イーブイ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

イーブイ [編集]

No.0133 タイプ:ノーマル
通常特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
     てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が1.5倍から2倍になる)
隠れ特性:きけんよち(相手が弱点タイプの攻撃技または一撃必殺技を覚えているかどうかが分かる)
体重  :6.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
イーブイ555550456555325にげあし/てきおうりょく/きけんよち
(85)(107)しんかのきせき(無振り)
(101)(123)しんかのきせき(全振り)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

ブイズ:イーブイ シャワーズ サンダース ブースター エーフィ ブラッキー リーフィア グレイシア ニンフィア


8種の分岐進化先(通称ブイズ)を持つ単ノーマルポケモン。
進化前故に種族値は低いものの、タスキかこらえるからのタイプ一致てきおうりょく付与のじたばたで高火力を出せる。
それ以外の火力は壊滅的なので、ほかにやれるのはあくびなどの変化技によるサポートくらい。
またじたばたの火力についても、ザングースチラチーノなどより高火力を出せるうえに素早いポケモンがいる点も留意したい。
優遇されていた第七世代ならともかく、現在はアタッカーにしてもサポーターにしてもほかのノーマルの壁が厚すぎるため、採用意義を見出しがたい。

新規習得技はくさわけ、テラバースト、ほえる、みわくのボイス。DLCですてみタックルを再習得。

2023年11月17日から開催の最強レイドで、がんばりや・6V・隠れ特性の個体が入手可能。
Lv100の個体だが、進化条件を満たしてふしぎなアメを使うことでエーフィ、ブラッキー、ニンフィアにも進化できる。



特性考察 [編集]

にげあし
戦闘では無意味な特性。
トレース対策としてもきけんよちで十分なので候補外。
てきおうりょく
タイプ一致技の威力補正が1.5倍から2倍に増加する。基本的にこちら。
種族値換算で考えると、ノーマル技に限りA92・C78相当になる。
元の数値が低いためエースは務まらないが、HP1ならじたばたの威力が特性込みで400までアップする。
トレースされると相手の火力を強化してしまうので、相手にいたら警戒したい。
テラスタル時はテラスタイプがノーマルなら威力2.25倍になり、それ以外ならテラスタイプの技の威力補正が2倍に強化され、ノーマル技は通常通りの1.5倍に落ちる。
きけんよち
隠れ特性。場に出たときに相手が弱点のタイプの技か一撃必殺技を覚えている場合にアナウンスが出る。
しかしそれらを見抜いたところでイーブイがとれる対策は無い。
また、発動するとこちらがてきおうりょくでないという情報を相手に与えてしまう。
火力を重視しないか、トレース対策をしたいなら。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[適応力]
命中効果解説
とっておき140(210)
[280]
100-タイプ一致技。ほかの全習得技を最低1度は使わないと使えない。
発動条件が厳しいが、超火力を発揮できる。
習得技がとっておきのみだと必ず失敗するので注意。
じたばた20~200
(30~300)
[40~400]
100-タイプ一致技。てきおうりょく補正によって高火力。タスキやこらえると併せて。
すてみタックル120(180)
[240]
100反動1/3タイプ一致技。条件なしで高火力を出せる。
反動は痛いが、役目を終えた後の自主退場に使える。
のしかかり85(127)
[170]
100麻痺30%一致技。追加効果が優秀。ちいさくなる状態の相手に必中+威力2倍。
でんこうせっか40(60)
[80]
100優先度+1ダブルバトルで残りHPわずかの相手を縛るために。
かみつく60100怯み30%対ゴースト用だが、A特化で無振りゲンガーですらギリギリ確2と低火力。
怯みは狙いにくい。
くさわけ50100素早さ↑100%素早さをバトンしたいときに。最速1積みで準速123族と同速。
特殊技タイプ威力
[適応力]
命中効果解説
テラバースト80(120)
[160]
100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
バトンタッチ-みがわりや積み技で上がった能力を引き継ぐ。鈍足なので後続を無償降臨させやすい。
のろい-バトンタッチ用。素早さ低下が気にならないポケモンか、しろいハーブ持ちに引き継ぎたい。
ビルドアップは覚えない。
めいそう-バトンタッチ用。特攻と特防を強化。
みがわり-壁サポートや耐久上昇でみがわりを残し、バトン先への被弾を防ぐ。
あくび-タマゴ技。ねむり状態を活用してバトン先への被弾を防ぐ。
みきり-タマゴ技。ダブルバトルでの様子見に。まもるよりふういんされにくい。
てだすけ-ダブルバトル用。味方の補助に。
こらえる-タスキ以外の持ち物の発動や、じたばたの火力強化に。
あまえる100相手の攻撃↓↓。起点作りや死に際に。
つぶらなひとみ100優先度+1で相手の攻撃↓。あまえるより下げ幅は低いが、自分より素早い相手にも有効。
ほえる-あくびよりも強制性がありみがわりも流せるが、眠らせることはできない。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

