ハリーセン - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ハリーセン [編集]

No.0211 タイプ:みず/どく
通常特性:どくのトゲ(接触技を受けると30%の確率で相手をどく状態にする)
     すいすい(天気が「あめ」の時、素早さが2倍になる)
隠れ特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
体重  :3.9kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
水毒複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハリーセン659585555585440どくのトゲ/すいすい/いかく
ドヒドイデ50631525314235495ひとでなし/じゅうなん/さいせいりょく
威嚇水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハリーセン659585555585440どくのトゲ/すいすい/いかく
ギャラドス95125796010081540いかく/じしんかじょう
Pケンタロス(水)751101053070100490いかく/いかりのつぼ/はんすう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/じめん/エスパー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/かくとう/どく/むし/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第二世代出身のみず×どく複合。
同複合にはドヒドイデドククラゲが存在するが、いずれも配分が大きく異なり、差別化は容易。
ただし種族値そのものは中速低耐久の微妙な数値。有用な特性であるいかく持ちのみずタイプはギャラドスが続投、P水ケンタロスが新登場。
採用の際は耐性の違いを有意なものにすべく仮想敵を定めておくか、豊富な変化技を用いて差別化を意識しておきたい。

第九世代ではリージョンフォームの進化形、ハリーマンが登場。
種族値面は同値の素早さ以外完全に上回られており、特性も同様。習得技の違いもでんじは、クイックターン程度。
それらの技や一致補正の分で上回るみず技の威力による差別化は必須だろう。

新規習得技としては前述のクイックターン以外だと、ダストシュートを新規習得。一致どく物理技の威力を大幅に更新した。
他には対エスパー用のかみくだく、物理流しの一助となるひやみず。
また、ハリーマンの登場に伴い、準専用技のどくばりセンボンを獲得。威力は低めだが高確率で毒状態にして、毒状態の相手には威力が2倍に。
ハリーマンとの差別化には使えないが、条件を満たした場合は命中安定、威力もダストシュート相当と強力な技になる。
失った技は多くのポケモンが喪失したねっとうの他、BDSPで再習得したばかりのだいばくはつ。みちづれとコンボに使えたリベンジは技が廃止された。
自主退場手段は引き続きじばくを使え、交代技も覚えるので起点作成後の自主退場手段は問題無し。



特性考察 [編集]

