バウッツェル - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

バウッツェル [編集]

No.0927 タイプ:フェアリー
通常特性:こんがりボディ(ほのおタイプの技を受けたとき、その技を無効にし防御を2段階上げる)※パピモッチのとき「マイペース」
隠れ特性:アロマベール(味方へのメンタル攻撃を防ぐ)※パピモッチのとき「ぶきよう」
体重  :14.9kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理単妖HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バウッツェル5780115508095477こんがりボディ/アロマベール
グランブル9012075606045450いかく/はやあし/びびり
122497いかく発動時相当(無振り)
アロマベールHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バウッツェル5780115508095477こんがりボディ/アロマベール
マホイップ65607511012164495スイートベール/アロマベール
パフュートン♀1159070599065489アロマベール/くいしんぼう/あついしぼう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)どく/はがね
いまひとつ(1/2)かくとう/むし/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

特性「こんがりボディ」の場合、ほのお無効


第九世代で初登場した単フェアリー
防御は高いがHPは低く、平均よりも多少硬い程度。しかし専用特性のこんがりボディが強力。
ほのお技を無効にした上で防御を2段階上昇させ、元の数値と合わせ物理受けを担当させることができる。相性の良いボディプレスもしっかり覚える。
高威力の物理技が多いほのおのほか、耐性でドラゴンかくとうにも強く、種族値の割に役割を持たせやすいポケモン。
シングルでも独自の需要を持たせられるが、ダブルで味方のふんえんに巻き込めば能動的な活用も可能。

短所としては火力の低さ、そしてそれに伴う選択肢の乏しさ。特殊耐久も低め。
技範囲は広いのだが種族値は並程度、威力も100を超すのはノーマルのみで、一致技の通らない相手は苦手。
変化技は豊富だが負担をかける手段に乏しく、高速再生手段が癖の強いものばかりで、受け出し続けるのも難しい。
単なる受けとして使うとこれらの短所が露骨に出るので、受け出しからのあくび、バトンタッチなどを用いた対面操作を主軸とするクッションを担当させるのが無難だろう。

禁止級伝説が解禁されるレギュレーションGでは、その中でも猛威を振るうコライドンの主要な技がほぼ通らない点が魅力。
自身の火力は高くないものの、一致抜群のじゃれつくである程度ダメージも出せる。
数が多い炎テラスタルに対してはこちらからの有効打も少なくなるため、流した後どう動くかはよく考えて採用したい。

藍の円盤ではじこあんじ、がむしゃらを新規習得。



特性考察 [編集]

