ケンタロス(パルデアのすがた・ブレイズしゅ) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ケンタロス(パルデアのすがた・ブレイズしゅ) [編集]

No.0128 タイプ:かくとう/ほのお
通常特性 :いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員のこうげきを1段階下げる)
      いかりのつぼ(攻撃技を急所に受けた時、こうげきが最高ランクまで上がる)
隠れ特性 :はんすう(きのみを食べた次のターンにも再び同じきのみを食べる)
体重   :85.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
原種/リージョンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Pケンタロス751101053070100490いかく/いかりのつぼ/はんすう
ケンタロス(原種)75100954070110490いかく/いかりのつぼ/ちからずく
闘/炎HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Pケンタロス(炎)751101053070100490いかく/いかりのつぼ/はんすう
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
ゴウカザル761047110471108534もうか/てつのこぶし
エンブオー110123651006565528もうか/すてみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/あく/はがね
いまひとつ(1/4)むし
こうかなし---

ケンタロスのリージョンフォーム。
3つのフォルムを持ち、ブレイズ種はかくとう×ほのお複合。
タイプだけでなく習得技も多少異なり、種族値と特性は共通ながら異なる役割を与えることができるポケモン。
ちなみに野生の場合、ブレイズ種はスカーレット限定、ウォーター種はバイオレット限定で登場。
♂限定だが、タマゴ技(のろい、がむしゃら)が設定されている。習得の際はものまねハーブが必要。

原種と比較すると素早さが落ちたのは痛いが、不要な特攻も削ってそれぞれ攻撃・防御に割り振り、総合的には物理アタッカーとしてより無駄の無い配分。
通常特性は原種と同じだが隠れ特性ははんすうになり、タイプの違いもあり差別化はほぼ意識する必要が無い。
原種含むケンタロス系列のみの準専用技・レイジングブルはフォルムごとにタイプが変わる技だが、テラスタルしてもタイプは変わらない。

藍の円盤にて同複合が一気に解禁されたため希少な複合タイプではなくなった。
この複合は全員物理アタッカーに適性があるため、Pケンタロス(炎)は高めの物理耐久と物理流し性能を活かして差別化を図りたい。
安定はそこそこ程度だが、現環境の一部の対策困難なポケモンにも強めなど、他の同複合にはない上振れの激しさは正に闘牛に値するレベルだろう。

ニトロチャージの習得により一致技でS補強できるのが強み(全形態共通でくさわけは覚えられる)。
またおにびを習得でき、元来の物理耐久やいかくと併せて物理ポケモンに強く出られる点も秀でている。
いわ耐性がないのは他2形態に比べて不利な点だが、多くのいわタイプの上を取れ、一致技で弱点をつけるので対処は難しくない。
なお3形態で唯一なみのりを覚えないが、ほかの形態でも採用理由がピンポイントなので、特に気にしなくて良い。
ちなみに、あまごいはなみのりと違い全フォルム共通して覚えられるが、ブレイズで使う意義はないだろう。

ブレイズのみ覚える技
レイジングブル(ほのお)/フレアドライブ/ニトロチャージ/オーバーヒート/だいもんじ/ほのおのうず/おにび
ボールについて
原種ケンタロスにかわらずのいしを持たせずにメタモンとの組み合わせで孵化させると必ずコンバット種となる。
パルデアケンタロスは♂しかいないため、サファリボールやコンペボールをブレイズ種に遺伝させることはできなかったが
DLCにてサファリボールとコンペボールが解禁されたため、サファリボールやコンペボール入りのブレイズ種が実現可能となった。
孵化場所について
DLCで追加されたキタカミの里やブルーベリー学園でタマゴを作ると、原種のケンタロスが生まれる。
Pケンタロスが欲しい場合はかわらずのいしを持たせるか、パルデア地方でタマゴを作ること。


特性考察 [編集]

