ダイオウドウ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ダイオウドウ [編集]

No.0870 タイプ:はがね
通常特性:ちからずく(一部の技の追加効果がなくなり威力が1.3倍になる)
隠れ特性:ヘヴィメタル(自分の体重が2倍になる)
体重  :650.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)/ヘヴィメタル時:1300.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
単はがねHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ダイオウドウ12213069806930500ちからずく/ヘヴィメタル
ミミズズ7085145605565480どしょく/すながくれ
レジスチル80751507515050580クリアボディ/ライトメタル
ニャイキング70110100506050440カブトアーマー/かたいツメ/はがねのせいしん
(158)(488)252振り+かたいツメ換算
高火力ヘビーボンバーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ダイオウドウ12213069806930500ちからずく/ヘヴィメタル
ヘヴィメタル込みで1300.0kg
バンバドロ100125100558535500マイペース/じきゅうりょく/せいしんりょく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/こおり/ひこう/エスパー/むし/いわ/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしどく

第八世代出身の単はがねタイプ。
鈍足だが高い物理攻撃力と耐久力、優秀な耐性を兼ね備える、お手本のような重火力アタッカー。
技範囲も広く、ちからずくでさらに火力を上げられるものが多い。他の多くの重戦車型ポケモンと異なり、特性込みで特殊火力もそれなりにあるのも特徴。
トリックルーム下であれば全抜きエースになることも難しくない。

単タイプ、かつ通りのいまいちなはがねとあって、最大火力が数値ほど出ない点は気にかかる。
あくまで高めの火力と安定した耐久で殴り勝つのが基本戦略であり、搦め手もあまり得意ではない。
耐久指数はマリルリとほぼ同じであり、余程の相手でなければ何もせず落とされることは無いだろう。

H>BDであるため、努力値を攻撃に特化させて残りを耐久に割り振る場合、H52+残りBDと割り振った方が効率が良い。
しかし、H52振りだとHP実数値が204と偶数になるので、定数ダメージが気になるなら実数値205で16n-3になるH60、
もしくは実数値207で16n-1になるH76にするといいだろう。

第九世代ではダイマックス廃止によりキョダイマックスも喪失した他、パワーウィップを失った。
新規習得した技もほぼ全てのポケモンが覚えるテラバースト程度。
一方でDLCにてヒートスタンプを再習得。同じくダイマックスの廃止でヘビーボンバー、ヒートスタンプの通りが良くなった。
またはたきおとすを新規習得している。

同タイプの新顔としてミミズズが登場したが、配分・習得技ともに然程似通った部分は無く、互いに差別化は自然と為されるだろう。



特性考察 [編集]

ちからずく
追加効果のある攻撃技を使う際、追加効果を無効化して威力を上げる。
対象技を多く習得でき、追加効果も自身と相性が悪い怯みが多いため、デメリットはほぼ無い。
サブウェポンも強化でき、安定してダメージが伸ばせるため、基本はこちら。
適用技に対してはいのちのたまの反動ダメージが消える仕様は今作も健在。
ヘヴィメタル
隠れ特性。体重が倍になり、ヘビーボンバーとヒートスタンプが260.0kgの相手まで威力120になる。
けたぐり、くさむすびは元々最大威力で受けるのでほぼデメリットは無い。
アタッカーとしてはちからずくに比べて攻撃範囲が狭まるが、追加効果を狙う技を使う場合やステロ撒き型はこちらになる。
ダイマックスが無くなったことにより採用意義が上がった。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[ちからずく]
命中効果解説
ヘビーボンバー40~120
(60~180)
100ちいさくなるに
必中&2倍
タイプ一致技。ヘヴィメタル型でのメインウェポン。
最大威力を狙いやすく、ちからずくでも候補となる。
一般フェアリーには全て最大威力で放てる。[1]
ダイマックス廃止で通りやすくなった。
アイアンヘッド80(120)
[156]
100怯み30%タイプ一致技。ちからずく対象のメインウェポン。威力命中ともに安定。
トリックルーム下では、ヘヴィメタルなら怯みも狙える。
ヒートスタンプ40~120100ちいさくなるに
必中&2倍
対鋼、草。ハッサムには素の体重でも威力120。
ヘヴィメタルなら最大威力を狙いやすい。DLCで再習得。
じしん100100-対炎電鋼。鋼技との相性補完に優れる。
10まんばりき9595-同上GF下でも威力低下無し。ダブルバトルで味方を巻き込みたくない場合にも。
じだんだ75/150100技を外した後に
威力2倍
じわれの保険として。ダブル向け。
じゃれつく90
[117]
90攻撃↓10%対竜闘。ドラゴン受けを期待するなら優先して持たせたい。
サンダーダイブ10095外すと反動対水。威力は高いが、外すと反動が痛い。
じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対鋼。鋼技と範囲が被りがち。対バンギラスなど。
いわなだれ75
[97]
90怯み30%対炎飛。トリル下なら怯みが狙える。
ちからずくではストーンエッジに近い威力になる。
ストーンエッジ10080急所ランク+1同上。命中が低いが、ヘヴィメタルならこちらも候補。
じわれ-30一撃必殺どうしようもない時の最終手段。
ひこうを呼び難いので使いやすいが、ふゆうがんじょうには効果が無いので注意。
特殊技タイプ威力
[ちからずく]
命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
いのちのたまのダメージは受けるので注意。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-ふきとばしと合わせて昆布戦法ができる。
ふきとばし-ステルスロックと合わせてダメージ稼ぎ。起点化回避にも。
のろい-A↑B↑S↓。元々遅いのでデメリットは気にならない。
ちょうはつ100鈍足なのでタイミングは超シビア。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり弱点が格闘のみになるが、耐性もゴーストのみと大幅に減少。
ヒートスタンプ
テラバースト
はがね。苦手なほのおタイプの技を半減できる。おにび封じにも。
テラバーストじめんほのお
テラバースト鈍足なので麻痺無効の恩恵は薄い。地面が一貫する。
テラバーストキョジオーンヘイラッシャウェーニバル
胞子・粉対策になるが、耐性面とは相性が悪い。
テラバーストトロピウスムクホーク
ばかぢから
ボディプレス
はがね
テラバースト解説
じしん
じだんだ
10まんばりき
だいちのちから
鋼と相性の良いサブウェポン。
テラバーストキノガッサウェーニバルカラミンゴ
しねんのずつきエンニュートドクロッグヘラクロス
テラバースト解説
ストーンエッジ
いわなだれ
ロックブラスト
セキタンザンファイアロー。砂嵐で特防1.5倍。
テラバーストゴースト超ピンポイント採用。
テラバースト解説
なげつける
テラバースト
霊超ピンポイント採用。いたずらごころ耐性の獲得。
ヘビーボンバー
アイアンヘッド
ラスターカノン
メインウェポンの強化。
じゃれつくかくとうドラゴン
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