以下、特性はてきおうりょくを前提とする。

タイプ主な技解説
じたばた
とっておき
すてみタックル
タイプ一致補正が2.25倍になる。あまり倍率は伸びない。
テラバースト鋼や火傷対策になるが、ノーマル技が通らない岩が弱点になるため一長一短。
テラバースト岩への打点として。耐性は大きく変化。
同じてきおうりょく持ちのバスラオイダイトウの存在が気になる。
テラバースト麻痺無効。アーマーガアには炎でも可。耐性に問題あり。
テラバースト粉技無効。岩に通るが、ほかの草物理の劣化となりやすい。
テラバースト苦手とする鋼・岩・霊に刺さらない。格闘が一貫する。
物理氷はパオジアンを始めとして層が厚い。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト対格闘。
テラバースト解説
テラバースト格闘が一貫する。
テラバーストじたばた受けで出されるゴーストタイプ対策。格闘透かしにも。
のろいの効果が呪いに変わるのを忘れずに。
テラバースト解説
テラバーストじたばた受けのゴーストタイプ対策。霊と選択。こちらは格闘が一貫する。
いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト耐久が低いため、優秀な耐性を活かせない。格闘が一貫する。
テラバースト対格闘。
ステラテラバーストてきおうりょくがどの技にも乗らなくなるため候補外。

型考察 [編集]

タスじた型 [編集]

特性:てきおうりょく
性格:さみしがりorやんちゃorいじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ調整 耐久0
持ち物:きあいのタスキ
確定技:じたばた
選択技:でんこうせっか/あくび/こらえる/かみつく

低い耐久とタスキを利用し、てきおうりょくによるブースター以上の火力から最大威力のじたばたで攻める型。
仮想敵は、自分より素早く、じたばたで大ダメージを与えられる低めの耐久のポケモン。
タスキを発動しやすくするために、可能な限り耐久面の個体値は低くしておくといい。
また、フルアタや拘り系のアタッカーに死に出しできると役目を持ちやすくなる。

初手あくびからの、交換読みじたばたか居座り読みこらえるの2択を迫る。
相手の行動や持ち物などを読み切れないと活かせないため、扱いの難易度は高め。
またタスキ潰しの毒、火傷、砂嵐、連続技などにも弱く、初手でちょうはつされると相手の交換に弱くなる。

元の種族値が低いため、耐久振りの相手にはあまり活躍が見込めない。
ノーマル技しかないため、岩・鋼・ゴーストにも滅法弱い。
相手の選出ポケモンにこれらが2匹以上入っているとどうしようもないが、
1匹しかいないようなら、あくびを上手く駆使すれば流したり眠らせたりして有利に持ち込める。

+  A特化・HP1のじたばたの威力の目安
+  素早さ振りに関して

しんかのきせき型 [編集]

特性:てきおうりょく
性格:しんちょうorわんぱく
努力値:HP252 特防or防御252
持ち物:しんかのきせき
確定技:バトンタッチ
選択技:のろい/めいそう/のしかかり/ねがいごと/みきり/あくび

タイプ・種族値的に居座りが厳しいため、輝石を持たせて特化した耐久を活かし、積みバトンを主軸に後続をサポートする型。

のろいバトンが使えるポケモンは少ないが、ノーマル単タイプではほかにザングースノココッチも可能。
特にノココッチはあくびが被るうえ、耐久面でこちらが大きく負けている。
交換先にしろいハーブを持たせれば素早いエースにも繋げられる。しかし特殊耐久面は強化できない点に注意。

上記のタスじたが有名なために、タスキ潰しの対処をされやすいが、こちらの型ではあまり気にする必要はない。
あくびやねがいごと、まもるなどを使用した戦い方をできるが、ちょうはつ、トリック、みがわりには弱い。
また単純なのろいでの居座りはカビゴンの下位互換になりかねない。

イーブイの輝石持ちの耐久力
防御特化=27216
特防特化=31266

ブラッキーの耐久力(道具無し)
防御特化=35956
特防特化=40400
イーブイの方が有利な必然性のある具体的な仮想敵がいなければ劣化。

特防特化した時の耐久力は特防特化ブースターの耐久力を僅かに上回る。
ただしブースターの場合、タイプの耐性や特性などが強みなのであって、
それに比べるとイーブイの場合はできることが非常に少なく、扱いにくい。

防御特化は防御特化FCロトムに並ぶ。


対イーブイ [編集]

注意すべき点
てきおうりょく一致じたばたやとっておきの威力はかなり高い。
あくびやねがいごとなどの小技もあるので、気を抜くと場を荒らされる。
対策方法
ノーマル半減以下の岩・鋼・霊タイプのポケモンで対応するとよい。
鈍足先制技持ちのポケモンもじたばたが決められないのでおすすめ。
またみがわり、ちょうはつ、トリックなどの耐久型相手と同じ対処でもよい。

外部リンク [編集]