いかく
場に出た瞬間、相手の攻撃ランクを1段階下げる。
物理アタッカーとの殴り合いに有利になる。後続補助にもなるほか、サイクル戦にも向いている。
また、ステラ個体ならテラバースト後のデメリットをいかく再発動のついでに打ち消せるのも強い。
シンプルに強力な特性だが、せいしんりょくなどの無効化特性、
逆にこちらが不利になるミラーアーマーまけんきなどのメタ特性も多いので、考えなしに繰り出さないように。
またトレースされるとこちらも攻撃を下げられる。相手にサーナイトがいたら警戒しよう。
いかりのつぼ
自身への攻撃が急所に当たると攻撃ランクを一瞬で最大にする。
基本はダブルバトルにて、相方の確定急所持ちの攻撃を受けて発動させる。
きょううん持ちは本作ではドンカラスのみ。特性+ピントレンズ込みで確定急所になるつじぎりを半減で受けられる。
ブレイズ種ならこおりのいぶきとトリックフラワーも半減になる。
シングルでは基本的には受動的かつあまりに運次第で安定しないが、主にウーラオスの専用技への受け出しで発動が狙える。
ブレイズ種はすいりゅうれんだを抜群で受けてしまうため、ウォーター種と比べると安定した発動は狙いにくい。
はんすう
隠れ特性。一度使ったきのみの効果を次のターン終了時に再び受けられる。
扱いやすいのはオボンのみ。ビルドアップと合わせて居座る場合に有用。
Ver.1.2.0で発生した「特性が2ターン毎に永続で発動する」挙動は不具合であり、Ver.1.3.0で修正された。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
インファイト120(180)100自BD↓タイプ一致技。威力と命中に優れるが耐久が下がる。
ボディプレス80(120)100-タイプ一致技。物理受け型ならこちら。ビルドアップと合わせて。
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
レイジングブル無(炎)90(135)100壁貫通
壁破壊
専用一致技。ブレイズ種が使うとタイプが炎になる。
タイプはフォルム依存のためテラスタルしても変化しない。
それなりの威力・命中安定・追加効果優秀でデメリットもなく扱いやすい。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%タイプ一致技。威力は低いが積み技感覚で。
くさわけ50100素早さ↑100%対水・地面。ニトロチャージと違い不一致だが、交代読みで使うなら選択肢。
ワイルドボルト90100反動1/4対水・飛行。反動には注意。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対炎・飛行。格闘の補完として優秀だが命中不安。
いわなだれ7590怯み30%同上。S振りやこだわりスカーフなら怯みを狙える。ダブルでは相手全体攻撃。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%攻撃兼サポート技。ニトロチャージやくさわけと選択。
じしん100100-対炎毒。ダブルでは周囲全体攻撃。
アイアンヘッド80100怯み30%対妖・岩。S振りやこだわりスカーフなら怯みを狙える。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時テラスタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ビルドアップ-攻撃・防御補強。
おにび-物理受けの種族値と相性が良い。速いので使いやすいがこんじょうには注意。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
インファイト
ボディプレス
きしかいせい
にどげり
タイプ一致技。一致技では炎・水より火力面で秀でる。
耐性の大部分を失うが、HBラッキーなどには持ち物に関係無くA特化インファイトが確定1発。
レイジングブル
フレアドライブ
やけっぱち
ニトロチャージ
タイプ一致技。フェアリー耐性が欲しいなら。やけど耐性も維持できる。
テラバーストみず耐性が得られる。草よりは弱点が少なく、岩や地面の弱点を突けるのは共通。
じしん
じならし
じだんだ
ドリルライナー
10まんばりき
元のタイプ一致と合わせた抜群範囲が最多となる。
毒テラスした耐久型やドヒドイデにも刺せる。
くさわけ
テラバースト
対地・水。胞子・粉対策にもなり、受けに来た水に刺さりやすい。くさわけは威力が実質1.8倍になる。
ステラテラバースト耐性を変えずに火力の底上げ。純粋にハイスペックでテラバーストもいかくの仕様と好相性。
テラバースト対飛・竜・草。相性補完として優秀なものの、耐性が貧弱になる点には留意。
アイアンヘッド対妖。サイクル破壊を意識するにはやや火力が心許ない。
ワイルドボルト対水・飛。麻痺無効。
テラバースト地無効。対闘・草。ミラー意識でも優秀。弱点の岩は一致技で処理できる。
テラバースト対妖。アイアンヘッドがある分、対妖意識では鋼に軍配が上がるか。
すてみタックル
あばれる
からげんき
ギガインパクト
霊無効。霊への遂行技は乏しいが、無技自体は豊富。
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
炎やドラゴン・飛行へのカウンター用。火力も十分で比較的候補も充実している。
A特化ストーンエッジの場合、カイリューマルチスケイルが残っていると鉢巻でも2発だが、
ASボーマンダならいかく込みでも珠以上で一撃になる。
テラバースト無・闘無効。一応、のろいの効果の切替ができる。
うっぷんばらしエスパー・ゴーストに。いたずらごころ耐性も得られる。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。
+  採用率の低いテラスタル

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:いかく
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:だっしゅつパック/たつじんのおび/いのちのたま/オボンのみ/ラムのみ/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/ノーマルジュエル
確定技:インファイト/レイジングブルorフレアドライブ(両採用可)
優先技:おにび
選択技:テラバースト(草・水など)/じしん/ストーンエッジorいわなだれ/ワイルドボルト/ニトロチャージorくさわけ/にどげり

主に先発で繰り出し、インファイトを中心に先手必勝を狙う。
炎/格闘の組み合わせは抜群範囲が広く、攻撃性能が高い。火傷無効の耐性もありがたい。
炎タイプのいかく持ちとしては他にウインディが居るが、格闘タイプ一致の火力差は大きい。

炎技はレイジングブルを推奨。壁張りをしてくる相手は多く、それを崩せるのは特筆すべき点。
おにびを持たせているといかくと合わせて対物理への仕事が増え、非常に便利。

【ダブル】いかりのつぼアタッカー型 [編集]

タイプ:任意
特性:いかりのつぼ
性格:ようき
努力値:HABD調整 or S252
持ち物:いのちのたま/フィラのみ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:レイジングブル
優先技:インファイト
攻撃技:じしんorじだんだ/いわなだれorがんせきふうじorストーンエッジ/ダストシュート
変化技:まもる

相方から確定急所技を受け、最大まで上昇した攻撃で暴れる。
同特性では最高の素早さを持ち、耐性も安定しているので扱いやすい。
起動後は無振りでもA実数値520に達するため、主に素早さと耐久調整を施すべき。

レイジングブルの壁破壊性能が強く、ブレイズ種ならおにび無効も相まって止められづらい。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ケンタロス(バルデアのすがた・ブレイズしゅ) [編集]

注意すべき点
元から高めの物理耐久+いかくを両立したアタッカー。
後続へのリフレクターやひかりのかべ等を貫通及び破壊できる専用技レイジングブルを持つ。
そこそこ広めな技範囲と一致技の威力の高さが売り。HPも決して低くはないため、役割破壊の物理技程度なら数値受けされる場合も。
ブレイズならおにびでも止まらない。
対策方法
いずれも格闘タイプを持つ速攻物理型。エスパーやゴーストのでんじは、トリックルームで止まる。
特殊耐久が低めなので、特殊アタッカーで攻めるとよい。
物理アタッカーでもまけんき持ちなら逆にいかくで強化されるので、積極的に出していける。おにびには注意。

外部リンク [編集]