ウェーニバル - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ウェーニバル [編集]

No.0914 タイプ:みず/かくとう
通常特性:げきりゅう(最大HPの3分の1以下で、水タイプの技の威力が1.5倍)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
体重  :61.9kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
一般水/闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ウェーニバル8512080857585530げきりゅう/じしんかじょう
ニョロボン909595709070510ちょすい/しめりけ/すいすい
Pケンタロス(水)751101053070100490いかく/いかりのつぼ/はんすう
ウーラオス(れんげき)100130100636097550ふかしのこぶし
自信過剰水アタッカーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ウェーニバル8512080857585530げきりゅう/じしんかじょう
ギャラドス95125796010081540いかく/じしんかじょう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/むし/いわ/あく/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第九世代の御三家みず担当でかくとう複合。攻撃が高い以外は平均的な種族値配分。
専用技・アクアステップで攻撃しながら加速できるのが特徴。専用技ゆえに同効果のニトロチャージなどより威力が高い。
そしてじしんかじょうにより攻撃性能も補強可能で、抜きエース適性が高い。

積み技と相性がいいバトンタッチも覚えるほか、サブウェポン・変化技ともに有用な技のレパートリーが揃っており、単なる積みアタッカーに留まらない器用さが強みと言える。

ただ同複合にはライバルが多く、特にアタッカーとしては連撃ウーラオスの壁が厚い。
こちらは火力を発揮するのにターンを要することもあり、単純な水技での突破力はやはりあちらが一枚上手。

DLCでクイックターン、はたきおとす、トリプルアクセル、はやてがえしを新規習得。



特性考察 [編集]

げきりゅう
HPが1/3以下になるとみず技の威力が1.5倍。御三家お馴染みの専用特性。
耐久は平凡なので、きあいのタスキやみがわり、反動ダメージを使用して発動させる。
持ち物も組み合わせれば半減でも受けが成立しないレベルの火力が出る。
じしんかじょうに比べてサイクル戦に取り入れやすいのも強み。
ウェーブタックルの威力が目を見張るものになるが、まず反動で落ちる。
じしんかじょう
隠れ特性。攻撃技により相手を倒すと攻撃上昇。
抜きエースとして運用する場合に有効。バトンタッチとも高相性。
素の素早さが平凡なので、抜き性能を高めるためにもアクアステップは必須。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
アクアステップ80(120)100自分素早↑100%タイプ一致専用技。攻撃しつつ素早さアップ。じしんかじょうとの相性が良い。
ウェーブタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。高火力だが反動が痛い。こだわりアイテムを持たせるなら候補。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。あると便利。
クイックターン60(90)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ交代。
とんぼがえりと比較すると威力で上回るが、特性で無効化される可能性も。
アクアステップやじしんかじょうとの相性は悪い。
インファイト120(180)100自分防御・特防↓タイプ一致技。高火力だがバトンタッチとの相性が悪い。
かわらわり75(112)100相手壁破壊タイプ一致技。威力は低めだが、デメリットがなく扱いやすい。
アイススピナー80100フィールド破壊対草・飛・竜。水や格闘の補完として優秀。れいとうパンチは覚えない。
各種フィールドはウェーニバルにとって危険もあるため、
フィールド破壊が有効に働く場面は多い。
トリプルアクセル20→40→6090-合計威力120の優秀なこおり技。連続技なのでタスキに強い。
命中判定は1回ごとに行われ、3回命中する確率は72.9%。
ブレイブバード120100反動1/3対草。反動ダメージもげきりゅう発動に充てられる。
アクロバット55<110>100持ち物なしで
威力倍
インファイト+しろいハーブやなげつけると組んで能動的に威力強化。
とんぼがえり70100自分交代ダメージを与えつつ不利な相手から撤退。
クイックターンに威力は劣るが無効タイプなし。
対草・エスパーに対する相性補完としても優秀。
はたきおとす65/97100道具排除
+威力1.5倍
対霊超。格闘技との補完に優れ、追加効果が優秀。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
みがわり-状態異常回避、テラスタルの様子見、げきりゅうの発動調整などに。
アンコール100相手の変化技を起点化。S上昇手段が豊富で不意を突きやすい。
ちょうはつ100ギミック対策や先発サポーターの起点化に。
つるぎのまい-攻撃↑↑ アクアステップと併せて全抜きを狙う。
ビルドアップ-攻撃↑防御↑ 先手を取って使えると効果的。ドレインパンチは覚えない。
バトンタッチ-能力変動などを引き継いで交代。アクアステップやじしんかじょうと相性が良い。
みきり-ダブル向け。まもるよりPPは少ないがふういんされにくい。タマゴ技。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
アクアステップ
アクアジェット
ウェーブタックル
一致技の威力上昇。格闘タイプの抜群を等倍に抑えられる。
インファイト
かわらわり
ローキック
けたぐり
はやてがえし
一致技の威力上昇。
アイススピナー
トリプルアクセル
水技の補完として優秀。弱点も多いが、格闘以外は一致技でこちらも弱点を突ける。
ブレイブバード
アクロバット
対草。電気が一貫する。
テラバースト自身の耐性を変えると共に水タイプに打点を得られる。麻痺無効。
テラバースト対フェアリー。電気以外の弱点を半減に。
テラバースト対粉技用。キノコのほうしを予測してアンコールを仕掛けたい。
テラバースト火傷無効が大きい。弱点の草タイプを返り討ちにでき、フェアリーにも強くなれる。
テラバースト対フェアリー・草。特にマスカーニャ意識。エスパーが一貫する。
テラバーストしんそくとねこだましなどをすかす。
テラバースト電気無効。草が一貫する。
テラバーストドラゴンへの牽制に。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