ちからずく型 [編集]

特性:ちからずく
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 H52~76 残りBorD
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/オボンのみ/フィラのみ
確定技:アイアンヘッド
優先技:じゃれつく
攻撃技:じしんorだいちのちから/いわなだれ/しねんのずつき/ばかぢから/からげんき/じわれ/はたきおとす/サンダーダイブ
変化技:のろい

特性ちからずくによって一部の技の威力が補強され、デメリット無効のいのちのたまと合わせた火力は相当なもの。
鋼技の攻撃範囲はそこまで広くないので、豊富なサブウェポンで相性を覆していきたい。

ヘヴィメタル型 [編集]

特性:ヘヴィメタル
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 H52~76 残りBorD
持ち物:こだわりハチマキ/たつじんのおび/とつげきチョッキ/いのちのたま/混乱実
確定技:ヘビーボンバー/ヒートスタンプ
攻撃技:じしん/ストーンエッジorロックブラスト/ばかぢから/じゃれつく/しねんのずつき/はたきおとす/サンダーダイブ
変化技:のろい/ステルスロック/ふきとばし

超重量級を活かして大半の相手に高火力を出せるヘビーボンバーを主軸に攻める型。
炎技のヒートスタンプもほぼ威力120で撃てるのではがねタイプ対決でも止まらない。

ステロ撒き型 [編集]

特性:ヘヴィメタル(優先)orちからずく
性格:わんぱくorしんちょう
努力値:H52~76 B228 D228 ベースでA調整
持ち物:オボンのみ/ふうせん/半減実/たべのこし/せんせいのツメ/カゴのみ/メンタルハーブ
確定技:ステルスロック/ふきとばし
優先技:ヘビーボンバー
選択技:アイアンヘッド/てっていこうせん/じしんorじだんだorじならし/じわれ/がんせきふうじ/ボディプレス/バークアウト/はたきおとす/いばる/のろい/ちょうはつ/ねむる/まもる

「ダイオウドウ=重火力アタッカー」のイメージを逆手にとり、序盤のステロ撒きを行ういわゆる昆布型。
ふきとばしで延々と削ったり交代を誘う技を使いまくったりする。
ある程度Aに振っていれば攻撃に転じることも可能。振りすぎると耐久が大きく削れるのでバランスが難しい。

アイアンヘッド等のちからずく対象技を採用しない場合や、がんせきふうじなどの追加効果を活かしたい場合はヘヴィメタルを推奨。
トレース持ちのサーナイトは特殊寄りのポケモンであり、その対策にもなる。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ダイオウドウ [編集]

注意すべき点
高い攻撃力と非常に豊富なサブウェポン、単はがねの優秀な耐性。
鈍足をトリックルームで活かされると非常に厄介。
ふきとばし、じわれもあるので有利対面でも起点にしにくい。
対策方法
鈍足なのでダメージは稼ぎやすい。
この速度帯のポケモンとしては耐久力も特別高くはないので、強力な一致技で一気に攻め落とすのが得策。
物理アタッカーなのでいかくや火傷も刺さる。

外部リンク [編集]


[1] 禁止級を含めても最大威力を出せないフェアリーはアルセウスと剣王ザシアンのみ。