シャワーズ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

シャワーズ [編集]

No.0134 タイプ:みず
通常特性:ちょすい(水タイプの技を受けた時、その技を無効化し、最大HPの1/4を回復する)
隠れ特性:うるおいボディ(雨のときに、ターン終了時に状態異常が治る)
体重 :29.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性ちょすいの場合、みず無効


ブイズ:イーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア


イーブイの進化系、通称ブイズの一角に当たるみずタイプ。
特殊方面の数値が高く、HPの高さと積み技の存在から物理相手もそれなりに渡り合える重火力アタッカー。
単純なHB振りだけでも実数値がH=B+Dになることからも分かるとおり、配分の完成度は高め。

ブイズの例に漏れず攻撃範囲は狭く、みず+こおりの範囲を半減に取るみず相手の有効打に欠ける。
第九世代では一時的にねっとう、クイックターン、ウェザーボールが習得不可になっていたが、DLCにてわざマシンとして復活。
過去作限定だったほえると併せて再度習得可能になった。
変化技では剣盾では習得できなかっためいそうが使えるようになり、特攻と特防を補強する他、そのままバトンへ繋げることも可能。
藍の円盤ではみわくのボイスも習得した。

新たな耐久みずの有力候補としてヘイラッシャが登場したが、配分・習得技の双方で差別化は容易。
DLCにてライバルであったスイクンおよびミロカロスが復帰してきた。火力を活かす、あくびを持たせるなど差別化は意識しておきたい。
ブイズ特有の変化技のレパートリーもあって、代替の利きづらさは健在。

一方で新顔のマスカーニャは専用技・トリックフラワーにより抜群を取ってくる。
確定急所のためとけるを積んでも貫通されてしまい、技の採用率も高いので相手に見えたら選出はよく考えておきたい。



特性考察 [編集]

