オドリドリ(めらめらスタイル) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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オドリドリ(めらめらスタイル) [編集]

No.0741 タイプ:ほのお/ひこう
特性:おどりこ(おどりのわざが使われると直後に同じわざを使う)
体重:3.4kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
一般炎/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
オドリドリ(めらめら)757070987093476おどりこ
リザードン78847810985100534もうか/サンパワー
ファイヤー90100901258590580プレッシャー/ほのおのからだ
ファイアロー7881717469126499ほのおのからだ/はやてのつばさ
蝶舞バトンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
オドリドリ757070987093476おどりこ
モルフォン706560907590450りんぷん/いろめがね/ミラクルスキン
キレイハナ7580959010050490ようりょくそ/いやしのこころ
アメモース7060621008280454いかく/きんちょうかん
アブリボン6055609570124464みつあつめ/りんぷん/スイートベール

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)いわ---
ばつぐん(2倍)みず/でんきみず/じめん/いわ
いまひとつ(1/2)ほのお/かくとう/はがね/フェアリーほのお/くさ/こおり/むし/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ/むし---
こうかなしじめん---

第七世代出身のひこうポケモン。
4種のフォルム(スタイル)を持ち、ロトムのようにフォルムチェンジでタイプが変わる。
種族値は平均的ながら特殊アタッカーとしての適性があり、スタイルによって役割対象をカスタマイズできる。
また専用技めざめるダンスは自身のタイプ1を参照してタイプが変わるため、タイプ一致の安定した火力の技となる。
フォルムチェンジの関係か、後述のめざめるダンス以外の習得技はほとんどひこう技である。

めらめらスタイルはくれないのミツでフォルムチェンジした姿で、ほのお×ひこうタイプ。
耐性は優秀だが、ダブルでメジャーないわなだれが4倍弱点なのが辛い。
ほかのほのおタイプの例に漏れず、晴れで火力補強しやすい。なお、第九世代でにほんばれを習得可能になった。
自身は覚えないが、踊り技にタイプ一致の攻撃技(ほのおのまい)もある。

ちょうのまい+バトンタッチを使用可能であることからシングルでも戦えなくはない。
しかし主戦場はもっぱら専用特性おどりこを能動的に活かせるダブルバトルである。
味方の踊り技をコピーし無償で行動できたり、敵の踊り技を牽制できる。
しかし多くの踊り技が習得者の限られた技のため、専用の構築を組む必要性が高いうえ、戦術を読まれやすいのが弱点。

テラスタルを切る際、めざめるダンスのタイプがテラスタイプを参照するようになる点に注意。
拘ったまま攻撃タイプを変更できるメリットもあるが、テラスタルのタイミングによっては本来の役割対象に対する打点を失うため注意が必要。
なお、これらの性質上テラバーストはめざめるダンスのほぼ下位互換のため、物理型でのみ候補となる。

第九世代では新規にちょうのまい、くさわけ、にほんばれ、あまごいを新規習得。また、コピーできる踊り技にしょうりのまいとアクアステップが加わった。
DLCの藍の円盤では新たにみわくのボイス、フェザーダンスを習得。前者は貴重なサブウェポンである。
一方でオウムがえしは第八世代で廃止され、さきおくりを覚えられなくなった。



特性考察 [編集]

おどりこ
専用特性。第二特性や隠れ特性はなく、これのみ。
ほかのポケモンが踊りの技を使うと、即座に同じ技をコピーして使う。適用技は以下の通り。
アクアステップ・しょうりのまい・ソウルビート・ちょうのまい・つるぎのまい・はなびらのまい
フェザーダンス・フラフラダンス・ほのおのまい・みかづきのまい・めざめるダンス・りゅうのまい
失敗した技、おどりこによって発生した技、マジックミラーによって跳ね返された変化技はコピーしない。
こだわり系アイテムやアンコール、ちょうはつの影響を受けて失敗する場合もあるので注意。
単体が対象の踊り技をコピーした場合、コピー元が味方の場合はその味方と同じ対象(対象がおどりこ自身の場合はその味方)を、敵の場合はその敵を対象にする。

シングルバトルでは相手のちょうのまい・りゅうのまいに対する牽制ができる程度にとどまるが、
第九世代でちょうのまいを習得したため相手が躊躇っている間に一方的に積むような動きが可能に。