すいすい
雨下では素早さが倍増。アタッカー性能は微妙だが、他のすいすいとは異なる範囲の変化技を備える。
ただしダイマックスの廃止で能動的に雨にする手段はあまごい頼り。ハリーセンの耐久で1ターン費やすのは厳しい。
雨パでも基本は他のエース適性が高いアタッカーが優先されるだろうが、どうしても変化技やどく打点が必要な場合に。
どくのトゲ
接触技を受けると30%の確率で毒状態にする。発動すれば定数ダメージを稼げるが相手依存かつ運が絡む。
毒状態にしたければ必中のどくどくがあり、でんじはとの相性も悪い。ねっとうは現在習得不可。
他の特性が優秀なこともあって候補外。
いかく
隠れ特性。場に出た時に相手の攻撃ランクを1段階低下。
単独で機能する上に後続サポートになり、取り回しは基本的に最も良好。
ただし第八世代以降は無効化される特性が増加、自身が物理寄りのためトレース等にも弱いので注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
アクアテール90(135)90-タイプ一致で最高火力。命中不安。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。威嚇とあわせて。
たきのぼり80(120)100怯み20%命中重視。すいすいやでんじはと合わせてひるみ狙いも。
アクアジェット40(60)100優先度+1タマゴ技。あると便利な先制技。
クイックターン60(90)100交代攻撃しつつ撤退。対面操作に。ヒスイのすがたは覚えない。
どくづき80(120)100毒30%水技と相性がよい。毒が入れば火力の補強にもなる。
どくばりセンボン60/120
(90/180)
100毒50%相手が毒状態だと威力が倍。条件を満たせば一致技では最高火力に。
ダストシュート120(180)80毒30%通常運用が可能な範囲では、物理最大火力。
スケイルショット25*2~590防御↓素早さ↑ドラパルトに通る唯一の技。期待値は3発。みちづれと相性が良い。
じたばた20~200100-タマゴ技。きあいのタスキと合わせて。
きしかいせい20~200100-低い耐久と相性が良い。
ミサイルばり25*2~595-対エスパー、悪。期待値は3発。
とどめばり50100相手を倒すと
攻撃↑↑↑
追加効果は非常に強力。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ひやみず50(75)100攻撃↓100%ねっとうは没収。いかくと合わせて更なる物理流しに。
アシッドボム40(60)100特防↓↓100%タマゴ技。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を2段階強化。
でんじは90自身の素早さを補い、たきのぼりでひるませたり、ちいさくなるで回避したり。
どくどく90
(必中)
耐久型のダメージ源に。毒タイプなので必中。
まもる-どくどくと併せて。
ちょうはつ100耐久型対策や積みの起点にされるのを防ぐ。
どくびし-サポートに。特性いかく持ちでは他にアーボックのみ。
いかくの流し性能と好相性で、鋼や毒には水技やでんじはが通りやすい。
まきびし-どくびし同様いかく持ちでは唯一の習得。ステルスロックは覚えない。
汎用性ではステルスロックに劣るが、鋼や格闘・地面への確定数の変動を重く見るなら十分に候補。
あまごい-擬似的な積み技として。じばくやみちづれで後続につなぐこともできる。
たくわえる-耐久を上げられる唯一の積み技だが、回復が間に合うか。
ちいさくなる-でんじはやみがわりと組み合わせて有利な展開に持ち込む。
ダイマックスの廃止で使いやすくなった。
ねむる-カゴのみを持たせて耐久型の回復手段に。
みちづれ-役目を終えた後に。すいすいだと使いやすいが、連続で使用すると失敗する。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
じたばた
ギガインパクト
解説
テラバースト解説
アクアブレイク
たきのぼり
すいすいと合わせて。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト
こごえるかぜ
解説
きしかいせい
テラバースト
解説
どくづき
ダストシュート
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
ミサイルばり
とどめばり
とどめばりは威力60に補正。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト
かみくだく
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。攻撃範囲の広さを生かすなら。
一致技以外の補正は1.2倍だが、じばくを併用した際に融通が利きやすい。

型考察 [編集]

物理流し型 [編集]

特性:いかく
性格:ずぶといorわんぱく
努力値:HB252ベースでS調整
持ち物:ゴツゴツメット/きあいのタスキ/くろいヘドロ/オボンのみ
確定技:でんじは
優先技:どくびしorまきびし
攻撃技:アクアブレイクorたきのぼり/クイックターン/アクアジェット/アシッドボム/ひやみず
補助技:どくどく/ちょうはつ/みちづれ/みがわり

炎・格闘・虫・鋼・フェアリーなどの物理アタッカーをいかくやひやみずで流し、でんじはやどくびし・まきびしを撒く。
どくびし・まきびしによる持続的な相手サイクルへの負荷は馬鹿にならず、ギャラドスとの差別化点としても重要。
浮いているポケモンをパーティ全体で強く牽制できる構築にできると、効果がより実感できる。

自身の火力にはあまり期待できないため、攻撃よりも変化技によるサポートを優先的に狙いたい。
そのため攻撃技は選択技止まりで、基本行動は初手でんじはで物理エースの足止めを行う。
素早さも耐久型としては高めの水準なので、麻痺させれば殆どの相手に上を取れるようになる。

でんじはの後は無振りでも最速カマスジョー辺りを抜けるが、12振りで最速ドラパルトまで抜けるので基準として覚えておきたい。
種族値が乏しく努力値の余裕が無いため、持ち物や役割対象からのダメージとよく相談したうえでSの調整ラインは検討したい。

