ゼブライカ [編集]
No.0523 タイプ：でんき 通常特性：ひらいしん（でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。 ダブルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の攻撃対象を自分にする。） でんきエンジン（でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し素早さを1段階上げる。） 隠れ特性：そうしょく（くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃を1段階上げる。） 体重 ：79.5kg（けたぐり・くさむすびの威力80）
| 電気/物理 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | 炎技 |   |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ゼブライカ | 75 | 100 | 63 | 80 | 63 | 116 | 497 | でんきエンジン/ひらいしん/そうしょく | オーバーヒート・ニトロチャージ | |
| エレキブル | 75 | 123 | 67 | 95 | 85 | 95 | 540 | でんきエンジン/やるき | ほのおのパンチ | |
| レントラー | 80 | 120 | 79 | 95 | 79 | 70 | 523 | とうそうしん/いかく/こんじょう | ほのおのキバ | |
※特性「でんきエンジン」「ひらいしん」の場合、でんき無効
※特性「そうしょく」の場合、くさ無効
第五世代出身の単でんきポケモン。
典型的な速攻アタッカー気質で、いずれの特性でも特定のタイプの技を無効化し自身の能力を上げられる。
とはいえ素の火力は並以下、素早さもインフレ気味の昨今の環境において絶対的という程ではなく、純粋なエースは少々荷が重い。
ボルトチェンジや豊富な変化技、広めの技範囲を活かして器用に立ち回るのが重要。
第九世代では新技のサンダーダイブを習得。命中はワイルドボルトにやや劣るが、成功した場合はダメージを受けず威力も上。
タスキが潰れるのを嫌ってワイルドボルトを切ることさえままあったゼブライカにとって、一致物理技の選択肢が増えたことは喜ばしい。
更にサブウェポンとして10まんばりき、スマートホーンを獲得。
変化技・補助向けの技もエレキネット、じならし、ちょうはつ、バトンタッチ、ほえるとレパートリーが一気に増えた。
失った技はどくどく、サイドチェンジ程度だが、さきどり、よこどり、プラズマシャワー、おいうち、めざめるパワーは技ごと廃止。
テラスタルは攻撃性能を補強できる他、水タイプになれば特性と併せて弱点1・半減以下5の優秀な耐性を得られる。
ただし素の能力が低めなゼブライカで切るべきかはよく考えたい。
環境面では新たな物理でんきアタッカーとしてテツノカイナ、パーモットが登場。前者は重火力アタッカーなので差別化は自然と為される。
後者は種族値傾向がやや似ているが、複合タイプやサブウェポン、変化技が大きく異なるので、それぞれの強みを活かせば良いだろう。
特性考察 [編集]
いずれの特性も耐性を増やしつつ能力を上げられ、自身にもバトンにも有用だが、シングルでは相手依存なので安定しない。
また、かたやぶりで貫通されると能力アップもできないので注意。
- ひらいしん
- 電気技を引き寄せて無効化し、特攻が上昇。
主にダブルで電気弱点の相方と組む場合に。
シングルでも電気技読みで繰り出して地面サブウェポンで遂行できるが、耐久が低いので読み外しが怖い。
有用な特殊技もオーバーヒートやボルトチェンジくらいで自身との相性はイマイチ。バトンで後続に活かそう。
かたやぶりの他、すじがねいりの電気技も引き寄せ・無効化できないので注意。特に後者は登場時にアナウンスが出ない。
でんきエンジン共々トレースにも要警戒。
- でんきエンジン
- こちらは素早さを上げられる。
素早さインフレが進んだ現環境では自身にも有用だが、ニトロチャージやエレキネットでもS操作は可能。
ひらいしんと違い引き寄せ効果は無いので、単体電気技持ちの相方と組むならこちら。
その他注意点はひらいしんと同様。
- そうしょく
- 隠れ特性。草技を無効化して攻撃が上昇。
種族値や耐性を考慮するとこれが一番噛み合っている。
アタッカーの攻撃はもちろん、やどりぎのタネやキノコのほうし、ちからをすいとる等による起点化も避けられる。
