エテボース - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

エテボース [編集]

No.424 タイプ:ノーマル
通常特性:テクニシャン(威力60以下の攻撃が1.5倍になる)※エイパムのとき「にげあし」
     ものひろい(ターンの最後に自分以外が消費した道具を拾う)
隠れ特性:スキルリンク(連続技が必ずすべて当たる)
体重  :20.3kg(けたぐり・くさむすびの威力40)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第四世代でエイパムに追加された進化系で、引き続き単ノーマル
115族の高い素早さから広範囲の攻撃が可能で、テクニシャン+ねこだまし・ダブルアタックによるタイマン性能の高さが魅力。
一致とっておき使いとしても最速タイで、同速のペルシアンチラチーノに攻撃力で勝る。

第九世代ではうちおとす、トリプルアクセル、はやてがえし等を新規習得。第三世代以来にすてみタックルも再習得。
一方でおんがえし、スイープビンタ、でんこうせっか等の喪失は痛く、スキルリンク型の使い勝手が落ちた。
強みのねこだましを阻害するおんみつマント、ゴーストテラスタルの登場も逆風。
はやてがえしに関しては大半の習得者より素早いのでさほど問題無い。

またテクニシャンノーマルのライバルに新鋭イッカネズミが登場。チラチーノもいかさまダイスにより強化された。
彼らは火力だけでなくサポートにも優れ、汎用性の高さでも大きく差をつけられている。ねこだましなど彼らが覚えない技で差別化を図りたい。



特性考察 [編集]

テクニシャン
威力60以下の技の威力を1.5倍にする。
ねこだまし、ダブルアタックなどの主力技を補強できる。基本的にこれ一択。
サブウェポンではトリプルアクセル、どろぼう、うちおとすなど。アクロバットやけたぐりの威力も底上げ可能。
なおテラスタルによる威力60以下の技の威力強化は、テクニシャンの威力込みで実施するかの判定が行われる。
ものひろい
相手が消費した道具を拾ってくる。
相手に依存するため不安定で扱いづらい。一応、ダブルでは相方とのコンボも考えられる。
一斉なげつける等で道具を同時消費する形で能動発動も可能だが、構築となると相手を強く選び、やはり不安定。
ほかの特性に汎用性で劣るため、基本的に候補外。
スキルリンク
隠れ特性。連続技の命中判定が1回のみになり、必ず最大回数当たるようになる。
第九世代での適用技はみだれひっかき(威力135相当)、トリプルアクセル(威力120相当)の2つのみ。
みだれひっかきはテクニシャンダブルアタック(156)より低威力なうえ、ゴツゴツメットやさめはだなどに余計弱くなる。
おうじゃのしるしを持たせれば約41%の確率で相手を怯ませられるが、低耐久なので安心できる確率ではない。
トリプルアクセルもテクニシャンなら約73%の確率で3発(180)になるので、活きる場面は少ない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
[テクニ]
命中効果解説
すてみタックル120(180)1001/3の
反動ダメージ
タイプ一致技。高威力だが反動あり。タスキと相性が悪い。
ダブルアタック35(52)*2
[78*2]
90-タイプ一致技。テクニシャン適用技。
タスキ・みがわりに強いが、ゴツメやさめはだなどに注意。
ねこだまし40(60)
[90]
100優先度+3
怯み100%
タイプ一致先制技。テクニシャンでそれなりの威力に。
自発的に攻撃できる先制技はこれだけ。タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
とっておき140(210)100-タイプ一致技。ほかの全習得技を最低一度は使わないと使えない。
工夫は要るが、条件を満たしさえすれば高威力・無反動で連発可。
習得技がとっておきのみだと必ず失敗するので注意。
つばめがえし60
[90]
必中-対格闘。テクニシャン対象技。必中効果付き。
トリプルアクセル20→40→60
[30→60→90]
90-テクニシャンスキルリンク対応技。高威力の連続技であり優秀な性能。
3発当たる確率は72.9%。スキルリンクなら命中判定は最初の1回のみ。
くさわけ50
[75]
100素早さ↑追加効果が優秀。テクニシャンでタネばくだんに迫る威力に。
はたきおとす65/97100道具排除
+威力1.5倍
追加効果が優秀だが、2発目以降の威力はテクニシャンどろぼうに劣る。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。ハチマキやスカーフ、ねこだましと相性が良い。
カウンター-100優先度-5物理ダメージを倍返し。タスキ運用で。
がむしゃら-100-相手のHPを自分と同値まで減らす。素早いので成功しやすい。
タスキと併せるか、死に際に。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
タスキで耐えた後の追撃に強いが、技スペースが厳しい。
特殊技タイプ威力
[テクニ]
命中効果解説
テラバースト80(120)100-通常時はタイプ一致の特殊技。Cが低いので通常使用は非推奨。
テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
みがわり-相手の交代読みやまもる読みで使う。技スペースが厳しいか。
いやなおと85物理受け対策。命中不安だが、みがわり貫通。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ちょうはつ100変化技対策。素早いので使いやすい。
すりかえ100ハチマキやスカーフと併せて。
バトンタッチ-積み技やみがわり、道具と併せて。
ファストガード-ダブル用。先制技防ぎやいたずらごころメタに。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
ダブルアタック
とっておき
一致技を強化できるため、抜き性能が向上する。
ほのおのパンチ火傷無効。ノーマル半減の岩に弱くなる。
テラバースト解説
かみなりパンチ麻痺無効。
タネばくだん
くさわけ
粉技無効。
トリプルアクセル
れいとうパンチ
格闘が一貫する。ノーマル半減の岩と鋼に弱くなる。
けたぐり
テラバースト
解説
ダストシュート解説
テラバースト対岩鋼。でんじは無効による疑似的な麻痺対策に。
つばめがえし
アクロバット
対格闘。ノーマル半減の岩に弱くなる。
テラバースト対格闘。ノーマル無効のゴーストに弱くなる。
とんぼがえり
テラバースト
格闘半減。ノーマル半減の岩に弱くなる。
うちおとす格闘が一貫する。ノーマル半減の鋼に弱くなる。
シャドークロー対ゴースト。格闘やしんそくなどが無効。
テラバースト解説
どろぼう
はたきおとす
いたずらごころ耐性の獲得。
アイアンテール解説
テラバースト対格闘。ノーマル半減の鋼に弱くなる。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