ダブルでは味方の踊り技をコピーでき、一種の戦術を組み立てられる。
たとえば、例:コータスドレディアの組み合わせに添えてはなびらのまいを使うなど(特にめらめらスタイル)。
また、なりきりやスキルスワップなどで味方に特性をコピーしてもらいオドリドリの後に続けて踊らせるという戦術も可能。
めざめるダンスがタイプ1(テラスタル時はテラスタイプ、ステラのみタイプ1)を参照するため、オドリドリ以外が使っても必ずタイプ一致技となる。
踊り技ごとの仕様や考察は技考察の項を参照。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
めざめるダンス90<135>100自身のタイプ1と同じタイプの技になるため常にタイプ一致。
テラスタル中はテラスタイプを参照するため、テラバーストの上位互換。
ただしテラスタイプがステラの場合は通常と同じく元のタイプ1を参照する。
ぼうふう110(165)70混乱30%タイプ一致技。雨で必中。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%タイプ一致技。S振りやちょうのまい積みで怯みも狙える。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃なので、サポートとしても有用。
現環境ではアルセウス以外で唯一氷技を使える炎タイプである。
みわくのボイス80100みがわり貫通対悪・ドラゴン。ターン中能力が上昇した相手に当てると100%混乱させる。
物理技タイプ威力命中効果解説
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。サポート技と併せて。
変化技タイプ命中解説
はねやすめ-回復技。先制で使うとじめんが抜群になるので注意。
ちょうはつ100変化技対策。素早いので使いやすい。
みがわり-変化技対策。バトンタッチも可能。
バトンタッチ-おどりこや積み技、みがわりと併せて。
ちょうのまい-特攻・特防・素早さ補強。抜き性能の向上やバトン用に。
こうそくいどう-素早さ強化。主にバトンタッチ用。
つるぎのまい-攻撃を強化。主にバトンタッチ用。
しんぴのまもり-ダブル向き。味方の状態異常を予防。
おいかぜ-ダブル向き。味方の素早さを4ターン倍にする。
てだすけ-ダブル専用。味方の火力を補強。
まもる-ダブルで攻撃を防ぎながら相方の踊り技をコピーする。
+  採用率の低い技
+  おどりこによるコピー限定の技

テラスタル考察 [編集]

捕獲時、孵化時のテラスタイプは、その時のスタイルに依存する。
別のスタイルの持つタイプと同じテラスタイプを採用したい場合は、
そのスタイルで入手し後から任意のミツを使うことでテラピースの節約になる。

タイプ主な技解説
めざめるダンス解説
めざめるダンス
(ほのおのまい)
タイプ一致補正が2倍になる。ダブルでコピーできるほのおのまいも強化可能。
めざめるダンス
(アクアステップ)
炎技の効かない同族や岩に有効。こちらからの有効打はないが、耐性も水に強い。
電気が一貫する。
めざめるダンス対水。麻痺無効。
めざめるダンス
(はなびらのまい)
粉技無効。水や岩に有効な炎タイプ定番のテラスタル。
地面には元々耐性があるが、弱点だった電気が半減になる。
めざめるダンス岩が一貫する。
めざめるダンス解説
めざめるダンス解説
めざめるダンス炎や岩への有効打になる。電気や岩に耐性を持ちたい場合にも。
水が一貫する。
ぼうふう
めざめるダンス
エアスラッシュ
タイプ一致補正が2倍になる。ただしめざめるダンスも飛行タイプになり範囲が狭まる。
はねやすめのタイプ変化は起こらない。
めざめるダンス解説
めざめるダンス岩が一貫する。
めざめるダンス水が一貫する。
めざめるダンス解説
めざめるダンス解説
めざめるダンスいたずらごころ耐性の獲得。
めざめるダンス攻撃面は優れないが、耐性が非常に優秀。一応一致技を半減する岩への有効打になる。
めざめるダンスドラゴンに効果抜群。
炎や地面に耐性があるので、ドラゴン相手に無理やり積む隙を作る場合にも。
ステラめざめるダンス
テラバースト
タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。
めざめるダンスは通常通りタイプ1を参照する。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:おどりこ
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび/ラムのみ
確定技:めざめるダンス/ぼうふうorエアスラッシュ
優先技:こごえるかぜ/ちょうのまい/みわくのボイス
選択技:とんぼがえり/みがわり/バトンタッチ/ちょうはつ

シンプルな特殊アタッカー型。
覚えられる技が少ないため、シングルバトルではどのスタイルにおいてもこのような形に落ち着く。
確定技以外は、ほかのポケモンとの差別化に繋がるように技を選んでおこう。

めらめらスタイルの場合、めざめるダンスはかえんほうしゃと同威力。火傷の追加効果はない。
単純なちょうのまいアタッカーとしてはウルガモスの存在が気掛かり。
変化技のレパートリーやこごえるかぜの習得が差別化要素となる。

ダブルではウルガモステツノドクガのほのおのまいをおどりこでコピーし、タイプ一致で放つという独自の動きができる。
ウルガモスとの同時採用でも差別化という課題をクリアできるが、いわなだれが極めて痛い。

【ダブル】耐久積みエース型 [編集]