積みエース型 [編集]

特性:げきりゅう/じしんかじょう
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 H4
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ラムのみ/たつじんのおび/しろいハーブ
確定技:アクアステップ
攻撃技:ウェーブタックル/アクアジェット/インファイトorかわらわり/アクロバットorブレイブバード/トリプルアクセルorアイススピナー/はたきおとす
変化技:つるぎのまいorビルドアップ/みがわり/アンコール/ちょうはつ

ほかのポケモンでウェーニバルのアクアステップ圏内に入れるか、余裕のある対面で積むのが基本になる。
ちょうはつやアンコールで耐久ポケモンの起点化も可能。
インファイトは強力だが、耐久が下がるため仕留めきれなかった際の反撃が痛い。
耐久力温存といかくメタとなる、しろいハーブの採用も有効。

HP個体値Vの場合、無振りだと実数値160で偶数のため、極振りの余り4はHに振ることを推奨。

物理受け型 [編集]

特性:じしんかじょう
性格:わんぱく
努力値:HBベース S調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:アクアステップ/はねやすめ
優先技:ビルドアップ/アンコール
攻撃技:けたぐりorかわらわり/アイススピナーorトリプルアクセル
変化技:ちょうはつ/みがわり

アクアステップで先手を取り、ビルドアップやアンコールを用いて相手を攪乱する型。
直接的な物理アタッカーや、積みアタッカー、耐久型のポケモンをハメられるので汎用性が高い。

一方でドレインパンチを習得しないため、回復ははねやすめ頼り。
水技が通じない相手には辛いので、サブウェポンで対処するか、交代先に任せることとなる。

こだわり型 [編集]

特性:げきりゅう/じしんかじょう
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 H4
持ち物:こだわりスカーフ/こだわりハチマキ
確定技:ウェーブタックル
攻撃技:インファイトorかわらわり/ブレイブバード/アイススピナーorトリプルアクセル/はたきおとす/とんぼがえりorクイックターン
変化技:アンコール/ちょうはつ

高速アタッカーとの対峙や、アクアステップで積んでくると考える相手に奇襲を仕掛ける型。
先発推奨。
無補正A252振りハチマキ持ちのウェーブタックルでHB特化ラウドボーンを超高乱数1にできる。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:げきりゅう/じしんかじょう
性格:いじっぱり/ようき/わんぱく
努力値:HBベース AS調整
持ち物:オボンのみ/たべのこし/ラムのみ
確定技:アクアステップ
攻撃技:かわらわり/アイススピナー/はたきおとす
変化技:フェザーダンス/つるぎのまい/アンコール/ちょうはつ/はねやすめ/まもる

アクアステップで先手を取ったのち、先制アンコールやちょうはつで相手を攪乱する。
基本的には上述の物理受け型に似ているが、ビルドアップの代わりにつるぎのまいや妨害技で占められる。

特にオドリドリと組ませる際に活躍する。
オドリドリを守らせながらアクアステップで素早さを上げ、物理相手にはフェザーダンス2発で骨抜きにしてしまえる。
ぱちぱち以外は電気が一貫するので注意。


相性考察 [編集]

ダブルバトルではオドリドリ(ぱちぱちスタイル)と相性補完を発揮できる。
ウェーニバル自身はアクアステップ、フェザーダンス、つるぎのまいでサポートできるうえに、
お互いにはねやすめも覚えるのでコンビが長持ちしやすい。


対ウェーニバル [編集]

注意すべき点
専用技のアクアステップから素早さを上げて全抜きを図ってくる。
先発より二番手以降の繰り出しが多く、此方のポケモンが疲弊していて、素早さでも負けている時だと脅威になる。
耐久力も標準クラスで「ビルドアップ+はねやすめ」や、「アクアステップ+じしんかじょう+バトンタッチ」などの搦め手も得意である。
対策方法
ヘイラッシャならてんねんで能力上昇を無視しつつ受けきれる。
カイリューなどのしんそくも有効。
クエスパトラならびんじょうとルミナコリジョンで有利。
麻痺やトリックルームで素早さアップを無力化させるのも一手。

外部リンク [編集]