こんがりボディ
専用特性。炎技を受けるとそのダメージを無効化し、防御を2段階上げる。
炎技のメインとなるものは特殊技のほうが多いが、それでもフェアリータイプでありながら物理方面に強い点は魅力的。
おにびも無効化するので、実質的に火傷耐性を得られる点もありがたい。
火傷自体にはなるため、ねっとう・ねっさのだいち・ひゃっきやこうなど炎技ではない火傷の追加効果には気をつけたい。
ダブルでは、味方のふんえんで能動的に発動させることも可能。
鋼テラスタルの人気が高く、それに対抗するための炎技の需要も高めなので、環境との相性は悪くない。
ドラゴンタイプによく採用される竜+炎の組み合わせを無効化するので、一部のドラゴンに強く出ることができる。
かたやぶりに貫通される。竈オーガポンのツタこんぼうは急所で防御アップも無視する。
等倍だと流石にゴリ押しされかねないので、竈オーガポンを見るならとくせいガードとの併用か、流す手段は用意しておきたい。
なお、テラスタルで炎弱点のタイプに変更しても無効化が優先され、じゃくてんほけんは発動できない。
また、トレースされるとこちらの炎技も通らなくなるので注意。
アロマベール
隠れ特性。アンコール・いちゃもん・かなしばり・ちょうはつ・メロメロ・かいふくふうじを無効化。ダブルであれば相方にも有効。
主にちょうはつを無効化するために使う。バトンタッチなどを安定して使わせたい場合に。
現環境で同特性を持つのはパフュートン♀マホイップのみ。それらとの差別化は容易で、独自の役割を持たせやすい。
とはいえダブルではこんがりボディ+ふんえん等のコンボが強力なので、採用率は低い。
かたやぶりからの上記状態変化は無効化できず、ふみんなどと違い貫通直後に治癒しないので注意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。命中不安。
じだんだ75100技失敗後
威力2倍
妖半減の鋼・毒・炎タイプ全てに刺さる貴重なサブウェポン。地面技はこれだけ。
サイコファング85100壁破壊対毒。地面等倍以下の草×毒虫×毒ふゆうGマタドガスを意識するなら。
壁破壊効果も優秀。
かみくだく80100防御↓20%霊超に効く。等倍範囲の補完は優秀だが威力が足りない。
ボディプレス80100防御力で攻撃防御特化時のメインウェポンになる。
ただし、特性以外に自身の防御を上げる手段は持たない。
ダブルならふんえんで簡単に防御を上げられる。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
ハッサムアーマーガア等、地が等倍以下の鋼タイプを意識するならこちら。
かみなりのキバ6595麻痺10%
怯み10%
ギャラドスペリッパーに。
こおりのキバ6595凍り10%
怯み10%
4倍狙い。ただしドラゴンにはじゃれつくで十分。
くさわけ50100素早↑100%攻撃しつつ、半端な素早さを補う。準速で1回使うと最速剣王ザシアンと同速。
バトンタッチ用にも。
がむしゃら-100-汎用性の高い削り手段。起点化回避にも。先制技は覚えない。
特殊技タイプ威力命中効果解説
バークアウト5595相手全体
特攻↓100%
みがわり貫通。主に交代読み。特殊タイプで攻めてくる相手に。
バトン用にのどスプレーを発動させることもできる。
マッドショット5595素早↓100%襷を削りつつSダウン。ダメージ量には期待しない。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
あくび-優秀な流し技。
ほえる-積みへの牽制に。みがわり貫通。あくびと選択。
カバルドンのふきとばし読みで撃つなどの動きも可能。
バトンタッチ-特性や道具や積み技で上がった能力やみがわりを後続へ引き継げる。
とおぼえ-攻撃力を上げる。ダブルでは味方も強化可能。つるぎのまいは覚えない。
こうそくいどう-主にバトン用。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。バウッツェルの役割に適した性能。
つぶらなひとみ100あまえるより効果が低いが、優先度+1なので高速物理アタッカーにも有効。
こわいかお100後続補助に。
こらえる-ピンチ系きのみの発動や、がむしゃらとのコンボに。
ねがいごと-回復兼サポート用。HPが低いのでサポートとしてはおまけ。
PPが10もあるので長期戦に強い。
まもる-ねがいごとをメインの回復手段に使うなら。たべのこしとも相性が良い。
まねっこ-直前に出た技を真似して使う。
ダブルで味方のグレンアルマのふんえんをコピーしつつもらいびを発動するなどのコンボに。
あまごい-天候ギミックの妨害。技スペースを割くべきかは要検討。
ミストフィールド-フィールドギミックの妨害。技スペースを割くべきかは要検討。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
ギガインパクト
からげんき
のしかかり
解説
ほのおのキバ
テラバースト
対鋼。火傷無効だが、こんがりボディでも実質的に無効化できる。
テラバースト解説
かみなりのキバ
テラバースト
麻痺無効。
くさわけ
テラバースト
粉技無効。毒が一貫する。こんがりボディの場合、弱点が1つ減る。
こおりのキバ
テラバースト
鋼が一貫する。こんがりボディの場合、弱点が1つ減る。
ボディプレス
テラバースト
ボディプレスの強化につながる。
テラバースト解説
じだんだ対炎・鋼。
テラバースト解説
サイコファング解説
テラバーストこんがりボディの場合、弱点が1つ減る。
テラバースト鋼が一貫する。
テラバースト解説
テラバースト解説
かみくだくいたずらごころ耐性の獲得。
テラバーストこんがりボディの場合、弱点が1つ減る。
弱点の毒が無効になり、クリアスモッグへの耐性も得られる。
じゃれつくタイプ一致技の強化。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理流し型 [編集]

特性:こんがりボディ
性格:わんぱく
努力値:H252 B252 残りAorD
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ゴツゴツメット/カゴのみ
攻撃技:じゃれつく/ボディプレス/テラバースト/ほのおのキバ/かみなりのキバ/こおりのキバ/かみくだく
変化技:ほえる/あくび/ねがいごと/まもる/あまえる/ねむる/ねごと

物理寄りの種族値と専用特性を生かし、物理アタッカーを受けていく。
ただし素の火力が低いためこちらから負担をかけづらく、自身のステータス強化系の技も少ない。
ねむる以外に再生回復も覚えないため、基本的に流しとしての運用となる。
幸いにもほえるを習得するので、積みアタッカーの居座りは無効化できる。


相性考察 [編集]

格闘半減、かつこんがりボディにより炎技を無効化できるので、鋼タイプとの相性が良い。バウッツェルの弱点である毒無効、鋼半減。
どしょくミミズズなら地面の一貫性を切れる。


対バウッツェル [編集]

注意すべき点
こんがりボディにより、ドラゴンと炎を無効化する稀有なタイプ相性を有する。
ダブルではコータスグレンアルマなどと組み、ふんえんで巻き込みつつどんどん防御を上げて要塞化を狙ってくる。
放っておくと物理での突破はほぼ不可能になってしまう。
対策方法
特殊耐久は低めなので、特殊技で攻めるのが手っ取り早い。
素の火力も低く、メイン火力が防御上昇前提のボディプレスのため、格闘半減以下のポケモンならある程度渡り合える。
ダブルではふんえんを使う相方を先に処理できれば楽になる。
特性ありきのポケモンなので、先にスキルスワップ、いえきなどで無効化させてもよい。
変化技はそれなりに有用なものを覚えるので、ちょうはつも有効。

外部リンク [編集]