ランクルス - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ランクルス [編集]

No.579 タイプ:エスパー
通常特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技、及び特性「ほうし」を無効化)
     マジックガード(攻撃以外ではダメージを受けない)
隠れ特性:さいせいりょく(手持ちに戻るとHPが最大値の1/3回復する)
体重  :20.1kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
マジックガードHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ランクルス11065751258530495ぼうじん/マジックガード/さいせいりょく
ピクシー957073959060483メロメロボディ/マジックガード/てんねん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代出身の単エスパー。特攻が高く耐久も並以上、鈍足もトリックルームでカバー可能と無駄のない種族値。
同タイプには種族値傾向の似たライバルも多いが、その中では唯一のマジックガードの持ち主。
いのちのたまを無反動で使えたり、各種スリップダメージを無効化出来るなど攻守両面で活用でき、耐久型を起点に積めるのが強み。

隠れ特性のさいせいりょくも一見好相性だが、単エスパー故に一致技の通りが悪く、耐性も優秀とは言い難い。
サブウェポンも命中か威力に難があり、種族値に反してサイクル戦への適性は低め。

第九世代ではテラスタルの登場により、エスパー単タイプという耐性の欠点を多少ながら緩和できるようになった。
技方面ではサイコノイズを習得。マジックガードと併せて、耐久型により強く出られるようになった。
一方でどくどく、まとわりつく、テレキネシス、だいばくはつ、マジックコートなど搦め手や起点作りに役立つ技を多数喪失している。



特性考察 [編集]

マジックガード
基本的にこちら。直接攻撃以外のあらゆるダメージを無効化する。
やどりぎのタネやどくどく等の定数ダメージ頼りの耐久型に強く出られる。
混乱の自傷ダメージは無効化できないが、第七世代からは自傷率が低下したのでさほど怖くない。
<無効化できるもの>
猛毒・火傷・やどりぎのタネ・ステルスロック・まきびし・砂嵐・のろい等
道具自身のいのちのたま・くっつきバリ・くろいヘドロ(どくタイプ以外)によるダメージ
相手のゴツゴツメット
相手のジャポのみ・レンブのみが発動しない
特性さめはだ・ゆうばく等
ぼうじん
砂嵐による天候ダメージと、ねむりごなやキノコのほうしなどの粉技を防ぐ。
効果は悪くないが、マジックガードでも砂ダメージ無効、かえんだま(どくどくだま)を持てば粉技以外の状態異常も防げるので、シングルでは下位互換気味。
そのため、いかりのこなを含め粉技が多用されるダブルで主に採用される。
さいせいりょく
隠れ特性。交代際にHPを最大値の1/3回復。
じこさいせいに頼らずとも回復でき、サイクル戦で活きる特性だが、受け出しメインで運用するには耐性が少なすぎる。
マジックガードなら防げた技が通ってくる点にも注意が必要で、強力な特性とは言え少々噛み合いが悪い。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコノイズ75(112)1002ターン回復封じタイプ一致技。マジックガードならこちらはスリップダメージを受けないため
相手の耐久型に対し圧倒的に強くなる。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特殊受け対策。
アシストパワー20(30)~100-タイプ一致技。能力上昇で威力上昇。積み技とあわせて。
きあいだま12070特防↓10%対悪・鋼。高威力・命中難。
かみなり11070麻痺30%雨下で必中。10まんボルトは覚えない。
エナジーボール90100特防↓10%性能安定。水/地面やウォッシュロトムに。
くさむすび20~120100-威力不安定。カバルドンに。
シャドーボール80100特防↓20%対エスパー。ゴーストにも抜群。
ラスターカノン80100特防↓10%対妖。岩や氷にも。
変化技タイプ命中解説
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
トリックルーム-サポート用。鈍足と相性が良い。
でんじは90サポート用。自身で抜ける相手は少ない。
トリック100かえんだまやメガネとあわせて。
じこさいせい-回復技。マジックガードならどくどく無効。
めいそう-特攻・特防を補強。決定力向上に。
アンコール100技を縛り、積む隙をつくる。
とける-防御を強化。リフレクターもあるので、こちらは居座りたい場合に。
あまえる100相手の攻撃を半減。かえんだまトリック無効の炎などに。
てだすけ-ダブル用。味方の火力を強化。
スキルスワップ-主にダブル用。相手の強特性を奪ったり、いかくと交換して再発動させたり。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト解説
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型考察 [編集]

めいそう型 [編集]

