モトトカゲ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

モトトカゲ [編集]

No.0967 タイプ:ドラゴン/ノーマル
通常特性:だっぴ(ターン終了時に1/3の確率で状態異常を治す)
隠れ特性:さいせいりょく(手持ちに戻るとHPが最大値の1/3回復する)
体重  :63.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
高速竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
モトトカゲ7095658565121501だっぴ/さいせいりょく
オンバーン8570809780123535おみとおし/すりぬけ/テレパシー
ドラパルト881207510075142600クリアボディ/すりぬけ/のろわれボディ
しっぽきりHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
モトトカゲ7095658565121501だっぴ/さいせいりょく
ミミズズ7085145605565480どしょく/すながくれ
ジュカイン70856510585120530しんりょく/かるわざ

ばつぐん(4倍)--
ばつぐん(2倍)かくとう/こおり/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/くさ/でんき
いまひとつ(1/4)--
こうかなしゴースト

第九世代初出のノーマル×ドラゴン複合。ジジーロン不在により、現時点では固有タイプ。
素早さに大きく割り振った配分で、火力は並程度、耐久は紙の部類。
素早さ方面でもドラパルトオンバーンといったより高速なドラゴンがおり、ステータス面ではパッとしない。
しかし準専用技の「しっぽきり」と強力な積み技「ギアチェンジ」により、十分な個性を獲得している。

しっぽきりは最大HPの1/2を消費してみがわりを出してから交代するという効果。みがわりのHPは通常と同じ元HPの1/4。
すりぬけや音技以外に対してはほぼ確実な無償降臨を望め、高めの素早さと合わせ偵察が得意。
HP消費のデメリットも、隠れ特性のさいせいりょくである程度補填できる。
偵察要員に重要な変化技をあまり覚えない点は惜しい。

攻撃面でもギアチェンジにより火力を補えるので、積む機会さえ作れればアタッカーもできなくはない。
元々高速のため素早さ2段階上昇の恩恵は薄いが、言い換えれば耐久や火力に努力値を回す余地が大きく、調整のしがいがある。

碧の仮面ではスケイルショット、さわぐを獲得。



特性考察 [編集]

だっぴ
ターンごとに1/3の確率で状態異常が治る。
居座りが求められるギアチェンジ軸アタッカーなら火傷などに抵抗できるのは嬉しい。
とはいえ、エース級の運用を期待されるドラゴンとしては火力が低く打たれ弱いため、試行回数を稼ぎづらい。
しっぽきりやりゅうせいぐんを軸とした撃ち逃げとさいせいりょくとの相性の良さもあり、優先度は低め。
さいせいりょく
隠れ特性。引っ込むと最大HPの1/3を回復。モトトカゲの採用理由の1つでもあるため、基本はコレ。
しっぽきりと相性がよく、実質的な消費が最大HPの1/6に減少。
しっぽきりのクッションを担える回数が増えるだけでなく、先制技にも強くなる。
回復には引っ込む必要があるので、交代前に1/2以下まで削られていると、しっぽきりを使えないのは忘れずに。
何らかの方法で特性を変更・無効化されると交代しても回復しなくなるので注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
げきりん120(180)100行動固定
+混乱
タイプ一致技。高威力だが行動固定が痛い。
ドラゴンクロー80(120)100-タイプ一致技。デメリットは無いが威力が低い。
スケイルショット25(37)*2~590防御↓素早さ↑タイプ一致技。殴りつつ更に素早くなれるが、耐久は落ちる。
メインに据えるならいかさまダイスが欲しい。
ワイドブレイカー60(90)100攻撃↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。
ドラゴンテール60(90)90優先度-6
相手交代
タイプ一致技。積み技対策に。
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。高威力。反動は痛いが、さいせいりょくで帳消しにできる。
のしかかり85(127)100麻痺30%タイプ一致技。デメリット無し。
ちいさくなる状態の相手には必中・威力2倍。
からげんき70/140
(105/210)
100状態異常時
威力倍増
タイプ一致技。やけどやまひ対策に。だっぴとの相性が悪い。
こうそくスピン50(75)100素早さ↑100%S補強しつつダメージを与え、設置物除去。ゴーストに注意。
ギガインパクト150(225)100次ターン
行動不可
タイプ一致技。最高火力。ラス1に。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。
がむしゃら-100-散り際の締めに。
やけっぱち75/150100前ターンに
技失敗で
威力倍
対鋼。一致技は透かされやすいので条件を発動しやすい。
ワイルドボルト90100反動1/4対水・飛行。ギャラドスなどに刺さる。反動はさいせいりょくでカバーできる。
かみなりパンチは覚えない。
サンダーダイブ10095外すと反動
最大HP1/2
ワイルドボルトより高威力だが、反動ダメージが大きい。
こちらもさいせいりょくならある程度補える。
とんぼがえり70100味方交代攻撃しつつ交代。タスキを潰しつつ有利対面を作れる。
かみくだく80100敵防御↓20%対霊・超。一致技を双方半減以下で抑えるサーフゴーなどに。
ミミッキュハバタクカミには等倍。
はたきおとす65→97100道具排除
+威力1.5倍
追加効果が優秀。タマゴ技。
アイアンテール10075敵防御↓30%対妖。高威力・命中不安。マリルリには等倍。
アイアンヘッド80100怯み30%対妖。命中安定。怯みも狙える。
アクアテール9090-対地・岩。タマゴ技。
アイススピナー80100フィールド破壊対飛・草・地。自身に不利なミストフィールドなどの破壊に。
れいとうパンチは覚えない。
パワーウィップ12085-対地・岩・水。アクアテールより範囲・威力共に上回るが、命中率は低い。
くさわけ50100素早さ↑100%積み技感覚で使える。
アクロバット55/110100-対闘。消費アイテムを使った後は威力2倍。
特殊技タイプ威力命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発には向かない。撃ち逃げ・両刀向き。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。居座るならこちら。
ハイパーボイス90(135)100-タイプ一致技。みがわり貫通。
はかいこうせん150(225)90行動不可タイプ一致技。最後っ屁。
テラバースト80(120)100タイプ変動タイプ一致技。
テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
10まんボルト90100麻痺10%対水・飛行。命中安定だが、やや火力不足。
オーバーヒート13090特攻↓↓対鋼、主に特防の低い相手に。
マッドショット5595素早さ↓100%追加効果が優秀。
変化技タイプ命中解説
しっぽきり-準専用技。最大HPの1/2を削ってみがわりを貼りつつ交代する。モトトカゲの要。
ギアチェンジ-A↑S↑↑。S上昇はオマケに近いが、物足りないAを補強できる。
ちょうはつ100相手の変化技を封じる。Sはあるので上から撃ちやすい。
にほんばれ-晴れパ起動。しっぽきりorとんぼがえりで後続に交代。
あまごい-雨パ起動。しっぽきりorとんぼがえりで後続に交代。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
ハイパーボイス
のしかかり
タイプ一致技の強化。弱点も耐性も1つになる。
オーバーヒート
やけっぱち
対氷・鋼。フェアリー半減。火傷耐性にも。
アクアテール
テラバースト
苦手な氷を今一つで受けられるがフリーズドライは一貫する。
ワイルドボルト
10まんボルト
かみなりのキバ
麻痺無効。
くさわけ
パワーウィップ
テラバースト
粉技無効。氷が一貫する。
テラバースト
アイススピナー
ドラゴンを見るなら自前の竜技で十分。格闘が一貫する。
テラバースト対氷。フェアリーが一貫する。
テラバースト対フェアリー。格闘も半減。
テラバースト
マッドショット
氷が一貫する。
テラバースト
アクロバット
つばめがえし
格闘半減。氷が一貫する。
テラバースト対格闘。フェアリーの下位互換気味。
とんぼがえり
テラバースト
格闘半減だが、それ以外に攻防共にメリットに乏しい。
テラバースト格闘が一貫する。
テラバースト格闘無効。
げきりん
りゅうせいぐん
ドラゴンクロー
ワイドブレイカー
ドラゴンテール
りゅうのはどう
タイプ一致技の強化。
かみくだく
はたきおとす
テラバースト
いたずらごころ無効だが本当にそれだけ。フェアリー弱点が残るので非推奨。
アイアンテール
アイアンヘッド
対氷・フェアリー。耐性は優秀だが、格闘が一貫する。
ハバタクカミとの対面でギアチェンジを積む隙を作れる。
テラバースト対格闘・ドラゴン。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

