ウォーグル(ヒスイのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ウォーグル(ヒスイのすがた) [編集]

No.0628 タイプ:エスパー/ひこう
通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる)
          ちからずく(一部の技の追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になる)
隠れ特性:いろめがね(相手に半減される技のダメージが2倍になる)※ワシボンのとき「はりきり」
体重:43.4kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ヒスイ/原種HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hウォーグル11083701127065510するどいめ/ちからずく/いろめがね
ウォーグル(原種)10012375577580510するどいめ/ちからずく/まけんき
超/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hウォーグル11083701127065510するどいめ/ちからずく/いろめがね
Gフリーザー90858512510095580かちき
オドリドリ(ふらふら)757070987093476おどりこ
類似種族値超HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Hウォーグル11083701127065510するどいめ/ちからずく/いろめがね
リキキリン12090701107060520はんすう/テイルアーマー/そうしょく

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)------
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ/ゴースト/あくむし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)くさ/エスパーかくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)かくとう---
こうかなしじめん---

ウォーグルのリージョンフォームで、ひこうエスパー複合。
原種からは種族値傾向が大きく変わり、低速中耐久の特殊寄りアタッカーという配分になった。
タイプの違いも含め、原種とは完全に別物として考えてよい。
ライバルになるのは種族値が近いリキキリンや、同複合のGフリーザーだが、技や特性の傾向が異なり、差別化は容易。
素早さを上げながら戦う特殊エスパーアタッカーという点で、複合こそ異なるがクエスパトラの存在も競合として意識しておきたい。

最大の特徴は隠れ特性のいろめがね
特性込みであれば、一致技だけで未解禁含むすべてのポケモンに等倍以上で攻撃が通る。
技スペースに余裕ができやすいため、アタッカー運用でも変化技や追加効果に期待する技を無理なく採用できる。

専用技のオーラウイングは、攻撃しつつ素早さを確実に上昇させる特殊エスパー技。
効果としてはニトロチャージ、くさわけ等と同じだが、専用技のためか威力がそれらよりも高い。
更に急所に当たりやすい効果もついているうえ、LAから命中が向上して100になっており、かなり優秀な性能を誇る。

有用な特性や技を持つ一方、半端な鈍足がやはりネック。
エスパータイプ十八番のトリックルームは覚えないので、行動順操作はオーラウイング、こうそくいどう、おいかぜなどの加速方面に限られる。
碧の仮面ではタイプ一致技や鈍足と相性の良い先制技であるしんくうはを新たに習得した。



特性考察 [編集]

するどいめ
相手から命中を下げられず、さらに相手の回避率を無視できる。
ぼうふう等の命中率を上げる効果は無く、ちいさくなる対策になる程度。それもAベトベトンフワライドシャンデラと相性不利な相手が多く活かしにくい。
細かい点だが、回避率ランクの低下も無視するので、きりばらいやかんろなミツなどと相性が悪い。
特性の効果がピンポイントであり、ほかの特性が優秀なこともあって、基本的に候補外。
ちからずく
攻撃技の追加効果が発生しなくなる代わりに威力が1.3倍になる。
いのちのたまを持たせた場合、特性対象技は反動が無くなったうえで威力が合計1.69倍になる。
適用技はそれなりに豊富で、一致技以外の威力にも期待できる。いろめがねと比較すると爆発力で勝る。
ただしオーラウイングの追加効果も発動しなくなり、サイコキネシスのほぼ劣化(急所効果は残る)となってしまうため、そちらを活かしたい場合は採用できない。
いろめがね
隠れ特性。攻撃技が効果いまひとつになる時、技の威力が2倍(半減→等倍、1/4→半減)になる。
無効は覆せず、タイプ相性以外の要因(特性のあついしぼう等)で軽減される場合は影響しない。
タイプ一致技だけで全ポケモン以上に等倍以上を取れるようになる。技の一貫性を補強し止まりにくくなれる。
エスパーとしては現環境で自身のみ。飛行としてはヨルノズクメガヤンマがいるが、差別化は考えなくてよい。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力
[力尽く]
命中効果解説
オーラウイング80(120)
[156]
100急所ランク+1
素早さ↑100%
タイプ一致専用技。追加効果が優秀。ちからずくでは非推奨。
サイコキネシス90(135)
[175]
100特防↓10%タイプ一致技。威力はオーラウイングをわずかに上回る。
ちからずくの場合のエスパー技はこちら。
サイコショック80(120)100相手の防御で
ダメージ計算
タイプ一致技。威力は下がるが、特殊受けに刺さる。
アシストパワー20(30)~100-タイプ一致技。能力上昇で威力上昇。積み技や弱点保険と併せて。
ぼうふう110(165)
[214]
70混乱30%タイプ一致技。ちからずく対象技。
通常における最大火力だが、命中不安。雨下で必中。
エアスラッシュ75(112)
[146]
95怯み30%タイプ一致技。命中が気になる場合はこちら。
ねっぷう95
[123]
90火傷10%一致技を半減する鋼に。ちからずく対象技。
マジカルシャイン80100-オーラウイングを無効化する悪タイプに。ドラゴンにも有効。
シャドーボール80
[104]
100特防↓20%対霊超。ちからずく対象技。
バークアウト55
[71]
95特攻↓100%追加効果が優秀。ちからずくでは非推奨。
こごえるかぜ55
[71]
95素早さ↓100%ちからずくでも微妙な威力のため、4倍ピンポイント。
いろめがねの際は後続サポートになる。
しんくうは40100優先度+1特殊先制技。素早さを補強しない型であればあると便利。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技タイプ威力
[力尽く]
命中効果解説
インファイト120100攻撃・防御↓対岩・鋼。きあいだまは覚えない。連発可能だが、耐久低下が痛い。
いわなだれ75
[97]
90怯み30%オーラウイングで加速すれば、特にダブルで怯みに期待できる。
ちからずくでは4倍ピンポイント。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退できる。
変化技タイプ命中解説
おいかぜ-4ターンの間、味方の素早さを2倍にする。最速で最速スカーフガブリアスまで抜ける。
めいそう-特攻・特防を補強。受けつつ殴りに転じる。オーラウイングと併用したい。
はねやすめ-高速再生技。めいそうと併せて。
+  採用率が低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ハイパーボイス抜群のゴースト技を無効化。
ねっぷう氷を半減にするが、岩が一貫する。
テラバースト水技を意識するなら。
テラバースト麻痺対策。
テラバースト粉技無効。耐性は悪化しがち。
テラバースト耐性が急激に悪化してしまうので、基本的に候補外。
弱点を突きやすいが、別のテラスタイプで良い。
インファイト
しんくうは
テラバースト
テラバースト以外の特殊技はしんくうはのみ。
苦手な悪や岩を半減に抑えつつ殴り返すなら。
テラバースト仮想敵がいない。
テラバースト電気や岩へ耐性を得つつ技範囲を広げられるが、氷は一貫する。
ぼうふう
エアスラッシュ
タイプ一致技の強化。ふいうちやかげうちを等倍に抑える目的でも。
サイコキネシス
オーラウイング
サイコショック
アシストパワー
タイプ一致技の強化。飛行の弱点を消したい場合にも。
とんぼがえり
テラバースト
この刺さる相手がいないため、切る価値ゼロ。岩が一貫する。
いわなだれ
テラバースト
4倍狙いで対ウルガモスなど。
シャドーボール有利不利がほとんど変わらないため非推奨。攻撃範囲的にもほぼ劣化黒馬バドレックス。
テラバースト氷が一貫し、ドラゴン技に刺さる相手0。
テラバーストテラバーストを採用しない場合はゴーストと悪の耐性目的での選択肢。
いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト本来の弱点をすべて等倍以下に抑える。元々苦手だった岩や氷に対抗もできる。
マジカルシャイン悪へ耐性を得つつ、格闘への役割を維持できる。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

