レギュレーションH - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

レギュレーションH [編集]

ランクバトルレギュレーションHでの特殊ルール。2024年9月1日(日)~2025/1/6(月)8:59まで行われる。



使用可能ポケモン [編集]

ルール考察 [編集]

伝説・幻のポケモン(準伝説含む)・パラドックスポケモンが使用不可能で一般ポケモンのみ使用可能なルール。

トップメタのハバタクカミウーラオスといった準伝説・パラドックスが参加できないため、これまで性能優秀ながら使用率が低かったポケモンが台頭してくることになる。

要注意ポケモン [編集]

通常ポケモン [編集]


  • カイリュー
    説明不要のSV環境を代表するトップメタポケモン。レギュHでは天敵のハバタクカミが不在。
    テラスタルとの相性が攻防共に良く、特にノーマルテラスタルは一致しんそく+耐性一変マルチスケイル耐久と相性抜群。
    初代勢らしく覚える技も豊富であり、自分より遅いポケモンをアンコールで縛ってりゅうのまいの起点にする動きが強力。
    ダブルにおいてもせいしんりょくでいかく+ねこだましを無効にでき、止められにくいスイーパーとして採用率が高い。
    型の豊富さから画一的な対策は通用しにくいが、ラウドボーンやセグレイブなどであれば相手はしやすい。
    DLCで追加されたポリゴン2やブリジュラスでも対策可能。

  • マスカーニャ
    高速アタッカーとして理想的な種族値に、超高性能な専用技のトリックフラワーが武器の御三家。
    低耐久ながら多耐性に加え、特性へんげんじざいで数値ほどの柔らかさは見せにくい。
    モチーフ元らしく変化技も豊富に備えており、攻撃一辺倒ではない器用さも厄介。
    技範囲は狭めな為、草と氷が半減以下の物理受けポケモンで対処するのが楽。
    マッハパンチやこおりのつぶて等の先制技で叩いても良い。

  • ミミッキュ
    1ターン行動保証が禁止級相手でも有用。ハバタクカミ同様、数が多いドラゴン及びエスパーに有利を取りやすい。
    ただし、かたやぶりによりばけのかわを貫通される。
    テラスタルによるタイプ変更が多い本ルールでは火力不足が目立つこともあり殴り合い一本での運用は厳しく、補助技を駆使した立ち回りが肝要となる。
    トリックルームでのS操作や居座る相手にのろいをかけるなど盤面を有利に傾ける手札は数多く揃っている。

  • ゴリランダー
    グラススライダーとグラスメイカー(フィールド)を両立し、着実に手痛い削りを入れてくる。
    素早さの変化が激しいダブルバトルでは高火力の先制技の使い勝手が殊更に良い。
    ねこだましや使用者の減ったはたきおとすもあり、器用なポケモンと言えよう。
    メイカー特性持ちに同速のイエッサン♀がいるため、S調整されている可能性がある。

  • ガオガエン
    ダブルバトルにおいてランドロスと並び高い採用率を持ついかく枠のポケモン。
    ガオガエンは加えて、ねこだまし、バークアウト、すてゼリフを持ち、とにかく妨害性能が際立つ。
    あくタイプであることもいたずらごころからの補助技を貰わない点が優秀。
    いかくを含めて並以上の耐久があり努力値や持ち物も場持ちを優先する都合上、エースアタッカークラスの火力がないと一撃では倒せない。
    主な対策はいかくの影響がなく弱点を突ける高火力の特殊アタッカー、いかくメタの特性を持つポケモン、クリアチャームなど。
    今作ではおんみつマントを持てばねこだましの怯みを掻い潜れるので、これも一考となる。
    ただしいかくが通るがどうかでこちらの持ち物を予測し、確実にねこだましを通してくることもあるので要警戒。