ちょすい
みず技を無効で受けられるようになる。
HP回復に加え、ひやみずやたきのぼり等の追加効果も無効化出来るので半減とはいえ恩恵は大きい。
特に一部の水ポケモンは、攻撃技が水タイプのみというケースもあるため、場合によっては完封も可能。
かたやぶりには貫通されるが、水技持ちはイダイトウミガルーサくらいなので一応覚えておく程度で良い。
トレースには注意。サーナイトにはシャドーボールが有効打となるが、ポリゴン2はあくびで誤魔化すぐらいしかできなくなる。
第九世代ではテラスタルの登場により、水等倍~弱点のタイプに変化しても水技を無効化できるという利点を得た。
うるおいボディ
隠れ特性。雨天候時ターン終了時に状態異常を回復できる。
とはいえ鈍足寄りの特殊型という都合上おにびやでんじはを撃たれることは少なく、
どくどくも技マシンが復活したとはいえ使用者は激減したため、状態異常になる機会がそもそも少ない。
ちなみに雨が止むターンは『うるおいボディの発動よりもに処理』されるので回復できない。
あくびに対しても『眠り判定がうるおいボディの発動よりもに処理』されるので対策にならず、ちょすいと比べると明確な強みに乏しい。
第九世代ではダイマックスの廃止により、自分で雨を展開する手段があまごいしかなくなったため更に活かしにくくなってしまった。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-高火力の一致技。命中不安・PPが少ないので耐久型には不向き。
なみのり90(135)100-命中・威力ともに安定した水技。
ひやみず50(75)100相手攻撃↓100%基本的にねっとうでよいが、
あくびを使うなどやけどさせることに不都合があるなら。
ねっとう80(120)100火傷30%威力は低いが追加効果がおいしい。
耐久向けだが、こんじょう相手やあくびを入れたい場合は邪魔になる可能性も。
だくりゅう90(135)85命中↓30%ダブルでは二体攻撃。命中不安。
うずしお35(52)85拘束ダメージ相手のつり出し防止や有利な相手をキャッチして積みの起点にする場合に。
れいとうビーム90100凍り10%水との相性補完に優れたサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%命中不安だが火力を求める場合に。
こごえるかぜ5595素早↓100%主にダブル向け。追加効果が優秀。
シャドーボール80100特防↓20%水が効かない相手への一貫性は高い。
みわくのボイス80100同ターン能力
上昇した相手を
混乱100%
藍の円盤から習得。初のフェアリー特殊サブウェポン。
連撃ウーラオスなどに。みがわり貫通。
ハイパーボイス90100-抜群は取れないが一貫性は高い。みがわり貫通。
アシストパワー20~100-バトンで能力上昇を受け継ぐ事を前提に。自分でとけるを積んでもよい。
どろかけ20100命中率↓100%追加効果が優秀。
ウェザーボール50/100
(150)
100天候準拠雨で実質威力225の命中安定なメインウェポンに。
ほかの天候でも有用なサブウェポンになる。
テラバースト80100テラスタイプ準拠第七世代以前のめざパの代わりに。炎、電気、草、地面辺りが有力候補。
物理技タイプ威力命中効果解説
クイックターン60(90)100自分交代後攻で使えばダメージを稼ぎつつ後続を安全に繰り出せる。
ねがいごととのコンボにも。ちょすいよびみずかんそうはだに注意。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。少しでも被ダメージを抑えてとどめを刺したいときに。
くさわけ50100素早さ↑100%素早さをバトンしたいときに。
変化技タイプ命中解説
あくび-起点作りや苦手な相手を流すことができる。
とける-心もとない防御を大幅に強化。
めいそう-特攻と特防を強化。
あまえる100居座るよりも流す場合の選択肢。
アクアリング-耐久向け。バトン可能。
バトンタッチ-積み技やみがわりを味方に引き継ぐ。交代読みにも便利。
ねがいごと-回復兼サポート用。HPが高いので回復量は多い。
H無振りの場合の後続回復量は102、全振りで118となる。
ねむる-回復用。カゴのみやねごとが必要だが状態異常にも強くなる。うるおいボディと好相性。
まもる-あくびの眠り待ち、たべのこしやねがいごとでの回復などに。
あまごい-うるおいボディでねむると合わせて。水技の火力補強にもなる。
くろいきり-能力変化解除。自身も積み技を使いにくくなるが、ダブルで真価を発揮する。
てだすけ-ダブル専用。味方のサポートに。
ほえる-あくびよりも強制性がありみがわりも流せるが、眠らせることはできない。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ハイパーボイス
はかいこうせん
特性込みで、型破り以外のイダイトウの一致技を両方無効化できる。
テラバースト苦手な草タイプやフリーズドライへの対抗。
弱点となる水技はちょすいで無効化。ただし水への打点にはならない。
ハイドロポンプ
なみのり
だくりゅう
ひやみず
一致技の強化。アタッカー型で。
テラバースト苦手な電気タイプの技を半減で受けつつ、水タイプ相手に優位に立ち回りたい時の選択肢。
テラバースト
くさわけ
弱点の草・電気を半減。水タイプへの貴重な打点。
耐性は悪いので注意。
れいとうビーム
ふぶき
こごえるかぜ
対草竜。補完性は高い。ただし耐性は劣悪。一応炎は呼びにくい。
テラバースト鋼への打点を得る。弱点となる飛行には氷技が刺さる。
テラバースト草半減。どくどく無効は耐久、積み型と相性がいい。
テラバースト苦手な電気タイプへの対抗。弱点となる水技はちょすいで無効化。
クイックターンとボルトチェンジを両方無効にしながらあくびを展開できる。
テラバースト電気が一貫する。
アシストパワー
テラバースト
耐性が少なく、元の耐性との補完も無い。
テラバースト草に耐性を得り電気も等倍に。炎・岩は呼びづらいが飛行だけには注意。
テラバースト対氷虫飛。弱点となる水技はちょすいで無効化。
シャドーボール対霊超。カイリューのしんそく透かしにも。
テラバースト草、電気半減。
テラバースト対霊超。
テラバースト良耐性。毒無効により耐久率が上がる。
みわくのボイスちょすいのおかげで連撃ウーラオスに強く出られる。
氷技が通りにくい複合竜(セグレイブなど)にも有効。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ちょすい
性格:ひかえめ
努力値:BC252ベースでS調整
持ち物:こだわりメガネ/オボンのみ/たつじんのおび/たべのこし/とつげきチョッキ
確定技:ねっとうorなみのりorハイドロポンプ/れいとうビーム
攻撃技:シャドーボール/アシストパワー/テラバースト/でんこうせっか/みわくのボイス/クイックターン
変化技:あくび/くろいきり/めいそう

高い特攻と耐久を活かした重火力特殊アタッカー型。
HPは十分に高いので、努力値はできるだけ防御と特攻に回すのが基本。
水+氷技のみで水タイプ以外には広く範囲確保できるので、その2つは確定となる。

