アラブルタケ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

アラブルタケ [編集]

No.0986 タイプ:くさ/あく
特性:こだいかっせい(天気が晴れの間、またはブーストエナジーを持って場に出てから交代するまで、一番高い能力が上がる)
体重:21.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
草/悪HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
アラブルタケ11112799799955570こだいかっせい
ノクタス70115601156055475すながくれ/ちょすい
マスカーニャ76110708170123530しんりょく/へんげんじざい
チオンジェン85851009513570570わざわいのおふだ
ダーテング9010060906080480ようりょくそ/かぜのり/わるいてぐせ
キノコのほうしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
アラブルタケ11112799799955570こだいかっせい
キノガッサ6013080606070460ほうし/ポイズンヒール/テクニシャン
モロバレル1148570858030464ほうし/さいせいりょく
リククラゲ80706580120100515きんしのちから
ドーブル552035204575250マイペース/テクニシャン/ムラっけ

ばつぐん(4倍)むし
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/かくとう/どく/ひこう/フェアリー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん/ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

パラドックスポケモンの一角で、くさ×あく複合。モロバレルに似た姿が特徴。
大まかな種族値傾向はモロバレルと似ているが、攻撃が高いことで重火力アタッカーとしての運用が可能。
モロバレル同様キノコのほうしやいかりのこななどの優秀な変化技も覚えるため、ほかの同複合との差別化は不要。
いたずらごころ持ちに上記の技を妨害されない点も、ほかのキノコのほうし使いに対する優位点となる。

鈍足とはいえ、ドドゲザンなど素早さ50族以下を先手で眠らせれば圧倒的有利。
キノガッサ同様に、最速運用する利便性は高い。

ただし攻撃面ではパワーウィップを覚えないため、一致技の火力が不足気味。
積み技もせいちょうのみと貧弱なため、アタッカーとして運用するのであればこだいかっせいでの補強が欲しい。
また耐久面も若干モロバレルより高いとはいえ、弱点が非常に多い。
様子見のとんぼがえりすら致命傷になりかねず、サブウェポンに採用されるタイプも多いため油断できない。
多弱点を解消できるテラスタルとの相性は良いので、状況に応じてアラブルタケに切ることも考えよう。



特性考察 [編集]

こだいかっせい
基本仕様
隠れ特性や第2特性は存在せず、これのみ。
場がひざしがつよい状態であるか、持ち物がブーストエナジーである時に、HP以外の一番高い能力に補正がかかる。
両方の条件を同時に満たしても天候による発動が優先され、一度に2回発動することはない。
補正倍率は攻撃、防御、特攻、特防の場合は1.3倍、素早さのみ1.5倍。ランク補正ではないのでてんねんの影響を受けない。
実数値が最高値になるものが2つ以上ある場合、優先度がA>B>C>D>Sで設定されており、優先度の高い能力が補正対象になる。(例:AとSが最高値ならAが上昇)
ブーストエナジーは消費アイテム扱いなので、一度発動した後に引っ込んでもう一度場に出ても再発動できない。
ただし発動トリガーは天候が優先されるため、ひざしがつよい状態で繰り出せば天候が変わるまでブーストエナジーは消費されない。
トレース・なりきりによる特性コピーや、スキルスワップによる特性の入れ替えはできない。Ver.3.0.0で特性の書き換えや無効化は可能になった。
またこの特性を持つポケモンにトリックなどでブーストエナジーを渡したり奪うことはできないので注意。特性が書き換え・無効化を受けている場合も同様。
個別考察
アラブルタケの場合、素早さ以外の全能力に補正をかけることができる。基本的には最も高い攻撃が対象となる。
防御・特防は補正なしの場合でも対象にできるが、多弱点なので耐久型としての適性は低い。
特攻はひかえめC振りならA個体値は不問になるが、それ以外の場合はA個体値が低くないといけない[1]
晴れ運用と相性の良いソーラービームやせいちょう、キノコのほうしと相性の良いたたりめを覚えるが、そこまでお膳立てして運用する価値があるかは疑問符が付く。
+  素早さのブーストについて