  • エルフーン
    ダブルバトルにおいてトップクラスの使用率、サポート性能を誇る。
    素早さ環境が激変するダブルにおいていたずらごころからの安定した補助技は強力であり、ねこだましがない場合は確実に行動される。
    エルフーンを見た場合は、「おいかぜ」や「ちょうはつ」によるサポート、妨害を警戒したい。
    持ち物は確実に仕事を熟すためのきあいのタスキや、サポートしたあと後続をスムーズに場に出せるだっしゅつボタンが多い。
    対策はねこだまし、あるいはダブルウイングやトリプルアクセルなどの複数回攻撃を行う技。

  • イエッサン♀
    サイコフィールドによるいたずらごころ+先制技対策とこのゆびとまれ、トリックルームによりトリルPTへの採用率が非常に高い。
    それ以外にも豊富な変化技を備えており、ふういんでトリルPTを対策する側に回ることも。
    さらに禁止伝説戦ではミライドンゴリランダーからフィールドを奪って弱体化させることも可能。
    対策としてはメンタルハーブ持ちは少ないので上を取っての非いたずらごころでのちょうはつが有効。
    このゆびとまれ+隣のポケモンでトリックルームの動きに関しては、範囲攻撃でまとめて削るのが手っ取り早い。

  • サーフゴー
    耐性面も優秀で専用特性おうごんのからだでほぼ全ての変化技を無効化できる。
    さらにおんみつマントやじこさいせいと組み合わせられると耐久・サポート型のポケモンが動きづらくなる。
    サーフゴー自身もでんじはやトリック、両壁、おきみやげなど起点作りに適した技を持ち、一方的に場作りを済まされないよう要警戒。
    対策はかたやぶり特性持ちのポケモンや、高火力のアタッカーで一気に沈めるなど。

  • ブリジュラス
    耐性面から様々な味方と相性が良く、同複合の中で物理受けに優秀な特性じきゅうりょくを持ち、汎用性が高い。
    両刀だけで無く搦め手の技も多く、どの型で攻めてくるか判別できない。
    特防が低いため特殊アタッカーで攻めるのも手だががんじょうとミラーコートで反撃される点に注意。

  • ママンボウ
    クイックターンの習得以来、急激に採用率を伸ばしている受けサイクルパーツの一角。
    非常に堅牢な物理耐久と高HPからのねがいごとサポート、クイックターンで後攻交代しつつ自身の消耗は特性さいせいりょくで回復できるなど要素のかみ合わせが優秀であり、あらゆるパーティでクッション役をこなせる汎用性を備える。
    特殊耐久は並程度だが、この手のポケモンとしては珍しくとつげきチョッキのフルアタ型も存在し、ちょうはつでの対策が難しいばかりでなくミラーコートを仕掛けてくる危険もある。
    同じくさいせいりょくを持つホウオウとの組み合わせではクルクルと交代され続けるだけでみるみる体力が回復し、ジリ貧になることもザラ。
    ただしママンボウ本人の火力はまったくないと言ってよいため、ねっとう・うずしお対策に有効なみがわりを置いてしまえば対処はだいぶ楽になる。
    特殊電気・草ポケモンならそのまま起点にしてしまうのも手。
    また、水無効特性のポケモンならクイックターンで逃げられることなく後出しできる。

  • バンギラス
    砂嵐下での特殊耐久が最大の長所。チョッキも合わせれば2倍弱点程度は特殊攻撃でも耐えられる。
    攻撃性能もそれなりにある上、はたきおとすにワイドブレイカー、でんじは、ステルスロック、ほえるといったサポート技も使える。
    レギュHでは天敵のあまごい化身トルネロス連撃ウーラオスが不在なことに注意。
    多弱点なので物理技で弱点を突ければ楽。マッハパンチならスカーフ型にも対応。