また、そうしょく持ちでは最速かつへびにらみ無効といった点から、あまのじゃくジャローダ対策にもなる。
ただしこちらからの有効打は不一致特殊技のオーバーヒートのみ。
技考察 [編集]
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サンダーダイブ | 電 | 100(150) | 95 | 外すと反動 | タイプ一致技。威力は高いが、外すと反動がワイルドボルト以上に痛い。 じめんタイプやまもる、でんき無効の特性にも注意。 ちいさくなる相手に必中＆威力2倍。 | |
| ワイルドボルト | 電 | 90(135) | 100 | 反動1/4 | サンダーダイブより命中安定で相手のまもる・地面への交代時も反動なし。 こちらはタスキとの相性が悪い。 | |
| けたぐり | 闘 | 20~120 | 100 | - | 対岩・鋼・悪。岩/鋼複合やバンギラス、セグレイブ等に。 | |
| 10まんばりき | 地 | 95 | 95 | - | 対岩・電など。稀に外すこと以外は使いやすい。 | |
| じならし | 地 | 60 | 100 | 素早さ↓100& | 追加効果が優秀だが、ダブルでは工夫をしないと味方に負荷をかける。 | |
| ニトロチャージ | 炎 | 50 | 100 | 素早↑100% | 対草。抜群でも等倍すてみタックル以下。 追加効果が優秀だが、素早さは元々高い。 | |
| くさわけ | 草 | 50 | 100 | 素早↑100% | ニトロチャージと選択。どちらも特性で無効化される。 オーバーヒートを採用するなら技範囲の被らないこちらの優先度が高めか。 | |
| でんこうせっか | 無 | 40 | 100 | 優先度+1 | タスキ潰しやとどめの一撃に。 | |
| フェイント | 無 | 30 | 100 | 優先度+2 | 威力は少し落ちるが優先度は高い。ダブルでのまもる解除にも。 | |
| がむしゃら | 無 | - | 100 | - | 削り技。タスキやフェイントと相性がいい。 | |
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
| ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。不利対面回避に。 | |
| 10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
| かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。高威力命中不安。雨で必中。 | |
| エレキボール | 電 | 20-150 (30-225) | 100 | S比で威力変化 | タイプ一致技。バトンタッチ用にこうそくいどうやでんきエンジンを積むなら一考。 | |
| チャージビーム | 電 | 50(75) | 90 | 特攻↑70% | タイプ一致技。バトンタッチ型のお供に。悠長に撃てる隙は少ない。 | |
| エレキネット | 電 | 55(82) | 100 | 相手全体 素早さ↓100& | タイプ一致技。追加効果が優秀。 | |
| オーバーヒート | 炎 | 130 | 90 | 特攻↓↓ | 対草。両刀・撃ち逃げ向き。 | |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 ひらいしん・そうしょくのどちらにも対応性がある。 | |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | | ||
| じゅうでん | 電 | - | 耐久の向上と、一度だけでんき技の火力を上げられる。 | | ||
| こうそくいどう | 超 | - | 自身よりはバトンタッチ用。 | | ||
| でんじは | 電 | 90 | サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。 | | ||
| いやなおと | 無 | 85 | 耐久型対策。擬似的に攻撃を強化。 のどスプレーの発動もできる。 | | ||
| かいでんぱ | 電 | 100 | 特殊アタッカー対策に。 | | ||
| ちょうはつ | 悪 | 100 | 妨害用。速いので使いやすい。 | | ||
| みがわり | 無 | - | 変化技対策。でんじはと相性が良い。 | | ||
