サンドパン(アローラのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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サンドパン(アローラのすがた) [編集]

No.0028 タイプ:こおり/はがね
通常特性:ゆきがくれ(天気が「ゆき」の時、回避率が1.25倍になる)
隠れ特性:ゆきかき(天気が「ゆき」の時、素早さが2倍になる)
体重  :55.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
サンドパンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サンドパン(アローラ)75100120256565450ゆきがくれ/ゆきかき
サンドパン75100110455565450すながくれ/すなかき
ゆきかきHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
Aサンドパン75100120256565450ゆきがくれ/ゆきかき
ツンベアー9513080708050505ゆきがくれ/ゆきかき/すいすい
ハルクジラ17011365455573521あついしぼう/ゆきかき/ちからずく

ばつぐん(4倍)ほのお/かくとう
ばつぐん(2倍)じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/むし/ひこう/エスパー/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/4)こおり
こうかなしどく

サンドパンリージョンフォーム。唯一のこおり×はがね複合。
9タイプが半減以下と氷タイプとしては稀有な耐性を持つが、弱点3タイプはいずれもメジャー、うち2タイプは4倍で喰らってしまう。
防御は高いがHPや特防が低く再生回復もできないため、居座っての耐久型には不向き。

攻撃面ではタイプ一致技の抜群範囲の被りが無く、メジャーなドラゴンフェアリーに強い。
被り気味な半減範囲を補うサブのほか、先制技や積み技も習得するなどまずまず優秀。
ただし攻撃種族値は平凡なので、等倍相手ではつるぎのまいなどを使わないと少々厳しい。

第九世代では天候「あられ」が「ゆき」に置き換えられ、スリップダメージを与えられなくなった代わりに自身の防御が1.5倍になるように。
これにより雪下であれば努力値無振りでも防御種族値換算で実質190相当になる。
新要素のテラスタルも含め、物理相手なら以前よりもつるぎのまいやじゃくてんほけんが使いやすくなった。
ただしテラスタルでこおりタイプを失うと「ゆき」による防御上昇の恩恵も消失するため注意。
また4倍弱点・特殊技・先制技と非常に苦手なしんくうはの習得者が増えているので、習得者の情報は頭に入れておきたい。

第九世代ではけたぐり、アイススピナーを新規習得。
ピカブイ限定だったこおりのつぶて、ミラーコートをタマゴ技で、トリプルアクセル、じごくづきを藍の円盤の技マシンで再習得。
一方でアイアンテール、アイアンローラーを喪失し、鋼技の火力が低下した。



特性考察 [編集]