  • モロバレル
    高い耐久で高火力の攻撃も受け止め、キノコのほうしで起点を作ってくる。
    その上こうごうせいや特性にさいせいりょくもある為、一撃で仕留められないとしぶとくサイクルを回してくる。
    ダブルではかふんだんごやいかりのこなでの味方支援も行える他、非常に低い素早さを活かしたトリックルーム対策も担当可能。
    対策としてはくさテラスタルやぼうじんゴーグルでキノコのほうしを無効化するのが手っ取り早い。
    ちょうはつも有効だが10%前後ほど存在するメンタルハーブ持ちには注意。イカサマやかふんだんごでの粘りにも警戒。

  • コジョンド
    高いASとかくとう由来の豊富な補助技が武器の高速ポケモン。
    特にダブルトップメタのガオガエンに対して非常に強く、いかくとひるみを両方無効化しつつインファイトを叩きこむことができる。
    さらにワイドガードで相手に単体攻撃技の選択を強要してくる為、じしんなどの全体攻撃持ちは窮屈な立ち回りを要求される。
    タスキ持ちが大半の為連続攻撃が有効な他、ひるみ無効を無視してねこだまし+攻撃技で叩くだけでもあっさり処理が通る事もある。

  • オニゴーリ
    言わずと知れたムラっけによるハメ戦術。
    レギュHでは対策が容易な天敵のトップメタウーラオステツノイワオが使用できない。
    連続攻撃技・音技やすりぬけなどで対処しないと、詰む可能性が大きい。
    さらにテラスタルで対策されやすくなっているため、要対策ポケモン。

  • イッカネズミ
    フレンドガードによる味方の耐久上昇・サポーターとしての多数の変化技を習得する。
    オニゴーリグライオン対策などのネズミざん+テクニシャンによるアタッカー型にも注意。
    トップメタの禁止級含む伝説・パラドックスが参加できないレギュHでは要警戒。

  • ガチグマ(アカツキ)
    しんがんによってゴーストタイプを突破可能な性能と高火力専用技のブラッドムーンを中心とした技範囲を持つ。
    こだわりアイテムを押し付けてブラッドムーンを使う隙を封じたい。

  • グライオン
    ポイズンヒール+まもる+みがわりの無限戦術。対抗策がないと詰む危険性が高い。
    裏をかいた起点作りのアタッカー型で攻めてくることも。
    禁止級などのトップメタが参加不可のデフレ環境のレギュHでは要警戒。

  • コノヨザル
    味方の連続技+ふんどのこぶしで即大火力。
    ミミッキュやタスキ・頑丈対策などの連続技持ちが多くなる本環境で警戒は必須。
    裏をかいてスカーフいのちがけで一体確実に持って行く型も。
    まけんきでいかくに強い。

  • ニンフィア
    ハバタクカミが不在のレギュHでは貴重なフェアリーアタッカー。
    高火力、命中安定、ダブルでは敵全体攻撃のスキンハイパーボイスが脅威。
    ブイズ由来の豊富な補助技も備えており、自前で起点を作ってめいそうを積む事も可能。
    今作ではマジカルフレイムを没収されている為はがねでの受けが楽になっているが、不一致テラバで抵抗してくる可能性にも警戒したい。

  • サザンドラ
    優秀な耐性と等倍範囲が広い一致技が武器の600族。
    特に自身より遅いポケモンに対するプレッシャーが高く、あくのはどうでのひるみゲーやりゅうせいぐんでのワンパンを狙われる。
    過去作では種族値がデフレしている環境での活躍が目立つ為、デフレ環境のレギュHでは要警戒。

  • ドーブル
    火力は皆無だがほぼ全ての技を使用可能。
    キノコのほうしやねばねばネットでの起点作成、タスキからのミラコカウンターがむしゃらなどあらゆる型が存在。
    加えてダブルでは伝説戦に多い全体攻撃技対策のワイドガードや、草タイプも引き寄せられるこのゆびとまれも注意が必要。
    手動へんしんでトップメタなどのポケモンを実質二体にする荒業も。
    実用的な攻撃技はがむしゃら程度なのでちょうはつが非常に有効。或いはタスキを貫通できる連続技で攻めるのも手。

[1] 001〜375、388~392
[2] 001〜196
[3] 001〜235