バスラオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

バスラオ [編集]

No.0550 タイプ:みず
通常特性(赤筋):すてみ(反動を受ける技の威力が1.2倍になる)
通常特性(青筋):いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
通常特性(白筋):びびり(ゴースト・虫・悪タイプの技を受けるか、相手の特性いかくを受けると素早さが1段階上がる)
通常特性(共通):てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が1.5倍から2倍になる)
隠れ特性   :かたやぶり(相手の特性を無視して技を出せる)
体重     :18.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
速攻物理単水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バスラオ709265805598460すてみ(赤筋)/いしあたま(青筋)/びびり(白筋)/てきおうりょく/かたやぶり
フローゼル85105558550115495すいすい/みずのベール
カマスジョー61123606050136490すいすい/スクリューおびれ
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バスラオ(白筋)709265805598460びびり/てきおうりょく/かたやぶり
イダイトウ♂12011265807578530すいすい/てきおうりょく/かたやぶり
イダイトウ♀12092651007578530すいすい/てきおうりょく/かたやぶり

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代出身の単みずタイプ。性能の異なる3種類のフォルムが存在する。
攻撃的な特性と高めの素早さを持つが、合計種族値が低い上に両刀気質の無駄が多くなりやすい配分で、個々で見ても100を超すステータスが無い。
強力かつ珍しいてきおうりょくも単タイプ故に活用しきれずにいる。
採用するならみずタイプでは希少ないのちがけ使いである点や、がむしゃら+アクアジェットなどの小技を用いて個性を発揮させたい。

第九世代ではアクアテールとの入れ替わりでウェーブタックルを習得。反動技であるためきあいのタスキとの相性は悪いがいしあたますてみに対応しており、大幅な強化と言える。
他方でばかぢからを失い器用さは幾分か低下。クイックターン・スケイルショットは碧の仮面で再獲得した。

HOME連動で白筋も解禁。種族値は同じで特性はびびりとあまり優位点はない。
ただし覚える技は赤筋・青筋と異なる他、白筋のみしんかのきせきの効果の対象となる。
孵化ではリージョンフォームと異なり、赤筋・青筋と同様の条件で姿が遺伝する。その為、遺伝にかわらずのいしを持たせる必要は無い。
碧の仮面ではキタカミの里で野生出現するようになり、SV単体でも入手可能になった。

赤筋・青筋のみが覚える技
いのちがけ・ちょうはつ・きしかいせい・ギガインパクト・はかいこうせん・バブルこうせん
(はかいこうせんとギガインパクトは白筋もイダイトウに進化すれば覚える)
白筋のみが覚える技
さわぐ・おはかまいり


特性考察 [編集]

