ソルガレオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ソルガレオ [編集]

No.791 タイプ:エスパー/はがね
特性:メタルプロテクト(相手に能力を下げられない。この効果は、特性を無視する技や特性の影響を受けない。)
体重:230.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
超鋼物理ATHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ソルガレオ1371371071138997680メタルプロテクト
日食ネクロズマ9715712711310977680プリズムアーマー
メタグロス80135130959070600クリアボディ/ライトメタル

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/じめん/ゴースト/あく
ふつう(1倍)みず/でんき/かくとう/むし
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/こおり/ひこう/いわ/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)エスパー
こうかなしどく

第七世代の禁止伝説の一角で、ルナアーラの対。
ステータス傾向が似たエスパーはがね複合としてはメタグロス日食ネクロズマが存在するが、
フレアドライブ、インファイト等ソルガレオしか覚えられない特徴的な技も多い。準専用技のメテオドライブも防御特性貫通と強力。
しかし前作と比べると対ザシアンが安定しなくなっており、耐性が環境に合わなくなっているのもあるが、
何より種族値の尖りの無さ、一致技の通りの悪さが前作以上に目立つようになった事からシングルでは日の目を見ない。

一方ワイドガードの習得は大きな個性であり、メタ側の禁止伝説枠として適性が高い。
伝説ポケモンでワイドガードを覚えるのは、現時点でほかにルナアーラザマゼンタのみ。
メタルプロテクトもいかくが跋扈する禁止伝説解禁ダブルでは優秀であり、クリアチャーム以外の持ち物を持たせやすく数値以上の火力を発揮しやすい。
新たに習得したサイコファングのおかげで相手の壁構築にも強くなり、ダブルバトルでの活躍に磨きがかかった。
これらの技を組み合わせて活用すれば、メタグロス日食ネクロズマにはないソルガレオ固有の運用も自ずと見えてくるだろう。

HP212振りで16n-1と10n-1を両方満たす、HP実数値239となる。
しかし、HPが防御・特防に比べて高いため、耐久調整の場合はBD振りをベースにした方が総合耐久を伸ばせる。
ただし、フレアドライブやワイルドボルトの反動ダメージを考慮するならHPを伸ばし切るのも手。

第九世代ではDLCメインシナリオのクリア後にゲットできるようになった[1]が、進化前のコスモッグ・コスモウムは手に入らなくなった。



特性考察 [編集]

メタルプロテクト
いかくをはじめとした厄介な効果をシャットアウトできる。
ゲーム内の説明文にはないがかたやぶりターボブレイズテラボルテージ効果無効という性質を持つ、クリアボディしろいけむりの上位互換。
特性自体を書き換えられない限り何があっても能力値を下げられる事はないが、かがくへんかガスには注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
メテオドライブ100(150)100特性無視威力・命中安定の主力技。無補正A振りでHB振りミミッキュを確定1発。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%メテオドライブよりPPが多い。怯みも狙える。
サイコファング85(127)100壁破壊一致技。攻撃と同時に壁も破壊できる。
フレアドライブ120100反動1/3
火傷10%
鋼ミラーに。反動が痛く伝説戦での通りは悪い。
ニトロチャージ50100素早さ↑100%積み技感覚で。半端な素早さを補える。
じしん100100-鋼との相性補完に優れる安定技。鋼を半減する炎・電気・鋼などに。
ストーンエッジ10080急所ランク+1ホウオウサンダーに。
ワイルドボルト90100反動1/4鋼を半減する水タイプピンポイント。
はたきおとす65100持ち物排除
+威力1.5倍
対エスパー・ゴースト。追加効果が優秀。
かみくだく80100防御↓20%対エスパー・ゴースト。主に黒バドレックス。性能安定。
インファイト120100BD↓ガオガエンバンギラスカビゴン等には最高火力になる。
しかしそれ以外にはメインの鋼を始め範囲が被りがち。
げきりん1201002~3ターン
行動固定
対ドラゴン。ダブルでは対象がランダムになるので非推奨。
メタルバースト-100-優先度±0。受けたダメージを1.5倍で返す。主に特殊アタッカーへの奇襲に。
ソルガレオ自身が速めなので有効な相手は限られる。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ラスターカノン80(120)100特防↓10%特殊型の主力技。性能安定。
てっていこうせん140(210)95HP1/2減少退場技として。無振りでもかなりの威力。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%特殊型の主力技。性能安定。
みらいよち120(180)100-タイプ一致技。高威力・まもる貫通だが使いどころが難しい。
ソーラービーム120100-対水地。天候合戦に左右されやすい。
性格補正有C164振りでめいそうを1回積めばH252振りグラードン確1。
だいもんじ11085火傷10%対鋼。命中不安だが反動がない。
かえんほうしゃ90100火傷10%同上。命中は安定しているが火力は落ちる。
かみなり11070麻痺30%威力・追加効果共に強力。対カイオーガ用に。
一方で命中不安かつ、あさのひざしなどとはアンチシナジー。
10まんボルト90100麻痺10%命中安定。そのほか水/飛行などに。
きあいだま12070特防↓10%命中難。苦手な悪・鋼タイプに。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ワイドガード-ダブル用。ソルガレオの要。アストラルビット+くろのいななきによる全抜き対策にもなる。
シングルでもこだわりアイテム+じしん・しおふきなどの相手全体攻撃技を牽制させやすい。
あさのひざし-回復技。晴れ以外で回復量が落ちる。
めいそう-特殊技の火力と耐久アップ。
てっぺき-防御力を上げる。
きんぞくおん85流し技。特殊型で突破力を高めるなら。
トリックルーム-スイッチトリパやトリックルーム返し。
トリックルーム下で運用するなら日食ネクロズマの存在も気になるので技で差別化したい。
でんじは90半端な素早さを補える。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
のしかかり
ハイパーボイス
解説
フレアドライブ
だいもんじ
かえんほうしゃ
苦手な炎を半減しつつ、氷・鋼・フェアリーへの耐性を維持。
テラバースト苦手な炎へ逆襲。氷・鋼の耐性も維持。
ワイルドボルト
10まんボルト
かみなり
解説
ソーラービーム
テラバースト
解説
テラバースト解説
インファイト
きあいだま
テラバースト
解説
テラバースト解説
じしん
テラバースト
解説
テラバースト解説
サイコファング
サイコキネシス
サイコショック
タイプ一致技の強化。
テラバースト解説
ストーンエッジ
いわなだれ
メテオビーム
テラバースト
炎耐性を得つつ砂嵐で特殊耐久も強化。
テラバースト解説
げきりん
テラバースト
解説
はたきおとす
かみくだく
テラバースト
解説
メテオドライブ
ラスターカノン
てっていこうせん
メテオドライブの火力を上げつつ邪魔になりがちなエスパータイプを消し去る。
但し、ザシアンなどのサブの格闘技はやや痛くなるので注意。
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