特性:おどりこ
性格:ひかえめ/おくびょうorいじっぱり/ようき
努力値:耐久調整 残りは戦術に応じて
持ち物:たべのこし/混乱実/オボンのみ/メンタルハーブ/じゃくてんほけん/いのちのたま
確定技:まもる
物理技:アクロバットorダブルウイング/きしかいせい/とんぼがえり/くさわけ
特殊技:めざめるダンス/エアスラッシュorぼうふうorエアカッター/こごえるかぜ
変化技:つるぎのまい/ちょうのまい/バトンタッチ/みがわり/ちょうはつ/はねやすめ/フェザーダンス/フラフラダンス/おいかぜ

場に居座りながら積み続ける型。
守りながら各種能力値を積み、守りながら攻撃できるため、積みエースの中では極めて高い場持ちのよさを持つ。

物理型はつるぎのまいの存在により速く積めるのが特徴。味方がりゅうのまいやアクアステップ、しょうりのまいを持つなら素早さも確保できるが、耐久は強化しづらい。
また、元々のAが低く、一致技が飛行頼みとなる。

特殊型はちょうのまいにより特殊耐久・素早さの補強も可能。元々のCも高く、はなびらのまい・ほのおのまいのコピーにも適するが、積む速度は物理型より遅い。
また相方に恵まれず、岩が一貫しやすい。

味方共々積むため、ちょうはつに極めて弱い。しかし最低限コピーアタッカーとして動くことが可能。
コピーできる技の関係上、防御や特防を上げる手段が限られるので注意。
一応相手の物理アタッカーが1匹なら、フェザーダンスで置物にできる。

1ターンおきのまもるは極めて読まれやすく、こちらに見向きもせず隣を攻撃されることも多いので、みがわりや積み技、攻撃技、はねやすめなどを織り交ぜよう。
逆にまもる読み読みで1ターン目から強気に動いていく手もありだろう。

ほのおのまい・はなびらのまいにより技範囲はある程度補強できるが、自由に使えるわけではないので注意。
みがわり、はねやすめなど欲しい技は多く、技スペースは極めて狭い。

【ダブル】バトン型 [編集]

特性:おどりこ
性格:調整
努力値:S調整 残り耐久
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/メンタルハーブ/オボンのみ
確定技:バトンタッチ
優先技:まもる
選択技:かげぶんしん/つるぎのまい/ちょうのまい/おいかぜ

耐久積みエース型に近いが、こちらはバトンタッチで能力変化を引き継ぐ型。初手まもるによる安全な積みが可能。

【ダブル】おどりこアタッカー型 [編集]

特性:おどりこ
性格:ひかえめ(推奨)orおくびょう
努力値:C252、残りはHS
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ
攻撃技:こごえるかぜ/めざめるダンス/エアスラッシュorぼうふうorエアカッター/とんぼがえり
変化技:かげぶんしん/ちょうのまい/みがわり/まもる/ちょうはつ/フラフラダンス/おいかぜ

はなびらのまい/ほのおのまいを増幅する型。
コピーにはすばやさは関係ないため、Sの優先度は一般アタッカーに比べ低いが、ちょうのまいを積むなら味方より速くするのもよい。

めらめらスタイルはドレディアコータスをはじめとした晴れパとの適性を持ち、一致ほのおのまいを撃てるが、耐性に難有り。
調整次第で積みエース型との両立や中間型が可能。
ほのおのまいを持つウルガモステツノドクガと岩弱点が共通することに注意。


相性考察 [編集]

ダブルバトルにおいては、踊り技のしょうりのまいを覚えるHドレディアとの相性補完が良好である。


対オドリドリ [編集]

注意すべき点
特攻・素早さに優れる。変化技も豊富で、バトンタッチや場作りで後続をサポートできる。
ダブルバトル適性が非常に高く、おどりこを活かして様々な相方とコンボを仕掛けてくる。まもるで防御しながらおどりこで確実に積むことも多い。
ほのおのまい・はなびらのまいを覚えるポケモンと並べられたときは、オドリドリもアタッカーの可能性がある。
対策方法
スタイル毎に変わるのは自身とめざめるダンスのタイプのみで、習得技は変わらない。
だいもんじ等の大技や、おにび等の変化技といった、炎タイプでメジャーな技は覚えられない。
ほえる・ふきとばし等の強制交代技や音技、すりぬけなら、みがわりを貫通して対処できる。
特殊型は相方のほとんどと岩弱点が一貫するので、いわなだれなどで相方もろとも攻撃するとよい。
ただし物理型だとはがねかくとうみずなど岩に強く出られる相方と並べられることも多い。
まもるを多用して積んでくる場合はフェイントが有効。水ウーラオスならすいりゅうれんだでタスキも貫通できるのでなお良し。
素の性能は控えめなので、舞われる前に先手でちょうはつをかけると安全。

外部リンク [編集]