メレシー - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

メレシー [編集]

No.0703 タイプ:いわ/フェアリー
通常特性:クリアボディ(相手に能力ランクを下げられない)
隠れ特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る) 
体重  :5.7kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
類似種族値岩HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
メレシー50501505015050500クリアボディ/がんじょう
トリデプス60521684713830495がんじょう/ぼうおん
ダイノーズ60551457515040525がんじょう/じりょく/すなのちから

ばつぐん(4倍)はがね
ばつぐん(2倍)くさ/じめん/みず
いまひとつ(1/2)ノーマル/ほのお/ひこう/むし/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

第六世代出身のいわ×フェアリー複合。ほかの同複合は設定上同種である幻ポケモンのディアンシーのみで、一般ポケモンでは唯一。
種族値は防御・特防が高く他は低い配分。HPの低さから耐久指数はALL100族と同等。
高速再生を覚えられないため、純粋な受けとしてではなく多彩な変化技でサポーターとして使うのが基本となる。

いわタイプとしてはかくとうを等倍で受け、くさむすびも威力20(40)に抑え込む。
がんじょう持ちとしては唯一のフェアリー、トリックルームの習得等も個性。行動保障を活かした起点作りに長け、壁張りやステロ撒きも可能。
一方、必然的にちょうはつには弱い。耐久はがんじょうで補えるので、メンタルハーブの採用も視野に入る。

第九世代ではまきびし、あまごい、がむしゃらを習得。サポート性能に磨きがかかった。
ミストフィールドも新規習得、ミストバーストも再習得したがだいちのはどうは没収された。サイドチェンジも失っている。
他の習得技は攻撃技のためメレシーとの相性が悪く、アタッカーとしての性能は前作と同じくボディプレスやメテオビームに依存することになる。
新要素のテラスタルはサポート気質なのであまり切る機会は無い。弱点はがんじょう、状態異常はミストフィールドである程度カバーできる。

碧の仮面でダイノーズが復帰。種族値配分が似ているほか、がんじょう持ち、ボディプレスの習得、豊富な搦め手と類似点が多い。
耐性面や変化技による違いを活かしたい。



特性考察 [編集]

クリアボディ
能力低下を受けない。
効果自体は優秀だが、基本的にサポート一辺倒のメレシーには恩恵が薄く、がんじょうを捨てて採用する意義が薄い。
サイクル戦で不意の能力低下を防ぎたい場合には候補になる。
がんじょう
隠れ特性。HPが満タンの状態から致命傷を受けても耐えるほか、一撃必殺技も効かなくなる。
4倍弱点の鋼技や一撃必殺技での不慮の事故を防ぎつつ、確実に仕事をこなせるようになるので、基本的にはこちら。
ただし、かたやぶりによって無効化されるため過信は禁物。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
パワージェム80(120)100-タイプ一致技。性能安定。
ムーンフォース95(142)100特攻↓30%タイプ一致技。性能安定。
ミストバースト100(150)100使用後瀕死タイプ一致技。サポート後の退場に。
ミストフィールドで威力1.5倍。しめりけで不発だが、採用はほぼない。
ダブルでは自分以外全員が対象。
だいちのちから90100特防↓10%対毒・鋼。一致技との相性補完に優れる。
サイコキネシス90100特防↓10%対毒。草複合ピンポイント気味。
物理技タイプ威力命中効果解説
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。後続サポートに。
ボディプレス80100-対はがね。防御値でダメージ計算。てっぺきと併せて。
努力値の振り方次第では一致技よりも火力が出る。
すなじごく3585バインド
定数ダメージ
釣り出し防止に。しめつけバンドでダメージソースにも。
やや命中不安。ゴーストは拘束できない。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-サポート用。がんじょうで安全に撒ける。
まきびし-無効タイプのないステルスロックが優先だが、3回まで重ねて撒ける。
トリックルーム-サポート用。がんじょうで安全に張れる。
じゅうりょく-サポート技。5ターンの間全員の回避率を下げ、地面に下ろす。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
てっぺき-防御を2段階上昇。ボディプレスとあわせて。
めいそう-特攻と特防を強化。ただし4倍弱点持ちのうえに素の火力が低く、積みアタッカーには向かない。
ガードシェア-ダブル用。ラッキー等の防御・特防を強化。
スキルスワップ-ダブルでがんじょうを渡す。シングルでも強特性を潰すのに使える。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり
テラバースト
解説
テラバースト水と地面が一貫する。ボディプレスで攻めるなら火傷無効が活きる。
テラバースト水と鋼が半減になるが、草が一貫する。
テラバースト地面が一貫する。
テラバースト粉技無効。弱点と耐性の多くが入れ替わる。
テラバースト耐性が貧弱になり、鋼が一貫する。
ボディプレスボディプレスの火力強化に。弱点がすべて等倍になり、虫と悪の耐性は維持する。
テラバースト毒・猛毒無効。地面が一貫する。
だいちのちから
テラバースト
草と水が一貫する。
テラバースト草半減、地面無効。
サイコキネシス
テラバースト
解説
テラバースト解説
パワージェム
ストーンエッジ
タイプ一致技の強化。4倍弱点はなくなるが、弱点の数は増える。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。
ラスターカノン
アイアンヘッド
毒・猛毒無効。耐性は優秀だが、地面が一貫する。
ムーンフォース
マジカルシャイン
ミストバースト
テラバースト
タイプ一致技の強化。弱点が2つに減る。