性格:いじっぱりorようき
努力値:攻撃252 HP素早さ調整
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/いのちのたま/たつじんのおび/じゃくてんほけん
確定技:メテオドライブ
優先技:サイコファング/じしん
攻撃技:フレアドライブ/かみくだくorはたきおとす/インファイト/げきりん/ストーンエッジ/ワイルドボルト/てっていこうせん
変化技:こうそくいどう/ワイドガード/でんじは/トリックルーム

禁止伝説の中では際立った能力がなく弱点はメジャーな方。
だが耐性を見ると多くの禁伝に有利なフェアリータイプを縛れるのは非常に大きく、いかくも通さない。

ニトロチャージは失ったが、こうそくいどうを習得した事で追い抜ける相手が大幅に増えた。
ブーストハバタクカミを抜くには補正が必要。

黒馬バドレックスの無補正C252振りアストラルビットを確定耐えするには、最低でも補正有H100 D252振りが必要。
ただし、ダブルバトルで全体攻撃による威力低下を含めるならH4 D100振りで確定耐え。

ダブルでは環境で流行のH252振りガオガエンを仕留めるべく、インファイトの搭載率が高い。
例としてようきならA244振りいのちのたま補正のインファイトで確1。いじっぱりならA228振りのたつじんのおび補正インファイトで確1。
その他メタグロスと同じくじならしに巻き込んでじゃくてんほけんを発動させる型も存在。
あちらと違って激戦区には届かないものの高めの素早さを持つ為、素早さ1段階ダウンで抜ける相手が一気に増える。

めいそう型 [編集]

性格:おくびょうorひかえめ
努力値:S252 C252 ベースで耐久調整
持ち物:オボンのみ/半減実/ラムのみ/カゴのみ/じゃくてんほけん
確定技:ラスターカノン/めいそう
優先技:サイコキネシスorみらいよち/だいもんじorマジカルフレイム
攻撃技:きあいだま/ソーラービーム/かみなりor10まんボルト
変化技:ねむる/あさのひざし/でんじは

特殊アタッカー型。同タイプでは日食ネクロズマと並んで最高の特殊火力を誇り、メタグロスとの差別化が最もしやすい型でもある。
同タイプにはジラーチもいるが、ほのお技や耐久力、あさのひざしによる高速回復などで差別化できる。

とはいえラスターカノンの火力指数はメテオドライブの半分にも満たず、C特化しても無振りハバタクカミが確2という非力っぷり。
等倍相手にはめいそうを複数回積まないと話にならない。
おにびに強いとはいえ、いかく耐性のあるソルガレオでメテオドライブを捨ててまで特殊型を採用するのは熟考を要する。

みらいよちは他技とあわせて同時に攻撃できるため、居座りを想定した型なら候補になる。
ただし悪タイプを強烈に呼ぶので、相手の選出を抑える控えを用意するか、きあいだまを技に入れておくこと。

サブウェポンには天候に左右されがちな技が多いので、選出の際は不利にならないよう注意しておくこと。
特に晴れの際に力を発揮しやすいが、相手の炎技はまず耐えない。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対ソルガレオ [編集]

注意すべき点
攻撃・耐久共に高水準で、特性により安定した役割遂行能力を誇る。
専用技のメテオドライブにより防御側の特性が無効。
いかくをはじめ能力を下げる技や特性も効果が出ない。
壁もサイコファングで破壊される。
対策方法
Sは高くなく先制技もないため上から弱点技を撃ちやすく、おにびで機能停止にも持ち込みやすい。
メガネイーユイなら一致技どれでも先制確1。
対となるルナアーラ、そしてネクロズマも有利に立てる。

外部リンク [編集]


[1] バイオレットはマルチプレイでブルレクのサークルミッションをこなす必要がある。