| ほえる | 無 | - | 対面の操作に。こちらものどスプレーと併用可。 | | ||
| でんじふゆう | 電 | - | 地面技対策。耐性向上に。 | | ||
| ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。リフレクターは覚えない。 | | ||
| バトンタッチ | 無 | - | 積み技や道具やみがわりや特性などで上がった能力と併せて。 | | ||
テラスタル考察 [編集]
| タイプ | 主な技 | 解説 | |
|---|---|---|---|
| 無 | テラバースト | ゴースト無効。 | |
| 炎 | オーバーヒート テラバースト | 火傷無効。地面が一貫する。 | |
| 水 | テラバースト | 対地面。いずれの特性でも弱点が一つのみになる。 | |
| 電 | サンダーダイブ ワイルドボルト かみなり 10まんボルト | タイプ一致技の強化。麻痺耐性も維持する。 | |
| 草 | テラバースト | 対地面。粉技無効。 | |
| 氷 | テラバースト | 対地面。耐性の悪さはあまり気にならない。 | |
| 闘 | けたぐり テラバースト | 解説 | |
| 毒 | テラバースト | 地面が一貫する。 | |
| 地 | 10まんばりき テラバースト | 疑似的だが麻痺耐性を維持する。そうしょくなら弱点が一つ減る。 | |
| 飛 | テラバースト | 地面無効。ひらいしん・でんきエンジンなら弱点が一つ減る。 | |
| 超 | テラバースト | 解説 | |
| 虫 | テラバースト | 地面半減。 | |
| 岩 | テラバースト | そうしょくなら弱点が一つ減る。地面が一貫する。 | |
| 霊 | テラバースト | 解説 | |
| 竜 | テラバースト | 解説 | |
| 悪 | テラバースト | いたずらごころの変化技無効。 | |
| 鋼 | テラバースト | 地面が一貫する。 | |
| 妖 | テラバースト | 解説 | |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 | |
型考察 [編集]
両刀型 [編集]
特性：そうしょく/ひらいしん/でんきエンジン
性格：せっかち/むじゃき
努力値：S252 AC調整
持ち物：いのちのたま/ふうせん/きあいのタスキ
確定技：サンダーダイブorワイルドボルト/オーバーヒート
攻撃技：ニトロチャージorくさわけ/すてみタックル/でんこうせっかorフェイント/ボルトチェンジ/10まんばりき/けたぐり/テラバースト
変化技：でんじは/いやなおと/みがわり/ちょうはつ/バトンタッチ
特性は技構成やパーティに合わせてお好みで。
オーバーヒートは電気技と相性がよく、幅広く攻撃できるが、無補正無振りだとキノガッサすら乱1。76振りで確1になるがタスキも多い。
メインウェポンは物理、特殊は少なくともオーバーヒートは確定なので、性格はせっかちorむじゃき。
むじゃきならダウンロード対策になるがハバタクカミのムーンフォースが確2→乱1に、
せっかちなら多くの先制技対策になるがパオジアンのつららおとしが乱1→確1になる。
いずれにせよタスキが欲しいが、ワイルドボルトとは相性が悪い。
タスキがむしゃら型 [編集]
特性：そうしょく/ひらいしん/でんきエンジン
性格：せっかち/むじゃき
努力値：S調整 残りAC
持ち物：きあいのタスキ
確定技：がむしゃら/フェイント
攻撃技：サンダーダイブ/オーバーヒート/ニトロチャージorくさわけ/ボルトチェンジ/10まんばりき/けたぐり/テラバースト
変化技：でんじは/ちょうはつ
がむしゃら→フェイントで1：1交換を狙う型。
同様のことができるライチュウはサンダーダイブを覚えない。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。
対ゼブライカ [編集]
- 注意すべき点
- S116の高い素早さと、そうしょくやオーバーヒート等電気には珍しい特性や技を持つ。
ひらいしんやでんきエンジンの型も存在し、見せ合いにいると電気も草技も牽制される。
- 対策方法
- 先手で地面技を撃つ。こだわりスカーフ持ちガブリアスや霊獣ランドロスがオススメ。
耐久は低いので高威力の一致技や不一致じしんでも圏内に押し込める。
いかくの他、がんせきふうじやおにびも能力を下げつつタスキやバトンタッチの対策になるので有用。