すてみ
赤筋の通常特性。反動技の威力が1.2倍になる。
適用技はウェーブタックル、すてみタックル、もろはのずつき。
一致サブ共に補強できるが、耐久を補うタスキが潰れてしまう。
他の特性もややピンポイント気味ではあるが、明確な理由が無ければ他の特性が優先される。
水テラスタル+ウェーブタックルの威力が2.4倍になり、てきおうりょくより僅かに高くなる。
いしあたま
青筋の通常特性。反動技の反動ダメージが無くなる。
適用技はすてみと同じ。
技の威力は上がらないが、相性のよいタスキを潰さなくなる点で好相性。
びびり
白筋の通常特性。あくむしゴーストタイプの技か、いかくを受けると素早さが上昇。
悪い特性ではないがバトンタッチを覚えないので自力で活用するしかない。
対象技はいずれも等倍のため対面から撃たれるとは限らず、受け出ししようにも耐久が低いので普通に痛い。
また、いかくの攻撃低下そのものは防げない。特殊アタッカーにするにせよ、元の種族値を考えるとてきおうりょく無しでは火力不足は否めない。
てきおうりょく
赤筋・青筋・白筋共通の通常特性。タイプ一致補正が1.5倍から2倍になる。
みずタイプでは他にシザリガーイダイトウが存在する。素早さでは勝っているものの98と高くはなく、火力や技範囲では彼らに劣る。
とはいえ特性自体は強力で、汎用性も高く有用。
トレースに注意。特にサーナイトはアタッカー気質なので要警戒。
水タイプ以外にテラスタルするとそのタイプの一致補正が2倍になるが水は1.5倍に落ちる。
水にテラスタルした場合は2.25倍とあまり大きな強化は行われない。
かたやぶり
赤筋・青筋・白筋共通の隠れ特性。がんじょう、ばけのかわ等を無視して攻撃できる。
H4振りミミッキュを無補正水テラスタル、または補正有りいのちのたまウェーブタックルで確1にする火力がある。
水タイプでは他にミガルーサが存在する。一致技の最大火力と素早さではこちらが勝る。
本世代から登場したとくせいガードを持ったポケモンにはかたやぶりが適用されないので注意が必要。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[適応力]
<すてみ>
命中効果解説
ウェーブタックル120(180)
[240]
<216>
100反動1/3タイプ一致技。すてみいしあたま適用技。
いしあたま以外だときあいのタスキと相性が悪い。
アクアブレイク85(127)
[170]
100防御↓20%タイプ一致技。性能安定で追加効果もまずまず優秀。
襷で耐えてからのアクアジェットまで加味するならてきおうりょく型でも十分に選択肢。
たきのぼり80(120)
[160]
100怯み20%タイプ一致技。S振りやこだわりスカーフなら怯みを狙える。
アクアジェット40(60)
[80]
100優先度+1タイプ一致技。てきおうりょくなら高威力の先制技。
かたやぶりなら特性に邪魔されない。
クイックターン60(90)
[120]
100交代タイプ一致技。てきおうりょくで高威力の交代技に。シザリガーは覚えない。
もろはのずつき150
<180>
80反動1/2水/虫やギャラドスに。すてみいしあたま適用技。
すてみタックル120
<144>
100反動1/3等倍範囲は広いが撃ちたい相手はトリトドンくらい。
すてみいしあたま適用技。
きしかいせい20~200100-赤筋・青筋専用。タスキとあわせて。最大威力はてきおうりょくアクアブレイク超え。
スケイルショット25*2~590防御↓素早さ↑S補強手段。耐久は捨てるのでタスキ運用で。期待値は3発。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
対草・ドラゴン。4倍になる相手は少ない。
かみくだく80100防御↓20%対ゴースト。ミミッキュには等倍。
サイコファング85100壁破壊キノガッサ連撃ウーラオスドヒドイデに。命中安定。
しねんのずつき8090怯み20%威力は劣るがS振りやこだわりスカーフなら怯みを狙える。
おはかまいり50~100-白筋専用。味方が瀕死になった回数×50威力が上昇する。タマゴ技。
からげんき70/140100-状態異常対策。
がむしゃら-100-削り技。アクアジェット・きあいのタスキとあわせて。
じたばた20~200100-タスキとあわせて。最大威力はてきおうりょくアクアブレイク超え。
特殊技タイプ威力
[適応力]
命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)
[220]
80-タイプ一致技。威力重視。
なみのり90(135)
[180]
100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
だくりゅう90(135)
[180]
85命中↓30%タイプ一致技。命中不安だが追加効果が優秀。ダブルでは相手二体攻撃。
ひやみず50(75)
[100]
100攻撃↓100%タイプ一致技。交代読み、後続補助に。
うずしお35(52)
[70]
85拘束技タイプ一致技。釣り出し防止。命中に難あり。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%同上。命中不安。雪とあわせて。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%サポート重視。交代読みで当てれば自分で抜ける相手も多い。
マッドショット5595素早さ↓100%サポート用。
いのちがけ-100自分瀕死赤筋・青筋専用。最大177ダメージ。こだわりスカーフとあわせて。
変化技タイプ命中解説
こらえる-じたばたやがむしゃらとのコンボに。カムラなどと併せて。
みずびたし100相手の火力低下、がむしゃら・じたばた等の一貫性向上に。
ちょうはつ100赤筋・青筋専用。補助技対策。耐久型に。
こうそくいどう-素早さ↑↑。S補正180振りでブーストテツノツツミ抜き。
こわいかお100後続補助。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
じたばた
ギガインパクト
からげんき
はかいこうせん
等倍範囲は広く、元から岩や鋼を呼び辛いため候補に入る。
低耐久であるため耐性の悪さは気にならない。
テラバースト対草。火傷無効。
ウェーブタックル
たきのぼり
アクアブレイク
ハイドロポンプ
なみのり
みずのはどう
ひやみず
適応力時の補正は2.25倍。
テラバースト麻痺無効。
テラバースト水タイプやねむりごな、キノコのほうしを覚えた草タイプのポケモンとの対面時に。
こおりのキバ
ふぶき
れいとうビーム
こごえるかぜ
対草竜。アップリューオンバーンにも。
水技との補完に優れる。耐性の悪さも気にならない。
きしかいせい
テラバースト
セグレイブサザンドラに。テラバースト以外の元技では癖があるので使いづらいか。
テラバースト対草妖。毒・猛毒無効。
マッドショット
テラバースト
4倍狙いでストリンダーブロロロームに。電磁波・ボルトチェンジの妨害にも。
テラバースト対草。ウェーニバルヘラクロスにも。
テラバースト
しねんのずつき
サイコファング
対毒。ドヒドイデドクロッグに。
テラバースト草に耐性を得り電気も等倍に。炎・岩は呼びづらいが飛行だけには注意。
もろはのずつき
テラバースト
適応力で一致補正2倍。モスノウギャラドスに。耐性の悪さは気にならない。
おはかまいり
テラバースト
ミミッキュエルレイド
テラバースト解説
かみくだく
テラバースト
アノホラグサミガルーサ
テラバースト良耐性。フェアリー対策にも。
テラバースト対竜。
ステラテラバーストてきおうりょくがどの技にも乗らなくなるので、他の特性で。

