ポリゴンZ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ポリゴンZ [編集]

No.0474 タイプ:ノーマル
通常特性:てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が2倍になる)※ポリゴン2のとき「トレース」
     ダウンロード(相手の防御が高ければ特攻が、特防が高ければ攻撃が1段階上がる。同じなら特攻が上がる)
隠れ特性:アナライズ(後攻で繰り出す技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)
体重  :34.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ポリゴンZ8580701357590535てきおうりょく/ダウンロード/アナライズ
ポリゴン28580901059560515トレース/ダウンロード/アナライズ
145153628しんかのきせき換算
特殊ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ポリゴンZ8580701357590535てきおうりょく/ダウンロード/アナライズ
ガチグマ(アカツキ)113701201356552555しんがん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

ポリゴン2の進化形として第四世代から登場。
高い特攻と火力に直結する特性を持つ、単ノーマルでは稀少な特殊アタッカー。
一般ポケモン屈指の特殊火力を持つが、一致技で弱点を突けないのが痛く、必然的に数値によるごり押しが主戦術となる。
今作はゴーストの採用率が上がっており、ノーマル技の通りが悪くなったのは否めないが、あちらからの有効打も少ない。

新要素のテラスタルは一致技の強化、対はがねへの打点確保、耐性変化による疑似的耐久力向上など用途は様々。
ノーマル以外のタイプにテラスタルするとてきおうりょくの補正がノーマル技に乗らなくなるものの、
テラスタイプの技には乗るようになるためピンポイントでテラスタイプの技の威力を2倍にできる。
なお、ステラの場合はてきおうりょくの補正がどの技にも乗らなくなってしまうため相性が悪い。

今作ではノーマルタイプと特攻135を併せ持つガチグマ(アカツキ)が登場。
強烈な専用技に加え、特性や複合タイプにより高い突破力を誇り、登場当初からトップメタに君臨する強豪である。
技範囲や特攻以外の種族値傾向が異なるため差別化を意識する必要はないが、
高威力特殊ノーマル技を使いたいのであればポリゴンZ以外にも有力な選択肢が増えたことは留意。

サブウェポンには第三世代以来となるすてみタックルや、テラスタル時に能力上昇で攻撃タイプが変わるテラバーストを習得。
いずれもタイプ一致かつ、ダウンロードとの相性が良好である。



特性考察 [編集]