汎用物理型 [編集]

特性:テクニシャン
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/ノーマルジュエル/シルクのスカーフ
確定技:ねこだまし/すてみタックルorダブルアタック
攻撃技(テクニ):けたぐり/つばめがえしorアクロバット/くさわけ/どろぼう/うちおとす/トリプルアクセル
攻撃技(その他):とんぼがえり/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/はたきおとす/ダストシュート/カウンター/はやてがえし
変化技:でんじは/ちょうはつ/みがわり

テクニシャンで強化されたねこだましを中心に攻める型。
とんぼがえりでねこだましの再利用もできる。
ねこだまし+ダブルアタックでイーユイを確定。ラティオスオーガポンもシルクのスカーフ以上で落とせる。
タスキには強いが、こだわりスカーフには注意。

戦法の都合上、ノーマルジュエルよりシルクのスカーフの方が高威力。
ジュエル採用は、消費アイテムであることを活かしてどろぼうの追加効果狙いやアクロバット採用時に。

こだわりハチマキ型 [編集]

特性:テクニシャンorスキルリンク
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:すてみタックルorダブルアタック/とんぼがえり
選択技:けたぐり/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/トリプルアクセル/くさわけ/はたきおとす/ダストシュート/アイアンテール/すりかえ

こだわりハチマキを持たせ、初手から高火力で制圧していく型。

ねこだましを使用しないので、最高火力はすてみタックル。
ただし、ダブルアタックは反動ダメージが無いうえに、相手のみがわりを貫ける性能があるので悩ましい。
半減以下のタイプを後続で処理するのであれば、両立も視野に入る。

対面操作用のとんぼがえりまで確定。こだわりハチマキにより火力はそこそこ。
ほかの技は仮想敵に合わせて選択。

トリプルアクセルの登場により、全段ヒットする確率を上げるスキルリンクの有用性が上がった。

とっておき型 [編集]

特性:テクニシャン
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/シルクのスカーフ/きあいのタスキ
確定技:ねこだまし/とっておき

ねこだまし→とっておき連打。
積み技やバトンタッチを用いた強化に比べ妨害されにくく、2ターン目から高火力を出せる。
ただし岩・ゴースト・鋼ポケモンやそれらのタイプへのテラスタルには無力。後続での対処は必須。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対エテボース [編集]

注意すべき点
高いSと、特性によって上乗せされた火力が厄介なポケモン。
テクニシャン補正のかかるねこだまし+ダブルアタックをメインに攻めてくるため、対面でのみがわりやタスキが機能しない。
とっておき型は2ターン目から高火力。
小技も充実しており、攻撃技の範囲も広い。
対策方法
耐久は高くなく、こだわりスカーフ持ちには弱い。また習得技の攻撃範囲自体は広いが、基本的に火力はテクニシャン対象技頼み。
ねこだましで先手を取ってくるイメージが強いが、それ以外の先制技ははやてがえしのみなので、一発耐えてから次のターンに先手を取るのも有効。
怯みはせいしんりょくやおんみつマントで無効化し、タスキはステルスロックや連続技で対処できる。
メインが接触技なので、ゴツゴツメット持ちの物理受けなら有利に立ち回れる。
速攻物理アタッカーの宿命として、麻痺や火傷にも弱い。
でんじはやおにびのほか、接触技に反応するほのおのからだせいでんきも有利。

外部リンク [編集]