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ふいうち70(105)100優先度+1タイプ一致技。読みが要るが高威力の先制技。
唯一の先制技でもあり、鈍足を補える。
しっぺがえし50(75)/
100(150)
100-タイプ一致技。被弾の有無を問わず後攻なら威力倍増。鈍足との相性はよい。
かみくだく80(120)100防御↓20%タイプ一致技。条件無しで使える悪物理技の中では最高火力。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。性能安定。非接触。
タネマシンガン25(37)×2~5100-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。期待値は3発。
くさわけ50(75)100素早さ↑100%交代読みで使えば、上からキノコのほうしで負担をかけられることも。
最速S+1で最速107族まで抜ける。
インファイト120100自分防御特防↓火力は高いが、耐久ダウンが痛い。
じだんだ75/150100技失敗で
威力倍
キノコのほうしを無効にするサーフゴーに。
ただし、粉技を無効化するくさタイプには基本半減止まりなのを留意。
しねんのずつき8090怯み20%対毒、格闘。怯みは狙いにくい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は利かない。いのちのたまでないと火力不足。
クリアスモッグ50必中能力変化
リセット
積みアタッカーに対する牽制に。鋼には無効。
おんみつマントやりんぷんクリアボディなどを貫通する。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
キノコのほうし100命中率100%の催眠技。無効も多いが依然として強力。
いかりのこな-ダブル用。自身に攻撃を集中させて相方を守る。草やぼうじん、全体攻撃技には無効。
にほんばれ-特性発動用。相手の炎技の威力が強化されてしまう点には注意。
こうごうせい-使いやすい回復技。晴れと相性が良い。
せいちょう-攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。
こだいかっせいのポケモンでは唯一習得でき、特性と相性が良い。
ちょうはつ100変化技対策。鈍足なのでタイミングに注意。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
ギガインパクト
のしかかり
からげんき
耐性は1つだけだが弱点も1つだけ。黒馬バドレックスを見るなら。
テラバースト対草・虫・鋼。その他多くの弱点も半減にする。火傷無効。
サーフゴーのゴースト技やわるだくみに出しつつ遂行などもできるように。
テラバースト炎タイプを半減。
テラバースト弱点は一つだけだが、麻痺無効のメリットは少ない。
タネばくだん
タネマシンガン
くさわけ
リーフストーム
タイプ一致技の威力上昇。地面・水対策をとるなら。
テラバースト耐性が1つのみで、炎・格闘弱点が一貫してしまう。
インファイト対悪。事実上の最大火力強化にもなる。フェアリーが一貫する。
クリアスモッグ
テラバースト
耐性がガラッと変わる。弱点の2つも元々呼びにくい。
じだんだ電気無効だが、切るメリットはあまりない。氷が一貫する。
テラバースト虫・格闘半減ではあるが、弱点の氷は素通しされる。
しねんのずつきダブルでモロバレルテツノカイナを見るなら。
テラバースト攻撃面ではほぼ刺さらず、耐性面でも炎・飛行が一貫する。
テラバースト4倍弱点へ。耐性は悪化。
テラバースト格闘を透かせる。4倍弱点だった虫も半減。
げきりん
テラバースト
攻撃面でのメリットは少ない。
ふいうち
しっぺがえし
かみくだく
タイプ一致技の威力上昇。ゴースト対策に。いたずらごころ耐性の維持にも。
テラバーストウォッシュロトムのフェアリーテラスなどの対フェアリー用。
炎と格闘が一貫するが、それ以外の弱点は半減以下になる。
テラバースト本来弱点の虫・格闘に耐性を持てる。ただし毒は一貫。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:こだいかっせい
性格:ようき/いじっぱり/ゆうかん
努力値:攻撃252 S252orH252
持ち物:ブーストエナジー/オボンのみ/いのちのたま/こだわりハチマキ/くろいメガネ/いかさまダイス
確定技:タネばくだんorタネマシンガン(いかさまダイス所持時)(同時採用可)/ふいうち(推奨)orかみくだくorしっぺがえし/キノコのほうし
選択技:インファイト/しねんのずつき/じだんだ/くさわけ/リーフストーム(いのちのたま前提)/テラバースト(炎・鋼など)
変化技:にほんばれ/こうごうせい

キノコのほうしを絡めたアタッカーとして運用する。
一致技とキノコのほうしで三枠埋まってしまうのが悩み。
更に多くの相手へキノコのほうしで先手を取るべく、くさわけの採用も検討。


相性考察 [編集]

  • 水×毒複合
    アラブルタケの飛行以外のすべての弱点を補える。
    ただし相方が覚えるどくどくとキノコのほうしの相性が悪い。

対アラブルタケ [編集]

注意すべき点
攻撃種族値が127と高く、一致ふいうちとキノコのほうしにより高い対面性能を持つ。
キノコのほうし持ちでは唯一くさわけでのS上昇手段を備え、複数回積まれると非常に厄介。
対策方法
耐久は高めだが弱点が多く、虫技が4倍。
とんぼがえりであれば相手の引きやテラスタルにも対応できるため、最安定。
それ以外では、草タイプはキノコのほうし無効で、テラバーストとクリアスモッグ以外に弱点を突かれない。
マスカーニャは一致技半減でとんぼがえりを覚え、くさわけ1積みでも抜かれず圧倒的に有利。
ただしインファイトを覚えるため、後出しする際は注意が必要。

外部リンク [編集]


[1] おくびょうC振りなら27以下、れいせいC振りなら23以下