型考察 [編集]

じゃくてんほけんトリル型 [編集]

特性:がんじょう
性格:れいせい
努力値:H252 C252
持ち物:じゃくてんほけん
確定技:ムーンフォース/パワージェム/トリックルーム
優先技:だいちのちから
選択技:サイコキネシス/ステルスロック

がんじょうで相手の攻撃を耐えつつ弱点保険で火力を補強した後、トリックルームで行動順を入れ替えて次ターンで上から殴る。
弱点保険発動の狙い所は地面技。環境には物理ドラゴンやランドロスなど地面技持ちが多く狙いやすい。

鋼、水技も覚えている相手が比較的わかりやすく発動機会はそれなりだが、先制技持ちやちょうはつ持ちが多く不利。
DLCで習得者が増えたはたきおとすにも注意。

C特化+弱点保険発動時の火力はムーンフォースでD4ガブリアス確1。
一致技+だいちのちからでふゆうドータクンどしょくミミズズ以外に等倍以上と攻撃範囲は優秀。
ただし元のCが非常に低いので、等倍相手では弱点保険を発動しても火力不足になりがち。

サイクル導入型 [編集]

特性:がんじょう/クリアボディ
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252orH252 C調整 余りB
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ステルスロック/ムーンフォース
選択技:パワージェム/リフレクター/トリックルーム/スキルスワップ/だいちのちから/ボディプレス/ミストバースト/てっぺき

先発ステルスロック撒きと物理AT流しの2通りの運用を実現する汎用型。
サポート特化とは異なり使い捨てにとどまらず高い耐久力を活かせる。
炎や飛行に後出しして流しつつステルスロックを撒ければ理想的。
カイリューに強くマルチスケイル対策になるが、あつぞこブーツで対策されていたり流せずに積まれる恐れもあるので注意。

サイクルに組み込むため特性はクリアボディも一考。不意の能力ダウンで調整が崩れるのを防げる。

各種サポート特化型 [編集]

特性:がんじょう
性格:わんぱく/のんき/れいせい
努力値:H252 BorC252or火力調整 余り耐久
持ち物:メンタルハーブ/ひかりのねんど
確定技:ミストバースト
優先技:ステルスロック/トリックルーム/リフレクター/ひかりのかべ
選択技:パワージェムorストーンエッジorがんせきふうじ/ムーンフォース/ボディプレス/スキルスワップ

先発に繰り出し、ステルスロック・トリックルーム・壁張りのいずれか、もしくは複合で後続サポートする。
最後はミストバーストで自主退場。

スキルスワップがなかなか面白い働きをしてくれる。
相手が回復技を持っていないことが前提ではあるが、現環境は特性ありきのポケモンが多いため、相手次第では大幅に弱体化させられる。


相性考察 [編集]

カットロトムはメレシーの弱点をすべて半減以下にする。
メレシーはカットロトムの弱点のうち炎と虫を半減。毒と氷は別のポケモンで対処しよう。


対メレシー [編集]

注意すべき点
高耐久なうえにがんじょう持ちのため一撃では落としにくく、行動を許しやすい。
ステルスロックやトリックルーム、両壁など、サポート用の変化技が豊富。
対策方法
鋼技が4倍。バレットパンチならトリックルーム下でも先制でき、大ダメージを与えられる。
がんじょう貫通のかたやぶりや連続技も有効。ドリュウズデカヌチャンテツノカシラ等鋼タイプなら耐久特化でも確1。格闘やドラゴン勢はフェアリー技に注意。
攻撃性能は低いのでちょうはつで変化技を封じれば積みの起点にしやすい。

外部リンク [編集]