サポート型 [編集]

特性:さいせいりょく
性格:おくびょう/ずぶとい
努力値:HBS調整
持ち物:こだわりスカーフ/回復きのみ
確定技:りゅうせいぐん/しっぽきり
選択技:オーバーヒート/はたきおとす/とんぼがえり/ハイパーボイス/10まんボルト/ちょうはつ

先発で繰り出し、しっぽきりでのサポート性能を主軸に行動する型。
耐久面を調整することで、多少の先制技を受けてもしっぽきりを通せるようになる。

物理アタッカー型 [編集]

特性:さいせいりょく
性格:ようき/いじっぱり
努力値:A252 S252 H6
持ち物:こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/いのちのたま/ラムのみ/いかさまダイス(スケイルショット採用時)
確定技:すてみタックル/ しっぽきり
選択技:げきりんorスケイルショット/はたきおとす/とんぼがえり/パワーウィップ/ワイルドボルトorサンダーダイブ/アイアンヘッド/でんこうせっか/やけっぱち
テラスタイプ:ノーマル

しっぽきりでのサポートをしつつ、高威力の一致技で攻める。基本的にはサポート型と同様に先発前提。
ノーマルテラスタル+こだわりハチマキのすてみタックルは高威力だが、その分反動ダメージも大きくなる点に注意。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:さいせいりょく
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:C252 S252 H6
持ち物:こだわりスカーフ/こだわりメガネ/いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:りゅうせいぐん/しっぽきり
優先技:オーバーヒート
選択技:はたきおとす/とんぼがえり/ハイパーボイス/10まんボルト
テラスタイプ:ドラゴン/ノーマル/ほのお

オーバーヒートやりゅうせいぐんで相手に高負荷を与えていくスタンス。

サザンドラはりゅうせいぐんととんぼがえりに加え、オーバーヒートの代わりにだいもんじを覚える。
こちらはさいせいりょく、しっぽきり、素早さを活かしていきたい。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対モトトカゲ [編集]

注意すべき点
高い素早さからのしっぽきりで後続を無償降臨させ、自身はさいせいりょくで回復。
ノーマル・ドラゴンらしく高威力の一致技と豊富なサブウェポンを持ち、サポート要員と侮ると手痛い一撃を喰らう。
対策方法
みがわり貫通の音技やすりぬけで、しっぽきりからの展開を防ごう。
キノガッサセグレイブの先制技でHPを半分以上削るのも有効。
一致技はミミッキュサーフゴーで双方半減以下にできる。かみくだくには注意。

外部リンク [編集]