てきおうりょく
ノーマル技限定だが相手に依存せず安定して高火力を出せる。
一貫性の高い一致ノーマルでの等倍ゴリ押しがポリゴンZの持ち味である。
抜群サブウェポン=等倍ノーマル技になるため、半減以下にされる相手以外はノーマル一本で十分。
ただし、ノーマルテラス時のノーマル技は2.25倍とてきおうりょくなしと比べて1.125倍と控えめ。ステラテラスはてきおうりょく補正が受けられなくなるなどノーマル技主体の場合テラスタルとの相性は悪め。
別タイプにテラスタルすればサブウェポンを2倍にできるが、今度はノーマル技に対するてきおうりょく補正は消失して1.5倍になる。
一応テクスチャーでも別タイプに切り替えられる、がZワザが消滅した今1ターンかけるリターンがあるかは微妙。
トレースされると相手のタイプ一致技が超強化されるので注意。
ダウンロード
補正はてきおうりょく以上で、サブウェポンの威力も上がる。特攻が上がった場合はC種族値212相当。
これにノーマルテラスを組み合わせた際の突破力は全ポケモン最強クラス。
いわタイプやはがねタイプ相手でさえ、特防の低い相手なら押し切ってしまう事も。
このように爆発力は高いが、発動条件が相手依存なので安定しない。
仮に攻撃が上がった場合でもA種族値130相当。ハピナスなど特殊受けを想定し、すてみタックルやからげんきの採用も手。
現環境はポリゴン2の採用率が高いため、ダウンロード対策調整が多い点もマイナス。
環境に物理受けが多いと考える場合や、仮想敵への繰り出しを重視する場合に。
おんがえしは廃止されたが、今作ではテラバーストを使えるので過去作以上にAアップが使いやすくなっている。
ノーマルテラスやステラテラスする場合はてきおうりょくと相性が悪いのでこちらか。
アナライズ
隠れ特性。中速なので発動が安定せず、補正も最も低い。
交代際でも発動するため、サイクル戦では安定して効果を発揮できる。
しかし元々等倍範囲の広さでごり押しする性質上、受け出しされることは少ない。
他の特性が強力なこともあり基本的に候補外。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力
<適応力>
命中効果解説
テラバースト80(120)
<160>
100-タイプ一致技。
テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
ダウンロードとの併用により、タイマンではどんな相手にも高い威力を出せる。
てきおうりょくも変化後タイプに適用されるため、相性が良い。
トライアタック80(120)
<160>
100麻痺/火傷/凍り
20%
タイプ一致技。性能安定。
通常テラバーストとタイプ・威力が全く同じなため、採用テラスによっては切ることも。
さわぐ90(135)
<180>
100行動固定
眠り解除
タイプ一致技。音技なのでみがわり貫通。
疑似催眠対策にもなる。
行動固定はこだわりアイテムなら痛くないが、ゴーストには注意。
はかいこうせん150(225)
<300>
90行動不可タイプ一致技。反動は痛いがラス1なら問題無し。
半減相手でも押し切ってしまう場合もザラ。
りんしょう60/120
(90/180)
<120/240>
100複数体発動で
威力2倍
タイプ一致技。身代わり貫通。ダブルバトルで。
れいとうビーム90100凍り10%対ドラゴン。電気技との相性補完に優れる。
ふぶき11070凍り10%れいとうビームと選択。雪下なら必中。
10まんボルト90100麻痺10%ノーマル技とあわせて全18タイプに等倍以上。
かみなり11070麻痺30%10まんボルトと選択。雨下なら必中。
ほうでん80100麻痺30%攻撃しつつ麻痺撒き。
シャドーボール80100特防↓20%対ゴースト。霊テラスになる際のメインウェポン。等倍範囲が広い。
あくのはどう80100怯み20%シャドーボールと選択。霊/妖に等倍だが無/超Hゾロアークに無効化されない。
サイコキネシス90100特防↓10%対闘。ゲンガーテラキオンに。
サイコショック80100-サイコキネシスと選択。特殊受け対策。
物理技タイプ威力
<適応力>
命中効果解説
すてみタックル120(180)
<240>
100反動1/3タイプ一致技。特殊受けへの役割破壊に。
変化技タイプ命中備考
トリック100メガネやスカーフとあわせて。
わるだくみ-特攻を強化。ダウンロードより確実かつ高性能。
こうそくいどう-素早さ強化。最速で使うとブーストエナジー発動後の最速テツノツツミを抜ける。
無補正無振りでスカーフ80族抜き。
みがわり-補助技対策や、交代読みで。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
トライアタック
はかいこうせん
テラバースト
テラス前でもテラバーストの威力を最高まで高めることができる。
シャドーボール
テラバースト
格闘無効。こだわり型では通常テラバーストをゴーストに透かされてもテラスで拘ったまま弱点を突くことが出来る。
テラバースト鋼への打点を確保。
テラバーストドラゴン無効かつ格闘耐性を得る。
テラバースト鋼への打点を確保。バレットパンチやこおりのつぶてにも耐性を得られる。
10まんボルト
ほうでん
弱点が地面のみに。まひ無効も美味しい。
テラバースト鋼への打点を確保。ただしノーマル共々ゴーストに通らない。
れいとうビーム格闘が一貫するが一貫性の高いれいとうビームを高威力で放てる。
ブリジュラスも火力上昇要素があればゴリ押せる。
テラバースト格闘への耐性獲得。
テラバーストノーマル技と合わせて幅広い等倍範囲を誇る。
テラバースト格闘への耐性獲得。
サイコショック格闘への耐性獲得。ただし無効だったゴーストが抜群になる。
あくのはどう
イカサマ
いたずらごころ耐性の獲得。てきおうりょくならイカサマの火力を一気に2倍に引き上げることも可能。
ただし格闘が一貫する。
テラバースト格闘への耐性獲得。
テラバースト不足気味の耐久を耐性で補う。ただし弱点自体は狙われやすい上に格闘が一貫する。
ステラテラバーストてきおうりょくの場合どの技にも補正が乗らなくなるので、他の特性で。
テラバースト弱点は多くなるが粉技が無効となる。
テラバーストウルガモスピンポイント。
テラバーストハバタクカミテツノツツミパオジアンが跋扈している環境で使えるかというと怪しい。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特 性:てきおうりょく/ダウンロード
性 格:ひかえめorおくびょう/おっとりorせっかち(物理技採用時)
努力値:CS252 H4
持ち物:こだわりスカーフ/きあいのタスキ/こだわりメガネ/いのちのたま/とつげきチョッキ
確定技:テラバーストorトライアタックorさわぐ/あくのはどうorシャドーボール
選択攻撃技:はかいこうせん/れいとうビーム/10まんボルト/サイコキネシスorサイコショック/すてみタックルorからげんき(ダウンロード時)
選択変化技:わるだくみ/みがわり/トリック/じこさいせい

種族値に沿ったアタッカー型。
一致技の他、ゴースト対策のシャドーボールorあくのはどうがほぼ確定で入る。
すばやさもそれなりにあるので、あくのはどうの怯みにも期待できる。
範囲の広いれいとうビームも優先的に採用したい。

最高火力であるはかいこうせんはいざというときに役立つが、行動不可のデメリットは様々な負け筋を生むので撃つ際にはよく考えること。
火力の目安としては、C特化+てきおうりょく+こだわりメガネでH振りクレセリアを確1、半減でも無振りメタグロス程度なら確1にする威力。

味方のいたずらごころうそなき→だっしゅつボタンからのダウンロードで一気に強化するといった戦法もある。


対ポリゴンZ [編集]

注意すべき点
てきおうりょく、ダウンロード、アナライズと、火力を補強する特性が揃っている。
特にてきおうりょくによる特殊火力は単ノーマル最高クラスを誇り、半端な特殊受けでは後出しで受けられない。
対策方法
基本的には耐久・素早さは並程度の特殊アタッカーなので、高速高火力のアタッカーや特殊受けのポケモンが有利。
具体的には上から弱点を突けるかくとうタイプや、ノーマル耐性とすなおこしを持つバンギラス等。
いわ・はがね・ゴーストで受けに回る場合はサブウェポンや
わるだくみ、トリックに注意。

外部リンク [編集]