ゆきがくれ
雪下で回避率が上がる。弱点がメジャーで特殊耐久は低く、再生回復も無いので試行回数は多くならない。
ゆきかきの発動条件が同じ、かつ効果が優秀というのもあり、基本的に候補外。
ゆきかき
隠れ特性。雪下で素早さが上がる。
第九世代からハルクジラが登場したため、同特性持ちにおける最速ではなくなった。攻撃も負けているのでタイプや技の違いで差別化したい。
ちなみに最速なら準速レジエレキまで抜くことができる。
耐性が不安定な都合上、可能な限り上から殴りたいポケモンなので、基本的にはこちら。
火力面は補強できないので積むチャンスを作る、火力上昇アイテムを持たせる等が必要。
ゆきふらし+オーロラベールとは相性抜群で、Aキュウコンなら一貫する弱点は炎のみ。
ただし見せ合いでまず読まれるので、きあいのタスキやメンタルハーブでの対策が必須となるが、その場合ターン延長は諦めることになる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
つららばり25(37)*2~5100-タイプ一致技。威力不安定。期待値は3発。
きあいのタスキやみがわり、ばけのかわに強い。
つららおとし85(127)90怯み30%タイプ一致技。命中率は不安だが威力は高い。雪下なら怯みも狙える。
トリプルアクセル20→40→60
(30→60→90)
90-タイプ一致技。高火力だが、3回当たる確率は72.9%。
いかさまダイス持ちなら、一発目が当たれば残り二発も必ず当たる。
アイススピナー80(120)100フィールド破壊タイプ一致技。性能安定。れいとうパンチは覚えない。
自分でフィールドを活用したい場合はほかの技を推奨。
こおりのつぶて40(60)100優先度+1唯一の先制技。あると便利。タマゴ技
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。性能安定。雪下なら怯みも狙える。
アイアンテールは過去作限定。
じしん100100-対炎電鋼。一致技との相性補完に優れる。
いわなだれ7590怯み30%対炎。リザードンウルガモスに。雪下なら怯みも狙える。
ストーンエッジは覚えない。
きゅうけつ80100HP吸収水に等倍。ヤドランに。
シャドークロー70100急所ランク+1一貫性は高いが威力は低い。
じごくづき80100音技封じ一貫性は高いが威力は低い。こちらは格闘に半減。
ゆきかき発動時や交代読みでラウドボーンに当てられるとおいしい。
はたきおとす65/97100道具排除追加効果が優秀。
こうそくスピン50100トラップ排除
素早↑
ゆきかき以外でのS上昇手段。最速+S1↑でオンバーンと同速。
ステルスロックや拘束技等の解除にも。
いかりのまえば-90-削り技。耐久型対策。
メタルバースト-100-天気を変えられても動けるように。主にタスキと併せて。
優先度0なのでゆきかき発動時は使いづらい。
カウンター-100優先度-5高い物理耐久を活かして倍返し。もしくはタスキと併せて。
けたぐり20~120100相手の体重依存対悪鋼。威力不安定。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ55(82)95相手全体
素早↓100%
タイプ一致技。サポート用としてはじならしやがんせきふうじよりも優秀。
ミラーコート-100優先度-5特殊技を倍返し。タスキと併せて。タマゴ技
テラバースト80<120>100解説参照テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を強化。ゆきかきと併せて。
つめとぎ-攻撃と命中を強化。つららおとしやトリプルアクセルと相性が良い。
こうそくいどう-天候合戦を意識するなら。
ゆきげしき-自前で攻撃する際の特性始動に。味方からみがわりを引き継ぐなどの工夫が欲しい。
ステルスロック-相手のタスキやがんじょう潰しに。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり格闘が一貫する。
テラバースト対鋼。火傷無効。地面が一貫する。
テラバースト対炎地。鋼も半減するため安定感がある。
テラバースト麻痺無効。地面が一貫する。
テラバースト対水地。粉技無効。炎が一貫する。
つららばり
つららおとし
トリプルアクセル
アイススピナー
こおりのつぶて
一致技の強化。4倍弱点がなくなり雪の防御上昇を維持できるが、耐性も減る。
けたぐり
かわらわり
テラバースト
解説
どくづき地面が一貫する。
じしん対炎。
つばめがえし地面無効、格闘半減。
テラバースト対格闘。
きゅうけつ格闘と地面を半減するが、炎が一貫する。
いわなだれ炎半減だが、格闘と地面が一貫する。
シャドークロー格闘を透かす。ゆきかき発動時、マッハパンチ等の先制技で縛られにくくなる。
テラバースト解説
じごくづき
はたきおとす
いたずらごころ耐性の獲得。格闘が一貫する。
アイアンヘッド一致技を強化し、耐性を改善できる。
テラバースト対格闘。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

ゆきかきアタッカー型 [編集]

特性:ゆきかき
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252をベースに調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ラムのみ/こだわりハチマキ/いかさまダイス/じゃくてんほけん
確定技:トリプルアクセルorつららばりorつららおとし/つるぎのまい
優先技:こおりのつぶて/アイアンヘッド/じしん
攻撃技:いわなだれ/はたきおとす
変化技:みがわり/ゆきげしき/ステルスロック

ゆきかきで素早さを上げて速攻するAサンドパンの基本型。
第九世代ではあられのスリップダメージが無いため、火力補強の持ち物と積み技が必須か。
性格もいじっぱり推奨。準速でも特性込みで最速ハバタクカミドラパルト、準速スカーフガブリアスまでは抜ける。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:ゆきかき
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:つららばりorつららおとし(両立可)/アイアンヘッド/じしん
攻撃技:いわなだれ/はたきおとすorじごくづき

こちらはこだわりスカーフで素早さを補う。
鋼タイプとB120を活かし、ドラゴンのげきりんをキャッチしつつ一致氷技で処理する。

ゆきかき型と違い速攻でき奇襲性はあるが、最速スカーフでも抜けるのはゲッコウガまで、オンバーンマスカーニャとは同速勝負。
積み技や持ち物で火力を上げることもできず、つららおとしでも無振りトドロクツキが中乱1止まり。
雪で防御アップの恩恵も得られないので、倒し損ねて返り討ちに遭わないよう注意。
火力や耐久の補強手段はテラスタルのみである。


相性考察 [編集]

竜×飛行複合
岩以外の弱点を補い合う。

ヤドキング
炎・闘半減で地面にも強い。
後攻さむいギャグで安全に雪始動+無償降臨ができる。
相手がハバタクカミテツノツツミ等ゆきかきでも抜けない高速勢ならトリックルームに切り替えることも可能。


対サンドパン(アローラのすがた) [編集]

注意すべき点
ゆきかきとタイプ特性により、雪下では防御と素早さが上昇。
さらにつるぎのまいを積まれると全抜きエースと化す。
対策方法
雪や積み技を展開される前に倒そう。特防が低いので特殊技で攻めるのが妥当。
ほのおやかくとうの特殊技なら不一致でも一撃。しんくうはがあれば雪下でも先制可能。
ぜったいれいどは覚えないが、怯み技や反射技を多数習得するので、有利対面でも油断は禁物。

外部リンク [編集]