S65という素早さは、低速ポケモンの中ではかなり調整しがいがある数値。
すぐ下にはバンギラスがおり、同速にはブラッキー、すぐ上にアーマーガアがいる。
これらには上を取れればかなり有利になるのでSは要調整。
例1:H12 B212 C252 D4 S28(S4振りアーマーガア抜き)
例2:H12 B196 C252 D4 S44(無振り70族抜き)
例3:H12 B212 C236 D4 S44(無振り70族抜き、例1と同等の物理耐久を実現しつつ、Cは11n調整)

ねがいごと耐久型 [編集]

特性:ちょすい
性格:ずぶとい
努力値:B252 H252(実値237)orH156(実値225) 残りCDS
持ち物:たべのこし
確定技:ねっとう/ねがいごと
優先技:まもる
攻撃技:シャドーボール/れいとうビーム/みわくのボイス/アシストパワー(とける採用時)
変化技:とける/アクアリング/あくび/めいそう

シャワーズの耐久と特攻を存分に活かし、ねっとうで体力を削っていく型。
まもるは必須ではないが、ねがいごとやたべのこし、ねっとうによるやけどとの相性がよい。

ねっとうだけでは決め手にかけるので、もう1枠は攻撃技を搭載したほうが、相手にできるポケモンも増えるだろう。
水技との相性補完なられいとうビームだが、差別化やミミッキュを意識するならシャドーボール。
ただしなみのり+シャドーボールだとトレースポリゴン2に完封される。

シャワーズのHPは高いので、ねがいごとをして交換し控えのポケモンを回復するなど役割は多いだろう。
使い方次第ではパーティの潤滑油になれる。
クイックターンがあるとサポート性能が高まる。

努力値振りについては、HPと防御に振ることにより大体のポケモンを相手にできる。
HPは最大の237調整と、16n+1に合わせた225調整の2パターンが考えられる。
ねがいごとの回復量を優先するなら252振り、細かい無駄を無くして他を補強するなら156振りとなる。
特攻に振るなら、「特定のポケモンのみがわりをなみのり1発で確定破壊」など明確な目標を定めておこう。

サイクル型 [編集]

特性:ちょすい
性格:のんき
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/オボンのみ
確定技:あくび/クイックターン
攻撃技:なみのりorねっとうorひやみず/れいとうビーム/シャドーボール/みわくのボイス
変化技:まもる/くろいきり/ねがいごと

クイックターンとあくびを利用して対面操作とサイクル回しを兼任する。
ちょすいにより水への後出しで高い安定感を持つ点が他のあくび+クイックターン使いに対する優位点。
火力もそこそこあり、いざとなれば眠った相手を押し流す程度の働きも担える。

後攻クイックターンを狙うためSは最遅推奨。
水技は癖が無く使いやすい波乗りが基本。
ねっとうはあくびと相性が悪いのでパーティにおける役割をよく考えた上で採用したい。

うるおいボディ活用型 [編集]

特性:うるおいボディ
性格:ずぶとい/ひかえめ/おだやか
努力値:防御252 HP 特攻 特防 素早さ調整
持ち物:たべのこし/しめったいわ/ゴツゴツメット
確定技:あまごい/なみのりorハイドロポンプorねっとう
優先技:ねむる
攻撃技:シャドーボール/れいとうビーム/こごえるかぜ
変化技:あまえる/とける/バトンタッチ/あくび/めいそう

基本的に雨は自分で降らせることになるので、あまごいは必須。
中火力アタッカーやあくび・鈍足催眠持ち、どくどく耐久には滅法強い。雨のおかげで無振りなみのりでも結構な威力になる。

居座りから後続のサポートまで幅広くこなせるが技スペの余裕は無い。大抵はあまごい/水技/ねむるで3つ埋まってしまう。

同タイプ同特性のママンボウには物理耐久で遥かに劣る。特攻の高さや変化技で差別化可能。

素早さは65となかなかの激戦区。先制で行動したいので思い切って無振り85族まで抜いてしまうのも手。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対シャワーズ [編集]

注意すべき点
高いHPによる優秀な耐久力とブイズ特有の豊富な変化技を武器に立ち回ってくる。
特攻もそれなりにある為、アタッカーとしても十分運用可能。
ねがいごとを覚え、かつHPが高い為、傷ついたアタッカーを回復させるサポートをしてくることも。
雨下だとうるおいボディで回復されてしまう可能性があるため、毒で削るのは安定しない。
対策方法
変化技を入れているケースが少なくないので、ちょうはつがかなり有効。
マスカーニャならトリックフラワーの急所込みでH振りまでを確1。

外部リンク [編集]