型考察 [編集]

てきおうりょくアタッカー型 [編集]

特性:てきおうりょく
性格:ようき/いじっぱり/やんちゃ
努力値:AS252 H4
持ち物:きあいのタスキ(推奨)/こだわりスカーフ/いのちのたま
確定技:ウェーブタックルorたきのぼりorアクアブレイク
優先技:アクアジェット
攻撃技:すてみタックル/もろはのずつき/かみくだく/れいとうビーム/いのちがけ/じたばた/きしかいせい/がむしゃら
補助技:ちょうはつ

てきおうりょくで一致水技を強化して攻めるアタッカー型。
シザリガーイダイトウが覚えないもろはのずつき、いのちがけ等も活かしたい。
水の通りにくい相手にはがむしゃらアクアジェット。自分より遅い相手ならじたばたでも。
いずれにしろ低耐久を補うきあいのタスキがほぼ必須だが、ウェーブタックルをメインにする場合はスカーフが安定か。

テラスタルで一致補正を変えるのも有効。

倍率があまり上がらないため他の特性のほうが良いだろう。他のタイプにテラスタルすると適応力補正がなくなり火力が低下するため切らないのも手。
同条件ラムパルドのストーンエッジとほぼ同火力。
あちらはもろはのずつきで更に1.5倍の火力を出せるが、素早さで大きく勝る。
A振りじたばたの火力が特化すてみムクホークのすてみタックルを上回る。ただしタスキ必須。

【青筋】いしあたまアタッカー型 [編集]

特性:いしあたま
性格:ようき/いじっぱり/やんちゃ
努力値:AS252 H4
持ち物:きあいのタスキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ
確定技:ウェーブタックル
優先技:アクアジェット/もろはのずつき
攻撃技:かみくだく/クイックターン/サイコファング/れいとうビーム/いのちがけ/すてみタックル/じたばた/きしかいせい/がむしゃら
補助技:ちょうはつ

いしあたまで反動を無くして攻めるアタッカー型。
タスキでも問題無く反動技を使える。
いしあたまウェーブタックルはてきおうりょくアクアブレイクより火力指数が高い。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対バスラオ [編集]

注意すべき点
攻撃性能を向上させる特性が多い。
てきおうりょくやすてみの場合は火力が上がり、かたやぶりの場合はがんじょう等の防御特性を貫通される恐れがある。
相性有利でもいのちがけやタスキがむしゃら+アクアジェットに注意。
対策方法
てきおうりょく型は水技しか強化できず、すてみ型はタスキを持てない。
氷技はこおりのキバ止まりなので、草タイプは攻守両面で有利。
ゴーストもがむしゃらやいのちがけ無効でおにびを入れられる。

外部リンク [編集]