特性:マジックガード
性格:ずぶといorおだやか
努力値:HB252orHD252ベースでH調整残りC
持ち物:アッキのみ/たべのこし/回復の実/各種シード
確定技:めいそう/じこさいせい/サイコキネシスorサイコショックorアシストパワーorサイコノイズ
優先技:きあいだまorシャドーボール

マジックガードのスリップダメージ無効を活かし、耐久型に後出ししてめいそうを積む。
サイコノイズによりみがわり貫通で回復効果を封じられるため、やどみがやどくみがに滅法強く起点にできる。

コンセプト上めいそうと回復技のじこさいせい、一致ウェポンのエスパー技で3枠が確定。
エスパー技だけでは止まりやすいため、4枠目は範囲確保のサブウェポンがほしい。
きあいだまは命中不安だが高威力でバンギラスを始めとする悪に通る。シャドーボールは鋼にも等倍で通り命中安定。

持ち物は基本的に耐久力を補強するアイテムが使いやすい。はたきおとすには注意。

特殊受け型 [編集]

特性:マジックガード/さいせいりょく
性格:おだやか
努力値:HD252
持ち物:かえんだま/ぼうじんゴーグル/いのちのたま/とつげきチョッキ
攻撃技:サイコショックorサイコキネシス/きあいだま/エナジーボール/シャドーボール
補助技:じこさいせい/トリック/めいそう/でんじは/トリックルーム

ランクルスの特長である高い特殊耐久とマジックガード/さいせいりょくを活かす型。
さいせいりょく型の場合は回復技が必須にならないため、とつげきチョッキを持たせて受けつつ交代先に圧力をかける運用も可能。相手は居座っても不利、交代しても不利という二択を強いられることになる。
マジックガード型はまとわりつくやどくどくを主力にしている相手に後出しから勝てる。かえんだまを持てば粉技やあくびによる状態異常も対策でき、物理が来たらトリックで弱体化させられる。

+  ぼうじんゴーグルor特性ぼうじんについての議論

特殊アタッカー型 [編集]

特性:マジックガード/さいせいりょく
性格:ひかえめ/れいせい
努力値:HC252ベースで耐久調整
持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:サイコキネシスorサイコショック
選択技:きあいだま/シャドーボール/エナジーボール/かみなり
補助技:めいそう/トリックルーム/じこさいせい/リフレクター/ひかりのかべ/トリック

高い特殊火力を持ち物でさらに補強し、豊富な特殊技で攻めるアタッカー型。
特性も珠を無償で使えるマジックガード、メガネでの撃ち逃げ際に回復できるさいせいりょくと強力。

C特化+珠でも、サイコキネシスで確1にできるのは耐久指数13000(無振りエテボース程度)まで。乱1も15000程度。
一方耐久は少し厚めに振ることで安定感が増し(特に特防)、一致シャドーボールや流星群など様々な攻撃を耐える。
したがってC特化せず耐久に努力値をいくらか余分に回すのが定石となるが、
ダメージ量を増やして相手への圧力を増す事に専念するならばC252も選択肢に入る。
Cを削ることで微妙な火力不足を感じることも確かにあるので、耐久特化はあまり薦められない。

サブウェポンは補完のきあいだま、シャドーボールが優先度高め。
珠ならめいそうやじこさいせい、メガネならトリック等の補助技もあると便利。

サポート型 [編集]

特性:さいせいりょく/マジックガード
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BorD252
持ち物:オボンのみ/たべのこし/ひかりのねんど/かえんだま/たべのこし/ゴツゴツメット
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック
補助技:でんじは/リフレクター/ひかりのかべ/じこさいせい/トリックルーム/トリック/アンコール

壁張り・トリック・でんじは・トリックルームなど後続が動きやすくなる技が豊富。
自主退場技は覚えないが、さいせいりょくなら中盤以降も余力を残して再利用可能。
ヤドランとは弱点の少なさやリフレクターを覚える点で差別化できる。


対ランクルス [編集]

注意すべき点
高い火力と耐久。優秀な特性3種。豊富な技と型。
特殊受けにはサイコショック、あくはがねにはきあいだまがあるため安定して受けられない。
加えて耐久型のポケモンはやどりぎやどくどくでダメージを与えられない上、サイコノイズで回復も封じられてしまう。
かえんだまトリックやでんじはでの妨害も厄介。
めいそうやじこさいせいで自身の補強、壁やトリックルームで味方のサポートも。
対策方法
鈍足が欠点。補助技を多用される前にちょうはつを決めたいが、珠アタッカーも多いので、できるだけ弱点を突かれにくいポケモンで。
特殊にはめいそうがあるので物理の方が通りやすい。かえんだまトリックには注意。

外部リンク [編集]