラムのみ/オボンのみ/混乱実
確定技:ぜったいれいど/フリーズドライ/じこさいせい
選択技:ラスターカノン/くろいきり/みがわり
テラスタイプ:毒/電/鋼

高い特殊耐久とじこさいせいの習得を活かした特殊受け型。
先手で行動することで数値や耐性の貧弱さを補うことができるため、調整はおくびょうHSベースが基本。
フリーズドライにより特に対特殊みず性能に優れ、高い素早さにより氷弱点を持つポケモンに対するアタッカー性能も損なわない。

攻撃範囲は基本こおり技だけで十分だが、相手がこおりタイプだと此方も詰めに欠けるため、サブウェポンにはラスターカノンが候補となる。
ぜったいれいどは苦手なはがねタイプや耐久ポケモンに対する重要な崩し技。
状態異常技を回避できるみがわりも相性がよく、上手くみがわりを残せればぜったいれいどの試行回数も稼げる。

アタッカー型 [編集]

特性:ふゆう
性格:おくびょう/せっかち(こおりのつぶて使用時)
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび/とけないこおり/とつげきチョッキ
確定技:ふぶきorれいとうビームorフリーズドライ(両立可)
攻撃技:ラスターカノン/ぜったいれいど/こおりのつぶて
変化技:あやしいひかり/ひかりのかべ/リフレクター/みがわり
テラスタイプ:氷/鋼

ガブリアスを抜くために最速が基本。じしん読みで繰り出し、先制で氷技を撃てる。
フリーズドライにより対ドラゴンと対水ポケモンを同時にこなせて便利。威力は心許ないのでれいとうビームとの両立もあり。
フリーズドライでH振りギャラドスを高乱1、珠で4振り水ウーラオスを確1、珠れいとうビームで同サザンドラを確1。
マルスケカイリューも高乱1だが、ハチマキしんそく+珠の反動で相打ちになる恐れがある上、耐久振りも考慮すると分が悪い。

特殊耐久は無振りでもなかなかあり、不一致だいもんじやきあいだま程度は耐えられる。
また、とつげきチョッキを持たせると無振りでも多くの相手からの不一致だいもんじを2発耐えるようになる。

構成例
れいとうビーム/フリーズドライ/ラスターカノン/ぜったいれいど@とけないこおり

対フリージオ [編集]

注意すべき点
ガブリアス霊獣ランドロスを抜ける素早さに加えて特性ふゆう持ちで、環境に多いじめんタイプに強い。
高い特防とじこさいせいにより、役割破壊のだいもんじ程度では突破は難しい。
フリーズドライやぜったいれいどを持ち、水タイプや耐久型での受けを許さない。
対策方法
物理耐久は低いので、上からの物理技で攻める。
バレットパンチやマッハパンチは先制で弱点を突けるので特に有効。
タスキやみがわり持ちが多いので、ロックブラストなどの連続技もあると突破しやすい。
同じ氷タイプなら氷技半減、ぜったいれいど無効だが、ラスターカノンに注意。
がんじょう持ちの鋼タイプ(フォレトスジバコイル等)には有効打が無い。

外部リンク [編集]