いろめがねアタッカー型 [編集]

特性:いろめがね
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:S252or調整 残りBCD
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/とつげきチョッキ/回復実
確定技:オーラウイング/ぼうふうorエアスラッシュ
攻撃技:サイコショック/テラバースト/マジカルシャイン/ねっぷう/シャドーボール/しんくうは/とんぼがえり
変化技:めいそう/はねやすめ

一致技を半減する相手にゴリ押しができ、こだわりアイテムと相性が良い。
しんくうはがゴースト以外に軽減されなくなるのも◎。
鋼にはねっぷうも良いが、めいそうを積んだ方が等倍以上の相手にも火力を補強できて効果的。

素の素早さは低いが、Sに振っておくとオーラウイングの恩恵が大きくなり、先手でめいそうを積める範囲も広がる。エアスラッシュの怯みとも好相性。
いろめがねで一致技の通りが良くなっているため、サイコショックの併用も有効。

ちからずくアタッカー型 [編集]

特性:ちからずく
性格:ひかえめ
努力値:C252 BCD調整
持ち物:いのちのたま/オボンのみ
確定技:サイコキネシス/ぼうふうorエアスラッシュ
攻撃技:ねっぷう/マジカルシャイン/シャドーボール/しんくうは/とんぼがえり
変化技:おいかぜ

いのちのたまのデメリットをなくして一致技とサブウェポンを補強できる。
一致技を半減する鋼に有効なねっぷうは優先したい。
オーラウイングによるS上昇ができなくなるため、此方は耐久振りがベースとなる。

めいそう型 [編集]

特性:いろめがね
性格:ずぶとい
努力値:H252 B252orBCS調整
持ち物:オボンのみ/たべのこし
確定技:オーラウイングorアシストパワー/めいそう/はねやすめ
選択技:エアスラッシュ/ねっぷう/マジカルシャイン/シャドーボール

格闘や地面に対し、めいそうを積みはねやすめで粘りつつ、一転攻勢に出る。
役割破壊のれいとうビームやシャドーボールならオーラウイング→先制はねやすめで受けられるが、
環境上位の特殊アタッカーはハバタクカミサーフゴーテツノツツミタケルライコと総じて不利で、特殊受けは少し厳しい。


相性考察 [編集]

ドドゲザンはHウォーグルの弱点のうち電気以外を半減。Hウォーグルはドドゲザンの弱点のうち炎以外を1/4以下にする。


対ウォーグル(ヒスイのすがた) [編集]

注意すべき点
特性いろめがねの場合、半減による受けが成立しない。
ちからずくの場合はいのちのたま込みで高火力を出してくる。ねっぷうがあるため鋼で受けられない。
素では鈍足寄りだが、オーラウイングにより素早さを常に高めてくる。
めいそうを積みはねやすめで耐えつつ一転攻勢を仕掛けてくる耐久型も。
対策方法
耐久は中の上程度なので、一致で弱点を突ければ一撃で沈むことが多い。
オーラウイングは悪タイプなら無効化できるが、マジカルシャインやしんくうはに注意。
バンギラスすなおこしで特殊耐久を上げられ、物理悪技ではねやすめ前後に一貫して弱点を突ける。

外部リンク [編集]