ギャラドスと違い4倍弱点が無いため、物理を相手取れば一発は耐えてでんじは+αの動きに期待できる。
一方で特殊は紙同然で、不一致でも特殊弱点技は基本的に耐えられないと見たほうが良い。
ポリゴン2の無振りトライアタックで乱数2発(44.1~52.3%)、C特化10まんボルトで乱1。

基本となる持ち物はゴツゴツメット。物理技に後投げするだけで負荷が見込め、貴重なダメージソースになる。
くろいヘドロは長期戦や、前述のドラパルトなどの攻撃を耐えつつSに努力値を割きたい場合に有効。
きあいのタスキは特防の脆さを突かれて出落ちするのを防ぐ。みちづれと相性がよく、最低でも1:1交換に持ち込みやすい。
オボンのみは6~7割のダメージで確定2発を取られる技を受けた場合に確定数の明確な変動が見込める。

ハリーセンギャラドス
種族値H65 A95 B85 C55 D55 S85H95 A125 B79 C60 D100 S81
耐性○電2倍 ○岩等倍 ○氷半減 ○毒半減
●地2倍 ●超2倍
●電4倍 ●岩2倍 ●氷等倍 ●毒等倍
○地無効 ○超等倍
固有技アクアジェット、どくづき、リベンジ、アシッドボム
みちづれ、どくびし、まきびし
ちいさくなる、たくわえる
ストーンエッジ、じしん、こおりのキバ
りゅうのまい
その他○タイプ一致の範囲が広い
○どくどく無効
○くろいヘドロを所持可能
●特殊耐久が低め
○不利なタイプにも有効打がある
○地面技に無償降臨可能
○耐久も高め

ちいさくなる耐久型 [編集]

特性:いかく
性格:ようきorおくびょう
努力値:HS252
持ち物:くろいヘドロ
確定技:ちいさくなる/みがわり
攻撃技:たきのぼり/どくづき/アシッドボム/どくばりセンボン
補助技:でんじは/どくどく/ちょうはつ

ちいさくなるで回避率を上げる耐久型。どくどく無効が強み。
ベトベトンに比べると火力では劣るが、技構成や物理方面への固さ、なにより素早さで勝る点がポイント。
基本的には先制でみがわりを置くために素早さに努力値を振るが、でんじはを使うなら他に振ってもよい。
ダメージ源としてどくどくorアシッドボムorどくばりセンボンは入れたい。
特殊技への耐性は壊滅的なので、かちきなどを嫌う構成ならダメージ源にもなるどくのトゲや雨パに便乗できるすいすいもあり。

すいすいアタッカー型 [編集]

特性:すいすい
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:アクアテールorたきのぼり/どくづきorダストシュート
攻撃技:とどめばり/アクアジェット/れいとうビーム/じばく
補助技:みちづれ/どくどく/ちょうはつ/あまごい

すいすいを生かしたアタッカー型。
いかくが無く耐久が不安なので、自分で雨を降らせる余裕はあまり無い。


対ハリーセン [編集]

注意すべき点
特性いかくと優秀なタイプによる流し性能。
でんじは+たきのぼり、どくびし、ちいさくなる、ちょうはつ等、補助技が豊富。起点構築能力が高い。
どく無効であり、耐久潰しとして有用な技を多く覚える。
みちづれやじばくを覚えるので、死に際に一体持っていかれることも。
対策方法
攻撃力は低いので後出しは簡単。特殊方面が脆いので特殊型なら尚良い。
でんじはが怖いが、特殊型の電気タイプや、ラム持ちで水等倍の地面タイプなら出しやすい。
ほとんどが補助技を使ってくるので、ちょうはつやこだわりトリックも有効。
ちいさくなるの耐久型には必中技やちいさくなるメタ技、みがわり貫通技、ほえる・ふきとばしなども有効。

外部リンク [編集]